TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>17.我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度
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中学生の時期には、日本の国土や歴史に対する理解が深まり、伝統と文化に対しても一層関心をもつようになります。そのため、我が国固有の優れた伝統と文化などの価値を継承し、新たな文化を創造していこうとする態度、国を愛する心と国家の発展に寄与しようとする態度を育成することが大切となります。
そこで、指導に当たっては、まず、我が国の発展に尽くし優れた伝統と文化を育んできた先人たちの努力とその精神をたどり、そのよさを理解して継承することが求められます。それらとともに、新たな文化を創造してその発展に寄与していく責務があることを自覚し、国家及び社会の形成者として、そこに努めていこうとする意欲や態度を育てる必要があります。その際、どの時代に生きた人間もすでにある伝統や文化の中に身を置き、そこでの先人たちとの対話を通して新たな伝統や文化を創造してきたことを押さえる必要があります。
なお、その際、国を愛することは、偏狭で排他的な自国賛美ではなく、国際社会と向き合うことが求められている我が国の一員としての自覚と責任をもって、国際貢献に努めようとする態度につながっている点に留意する必要があります。
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