【日時】9月13日(土) 13:00~17:00
【実施】オンライン形式
【趣旨】
2024年7月31日、福岡県久留米市教育委員会は市内全教職員を対象に、久留米市人権・同和教育夏期講座を開催。講師は黒川みどりさん(静岡大学)。テーマは「近代社会における部落問題と今日の課題」。市教委は事前に受講者に講師作成資料をデータ送信したが、講師の了解も得ず、会場には持参しないように指示。これに抗議した黒川さんに対し、部落史をめぐる地名と「賤称語」や狭山事件が掲載されていることが理由だと説明。その後、市教委の説明は二転三転。黒川さんや、これに抗議した全国部落史研究会にも不誠実な対応に終止。私たちは、この問題を単に久留米市教委だけの問題ではなく、部落問題・部落史学習における地名や「賤称語」の取り扱い、ひいては部落問題認識が問われているとの危機感から、オンライン・シンポジウム「部落史をめぐる地名と「賤称語」について」を開催します。
【報告・テーマ】
朝治 武 (大阪人権博物館)
最近の部落史研究の成果に見る地名と「賤称語」の取り扱い
廣岡浄進 (大阪公立大学)
古地図における地名・賤称語の扱い
吉田 勉 (埼玉部落史研究会)
和歌山県立図書館の所蔵図書の「利用制限」問題について
黒川みどり (静岡大学名誉教授)
久留米市人権・同和教育夏期講座をめぐる教育委員会の対応
【司会】割石忠典(芸備近現代史研究会)
【進行】各報告30分×4=120分、質疑時間 各15分×4=60分
休憩 10分、全体質疑・情報交換 50分
【申込】9月6日(土)までに全国部落史研究会事務局の下記メール宛。
全国部落史研究会事務局 zenkokuburakushi@gmail.com
① こちらからURLをお送りします。名前と所属及びメールアドレスをお知らせください。
② 会員(個人・団体)、上記テーマに関心のある方。参加費は無料です。
③ 当日の入室は12時45分からとなります。
【サテライト会場】(2025年9月3日追記)
ご自宅に十分なインターネット環境がない方や、オンライン参加に不安のある方は、下記の2会場にご来場ください。なお、パソコン等の端末を持参していただく必要はありません。
・水平社博物館(定員6名)
http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/annai00.html
(事前にご相談いただければ幸いです)
・大阪公立大学梅田サテライト108教室(定員30名)
(大阪駅前第2ビル 6階)
https://www.omu.ac.jp/about/campus/umeda/
(事前連絡は不要です。)
主催 全国部落史研究会
会期 2025年8月2日(土)~3日(日)
会場 香春町町民センター町民ホール(〒822-1403 田川郡香春町大字高野 987-1 TEL 0947-32-8410)
資料代 ①大会2000円 ②フィールドワーク1000円(定員30名) ※①②ともに事前申込制、 1日のみ参加の場合も同額
主催 全国部落史研究会
後援 部落解放同盟福岡県連合会、福岡県人権・同和教育研究協議会、福岡県、福岡県教育委員会、香春町、香春町教育委員会
参加申込方法
1 参加申込書に必要事項をご記入の上、7月6日(日)までにメール、FAX(0745-64-2288)、郵送のいずれかでお申し込みください
2 大会参加費・フィールドワーク参加費は、当日受付でお支払いください。
3 懇親会と宿泊(源じいの森)は全国部落史研究会事務局より一括して予約します。なお、満員の場合の宿泊は各自でご予約ください。混雑が予想されますので、お早めにご検討ください。
お申込み及びお問い合わせ先
全国部落史研究会事務局(担当:駒井)
〒639-2244 奈良県御所市柏原235-2 水平社博物館 全国部落史研究会 事務局 宛
※大会に関するご質問、お問い合わせにつきましてはメール(zenkokuburakushi@gmail.com)でお願いします。
大会プログラム
第1日目 8月2日 (受付12時15分~)
12時45分~ 開会行事
13時15分~ 前近代報告 川本英紀さん(みやこ町教育委員会)「小倉藩の牢屋」
15時00分~ 近現代報告 関儀久さん(福岡県中学校教諭)「全九州水平社の創立と徹底的糾弾」
16時45分 終了(予定)
18時00分~ 懇親会と宿泊 源じいの森(定員30名、県外在住者に限定)
福岡県田川郡赤村赤6933-1 電話0947-62-2911
(平成筑豊鉄道田川線源じいの森駅徒歩3分、交通系ICカードは利用不可)
※懇親会は事前申込制です(懇親会と宿泊13,000円、懇親会のみ6,000円)
第2日目 8月3日 (受付 9時00分~)
9時30分 開会
9時35分~ 記念講演 竹森健二郎さん((公社)福岡県人権研究所会員)
「(公社)福岡県人権研究所の部落史研究の成果と課題」
12時00分 終了(予定)
フィールドワーク ※事前申込制。フィールドワークのみの参加はできません。
田川市石炭・歴史博物館の見学と講演
福岡県田川市大字伊田2734番地1
(JR日田彦山線田川伊田駅徒歩8分、交通系ICカードは利用不可)
14時00分 「筑豊の石炭産業と部落問題」
講師:森山沾一さん(福岡県立大学名誉教授)
16時00分 終了(予定)
会期 2024年10月12日(土)~13日(日)
会場 10月12日(土)山口市鋳銭司地域交流センター(山口市鋳銭司5675番地1 電話 083-986-2001)
10月13日(日)信光寺(山口市小郡下郷938-1)
資料代 ①大会2000円 ②フィールドワーク1000円(定員30名)
※①②ともに事前申込制、 1日のみ参加の場合も同額
主催 全国部落史研究会
後援 部落解放同盟山口県連合会、山口県人権・同和教育研究協議会、山口県、山口県教育委員会、山口市、山口市教育委員会
参加申込方法
1 参加申込書に必要事項をご記入の上、9月15日(日)までにメール、FAX(0745-64-2288)、郵送のいずれかでお申し込みください。
2 大会参加費・フィールドワーク参加費は、当日受付でお支払いください。
3 宿泊は各自でご予約ください。混雑が予想されますので、お早めにご検討ください。
お申込み及びお問い合わせ先
全国部落史研究会事務局(担当:駒井)
〒639-2244 奈良県御所市柏原235-2 水平社博物館 全国部落史研究会 事務局 宛
※ご質問、お問い合わせにつきましてはメール(zenkokuburakushi@gmail.com)でお願いします。
大会プログラム
第1日目 10月12日 (受付12時15分~)
12時45分~ 開会行事
13時15分~ 前近代報告 宮田伊津美さん(岩国徴古館 元館長)「岩国領の穢多の主任務―たとえて言えば機動隊―」
15時00分~ 近現代報告 割石忠典さん(芸備近現代史研究会会長)「戦後山口県の部落問題と行政施策の歴史―1945年から1969年―」
16時45分 終了(予定)
19時00分~ 懇親会( 黒船―旬鮮海山、山口市小郡明治2-11-15、新山口駅在来線側、徒歩3分、電話083-973-3008)
※懇親会は事前申込制です(参加費6000円)
第2日目 10月13日 (受付 9時00分~)
9時30分 開会
9時35分~ 記念講演 髙林公男さん(山口県人権・同和教育研究協議会委員長) 「融和主義者?河上正雄について」
12時00分 終了(予定)
フィールドワーク ※事前申込制。フィールドワークのみの参加はできません。
13時30分 「山口縣水平社の発祥の地」陶地域フィールドワーク
講師:髙林公男さん(山口県人権・同和教育研究協議会委員長)、中野光昭さん(山口市議会議員)
16時30分 終了(予定)
2024年度社会発信事業/第2回オンライン・シンポジウム
全国部落史研究会の個人会員・団体会員、シンポジウムのテーマに関心のある方が対象です。
日時 2024年9月14日(土)13:00~17:00 オンライン形式
主催 全国部落史研究会
参加費 無料
シンポジウムの趣旨
ご承知のとおり、被差別部落は地域社会に存在します。部落史研究が地域史研究の性格を有するのは当然です。第2回オンライン・シンポジウムでは、「部落史研究における地域とは?」をテーマに、あらためて、部落史研究が地域史研究の性格を有することの意味を問い直してみたいと考えています。また、地域史研究にとって重要なのは、単に事実だけを積み上げることでなく、一定の地域類型論に基づかないと、その意味が浮かび上がらないことも確かです。そこで、今回のシンポジウムでは、冒頭で地域類型論の報告をいただき、その後、九州・大坂・関東における地域部落史の取り組みを報告していただきます。
報告者・テーマ
小林丈広さん(同志社大学文学部)部落史における地域類型論について
塚本博和さん(福岡県人権研究所)福岡県古賀市における部落史史料の調査・研究活動(史資料プロジェクト)
田村賢一さん(部落解放同盟富田林支部)大阪の富田林における地域部落史研究の組織化
吉田勉さん(埼玉部落史研究会)東日本における部落コミュニティと埼玉県北部の地域部落史の試み
司会 中村久子さん(佐賀部落解放研究所)
参加申込方法
9月7日(土)までに、全国部落史研究会事務局(zenkokuburakushi@gmail.com)に、メールでお名前・所属及びメールアドレスをお知らせください。当日までに、参加用のURLをお送りします。
全国部落史研究会第17回総会をオンラインで開催いたします。会員の皆様には、事前に議案書とオンライン総会へのアクセス方法の案内を郵送いたします。
通信環境が整っていない場合など、オンラインでの参加ができない方については、水平社博物館(〒639-2244 奈良県御所市柏原235-2)を会場として提供いたします。
総会終了後、引き続きオンラインで記念講演を実施いたします。
ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
日時 2024年5月19日(日) 13時30分より
場所 Zoomを使用したオンライン方式 ※事前に郵送したオンライン総会へのアクセス方法をご参照ください。
総会(13:30~14:00)
2023年度事業報告、2023年度会計報告 監査報告
2024年度事業計画、2024年度予算(案)
2024年度役員体制(案)
4.記念講演(14:15~16:30) 講師:宮前千雅子さん 演題「融和運動と部落女性」(仮)
テーマ:部落史研究と学校教育
日時:2023年10月14日(土)13:00~17:00
参加費:無料
プログラム
13:00 全国部落史研究会朝治武代表あいさつ
13:10~ 報告1 部落史基礎講座〈佐賀版・全6回〉を開講して・・・中村久子(佐賀部落解放研究所事務局長)
13:40~ 報告2 入門/埼玉の部落史を学ぶ公開学習講座の取り組み
解放運動・同和教育・部落史の3つの現場を繋ぐ・・・吉田 勉(埼玉部落史研究会会長)
埼玉県内の教員意識調査から見えてきたもの・・・石川享介(埼玉県人権教育推進協議会会長)
14:30~ 報告3 水平社発祥の地を誇りに~系統ある部落問題学習~・・・岸本康孝(掖上小学校教員・御所市人権教育研究会)
15:00~ 報告4 生き方を考える部落史学習・・・山下隆章(全国部落史研究会運営委員)
~16:50 コメンテーターからの発言(調整中)、質疑応答
17:00 終了
司会 割石忠典(全国部落史研究会運営委員)
申し込み
参加を希望される場合は、10月7日(土)までに全国部落史研究会事務局にメール(zenkokuburakushi@gmail.com)でお申し込みください。お申し込みの際は、お名前とご所属およびZoomのURL送信先のメールアドレスをお知らせください。
全国部落史研究会会員および会員からの紹介者が対象です。参加費は無料です。
当日は、12時45分から入室できるように準備いたします。
本研究会からの郵便物(会誌等)が宛て先不明で戻ってくるケースが相次いでおります。
転居等による住所の変更・メールアドレスの変更は、事務局(zenkokuburakushi@gmail.com)にお知らせ下さい。
※フィールドワークは定員に達したため、受付を終了しました。
会期 2023年8月5日(土)~6日(日)
会 場 近江八幡市勤労者福祉センター (アクティ近江八幡) 多目的ホール (滋賀県近江八幡市鷹飼町4-4-5)
会期 2022年11月5日(土)~6日(日) 会場 奈良県産業会館 5階 大会議室
参加費 1000円(資料代)※事前申込制 ※参加費は当日受付でお支払い(おつりが出ないようお願いします)
主催 全国部落史研究会 後援 部落解放同盟奈良県連合会
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、中止または延期となる場合があります。
全国部落史研究会は、部落史研究にたずさわる立場から、史資料は基本的に公開されるべきだという原則を共有しつつ、それは同時に、部落差別を被る可能性に関わる当事者を不在化して進めるべきではないことにも留意したいと考えます。そして、研究者や研究機関ができること、すべきことを提起し、さらなる議論を呼びかけます。
研究紀要『部落史研究』は大会報告以外にも会員の皆さまより投稿論文の募集を行っております。また、各地での研究活動・成果などもお知らせいただきましたら、会員間での共有の方法を考えてまいりますので、よろしくお願いします。
全国部落史研究会総会・大会の予定を本年6月6日(土)~7日(日)に開催する予定であることをお知らせしておりましたが、現在の新型コロナウィルス(COVID-19)の感染の拡大状況から、延期するとの判断に至りました。現時点では今後の日程等は未定ですが、確定次第ご連絡申し上げます。
全国部落史研究会事務局(メールアドレス) zenkokuburakushi@gmail.com