TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>15.よりよい学校生活、集団生活の充実
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中学生の時期には、学年が上がるにつれて、学校生活に慣れ、集団の一員としての自覚が次第に高まってきます。また、学級、学校、地域社会などの様々な集団の中で互いに深く関わり合い、相互に理解を深めることで、人間的な成長を遂げる時期です。一方、自我意識が高まる中で、自己の思いを先行させてしまったり、集団への強い所属感や一体感を求めるあまり、排他的になってしまったりすることもあります。
そこで、指導に当たっては、まず、学校のよさや校風等を取り上げ、学級や学校の一員であることの自覚を促すことが必要です。さらに、自らの所属する集団の目的や意義を理解するとともに、集団の在り方について多面的・多角的に考えられるようにすることも大切になります。
例えば、体育祭や文化祭といった学校行事などを通して、利己心や狭い仲間意識を乗り越え、協力し合って自らの役割と責任を果たし、集団生活をよりよくしようとする態度を育てることが期待できます。その際、生徒一人一人が集団の中で個性を失わずに、それぞれが伸び伸びと自らのよさを発揮できるような集団の在り方を考えられるように場面を設定することも必要です。
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