和名はフクロユキノシタ
1科1属1種という非常に浪漫溢れる食虫植物。
分布もオーストラリアの南西沿岸部のみ。
小さくコロコロとしたピッチャーが何とも愛らしいことから近年人気が出ているとか。
ピッチャー内には消化液が溜まっており、落ちた昆虫を消化吸収する。
25℃で捕虫葉、15℃で平面葉のみを形成することが判明している(Fukushima et al., 2017)。https://www.nature.com/articles/s41559-016-0059
当方では、ペットボトルを鉢代わりに使っている。
用土は鹿沼土:パーライト:ピートモスを適当に混合したものかミズゴケ単用。
夏の間は午前中のみ少し遮光して日光に当てるようにしている。
それ以外は午前中のみ直射日光+植物育成灯。
朝と夕方に霧吹きで水を与える。
ヘリアンフォラの水槽に同居させることが多いが、セファロタスは結構丈夫なので、様々な環境で試行錯誤中。共通して言えるのは暑さには弱い(特に根回り)。
25℃を維持して捕虫葉を付けさせ続けたいが、休眠させた方が寿命が延びたりするのだろうか。
根伏せや葉挿しで簡単に殖えるが、湿度は高めにすることと暑い時期にはやらない方がよい。
2018.5.14撮影
2018.7.24撮影