著者 東海林 さだお
3.6 5つ星のうち 10 カスタマーレビュー
Downloadタコの丸かじりEbook ePub - 内容(「BOOK」データベースより) 激辛30倍カレーの辛さは?ネコ缶つてどんな味?「くさい飯」の献立ては?ああ、あれも食いたい、これも食いたい!最近、甘口のグルメ本ばかりだとお嘆きのあなたに贈る食文化、丸かじりの豪快な味。
以下は、タコの丸かじりで最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 東海林さだお先生が週刊朝日で連載中「あれも食いたい これも食いたい」を単行本化した第1巻!ここから「丸かじり」シリーズが始まった!なぜ、連載タイトルではなく「〜の丸かじり」というタイトルになったかは不明。のちに「冷やし中華」のツユダボダボで食す実験をしてかなりお気に召した先生が、この1巻では冷やし中華に対して冷ややかである。なぜ、「冷やし中華 始めました」の通達があるのに「やめました」の告知が無いのか、という所からインネンづけが始まり食べ方が分からないだの、具材は乗っけただけだのあまり悪い事を書かない印象のある東海林先生が、かなり悪口を言っている。食べタレに至っては、何を食べても『オイシイ!』としか言わない!どう美味しいか知りたいのだ!と激怒!挿絵に「バカ!死ね!」とまで書いているw色んな物にチャレンジする事も既に開始しており今巻では辛さ30倍カレーに、同行者を募って挑戦。まんまとヤラレているw長い連載のうちに、最初は嫌っていた食べ物をいつのまにか好きになっているという発見もできて、先生の好みの変遷も楽しめます。例えば、今巻では無いですが、豆入り大福を最初は「豆が入っている意味が分からん!」と完全否定していたのに、後日、この豆の含有率について細かく書き整然と豆が入っていない処が良いと、豆入り大福を奨励しているwそういう好みの変遷を楽しめるのも長期連載ならではです。是非、第1巻の、この本から順番に読み始めて下さい! 本作品は、週刊朝日に連載された東海林さだお画伯のエッセー集。週刊朝日で連載30年を迎える二頁見開きエッセー「あれも食いたい、これも食いたい!」をまとめた「丸かじり」シリーズの第1巻。kindle 版の発売で、初めてこの作品を手にするリーダーに激しくおすすめします。円熟期のエッセーに比べると、筆勢が半端ではないことに気が付きます。その勢いは、あたかも椎名誠と仲間達がビーチで宴会をしているかのようです。 食文化の評論の立場を巧妙に避けながら、軽妙な語りと味のあるイラストの強力タッグに毎頁にんまり。冒頭の一編では、バラエティー番組の食べ物タレントのボキャブラリーの貧困への憤慨が東海林氏をして、この長寿連載に向かわせた初期衝動であったことがわかります。 本作品「タコの丸かじり」は昭和62年の1月から9月に連載された作品。この時期日銀の公定歩合は最低の2.5%、バブル経済の助走期間でした。世相を表すトピックも「デパートの大食堂衰退」に関する一編や、当時に産まれた「回転寿司の飲食心得」など、一昔前の日本を象徴する歴史的資料として価値を見いだすことができます。 肝心の食べ物に関する描写についても一級品であり、長期海外赴任者には禁書として認定した方が良いでしょう。個人的には、巻末の「立ち食いそば評論」が白眉。 Tags:タコの丸かじりPDFダウンロードタコの丸かじりPDFタコの丸かじりのePubタコの丸かじりダウンロードタコの丸かじりオーディオブックタコの丸かじりダウンロードブックタコの丸かじり発売日タコの丸かじり試し読みタコの丸かじりネタバレタコの丸かじりamazonタコの丸かじりdownloadタコの丸かじりkindle