TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>18.国際理解、国際貢献
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中学生の時期には、他教科等の学習も進み、世界の様々な国への興味・関心が高まります。また、多くの知識、情報、技術をすぐに手に入れられるようになり、世界の国々と様々な形で関わりを体験する機会も増えます。そのため、世界の人々と関わり、異文化について深く理解したいという気持ちが強くなります。
そこで、指導に当たっては、他国にも日本と同じように、その国の伝統に裏打ちされたよさがあるため、例えば、国旗や国歌など相互に尊重すべきことなどを学習する中で、それぞれの国の国民が、その国独自の伝統や文化に誇りをもっていることなどを理解させることが大切になります。その際、他国の人々や異文化に対する理解と尊敬の念を重視するとともに、様々な文化のもつ多様性の尊重や、異なる価値観をもつ人々との共生などについても考えを深める必要があります。今後ますますグローバル化が進む現代において、広く世界の諸情勢に関心をもち、国際社会で生きる能力を身に付けることはこれまで以上に重要になってきます。
さらに、世界の平和と人類の発展に貢献するという理想を抱き、その理想の実現に努めようとする意欲や態度を育んでいくことが求められます。その際、国によってものの感じ方や考え方などが違っても、どの国の人々も同じ人間として尊重し合い、差別や偏見をもたずに公正、公平に接するということが必要になります。
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