TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>16.郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>16.郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
中学生の時期には、ともすれば、自分が自分一人の力で成長し生きていると考えがちです。しかし、実際には家族やこれまで社会に尽力した先人や高齢者など、多くの人に自分が支えられて生きています。このことを理解し、それらの人々への尊敬と感謝の気持ちを深めることは、この時期において極めて大切なことです。
指導に当たっては、郷土や地域を愛し、自ら進んで関わり、郷土のために何ができるかを考え、郷土の発展に貢献しようという意識を高めることが重要です。
しかし、多くの地域で、地域の人々と交流したり、協力して何かを成し遂げたりする機会が減ってきています。そこで、地域の方に郷土の伝統文化を尊重し郷土を愛する思いを語ってもらうことや、郷土について調べたことや地域の行事への参加体験等に基づいた話合いを通して、郷土への理解を深め、郷土を愛しその発展に貢献しようとする意欲が高まるように指導していくことが必要となります。そこでは、地域社会に尽くし自己の人生を大切にして生きてきた先人や高齢者などへの尊敬と感謝の気持ちを育むよう指導の工夫に努めることも大切です。
<関連ページ>