≪8≫防火管理 セミナー動画
新宿歌舞伎町のビル火災・・・
2001年(平成13年) 死者44名
出火原因は放火。ビル内の避難経路確保が不十分であったため、逃げ遅れによって多数の
死者を出した。
宝塚カラオケ『ビート』火災・・・
2007年(平成19年) 死者3名・負傷者5名
アルバイト女性が忙しさのあまり天ぷら油から目を離し自然発火させ死者3名、負傷者5名に被害を与えた事件。女性はアルバイトだが、禁固1年6ヶ月、損害賠償として約2億円の支払い命令。
個室ビデオ店『キャッツ』火災・・・
2008年(平成20年) 死者16名・負傷者9名
利用客の放火により火災が発生。店員の避難誘導や消火活動がおこなわれず、火元の奥の部屋で被害者が集中した。また避難経路も荷物が置かれ、逃げにくい状態がみられた。
平成29年中の出火件数3万9,373件のうち、失火による火災は全体の70.5%であり、その多くは火気の取扱いの不注意や不始末から発生している。
出火原因別にみると、たばこが3,712件と最も多く、次いで放火が3,528件、こんろが3,032件となっている。
出典:平成30年版 消防白書
・大音響であること
室外の火災に気づかない、室外の騒動に気づきにくい。
・閉鎖空間であること
眠ってしまって、室外の火災に気がつきにくい。
・時間帯によって従業員が少ない
少ない従業員で火災に対応しきれない。
・密集構造であること
煙が充満しやすく、避難経路が断たれる。
〇厨房
・終業時の点検(火元・ガス栓)
・酸化熱
油かすが空気に触れて酸化したときに発熱する自然現象
・調理時に火をつけたまま持ち場を離れない
・フライヤーの火が消えているのを確認してから油を抜く
・電子レンジ内部の清掃
食材カスやコゲが付着した状態で加熱すると、マイクロ波が集中して発火する。
◆動画(酸化熱発火・電子レンジ発火)
●部屋
・退室後、即チェック(火の気確認)
・清掃・確認するところをはっきり決めておく
(例えば、未成年のお客さまなど、タバコの吸い殻を隠したりすることがあります。
ラック裏など、死角になるところを決めておくこと)
・店内の巡回とお客様の状況確認
(不審者や未成年の喫煙などの確認をおこなう)
●BR
店舗内喫煙のルール順守
コンセント火災(ほこりやコンセントの断線に注意)⇒トラッキング現象
(動画)トラッキング現象
消火器は、火災時の初期消火に使います。
初期消火とは、まだ出火して間もない段階で、火が小さいあいだに鎮火を目指す消火作業のことです。この初期消火には限界があります。
・出火から3分まで
・火が背丈程度まで
これを超える出火の場合は、消火器では消火することができません。
速やかにお客さまの避難誘導をおこなってください。
店舗には様々な防災設備があります。
店内の防災設備がどこにあるか、必ず確認してください。
(動画)消火栓の使い方
自動火災報知盤に火災信号が送られると同時に、
店内の音響システムを自動的に停止させる装置のことを「カットリレー」といいます。
誤報時にも作動するため、設置場所・操作方法を把握しておくこと。
・初期消火の限界を知る
・ガス、電気等の危険物の処理
・エレベーターを使用しない
※停電の可能性があり、閉じ込められる危険性がある
・館内の階段はできるだけ避ける
※停電になると暗くなり、避難者が殺到したときに将棋倒しになる危険性がある
・煙を吸い込まないように、姿勢を低くする
・口に濡れタオル、手ぬぐいなどをあて、煙を吸わないように注意、呼びかける。
(一酸化炭素中毒に注意する)
消防訓練は年2回実施します。
・ 3~4月
・ 10~11月
実施時期の理由・・・ 人の入れ替わり時期に実施し理解度を高めるため
店舗の防災設備の取り扱いや火災発生時の
対応などを身に付けておくことは大切です。
しかし、防火管理で一番大切なことは、
お客さま・従業員・自分の身の安全を
最優先することです。
消火活動など無理をせず身の安全を優先し
避難誘導をすること。