チャンパサック市は、片側をメコン川、もう一方を稲田に挟まれて連なる村の集まりである。市からワット・プーの聖山があるチャンパサック山地は近い。
メコン川に沿った二本の道の南方面(ワット・プー方面)には、20世紀初頭の植民地風の家屋複数を見ることができる。人目を惹く木造の家屋で、現在はレーリチ基金が管理しており、19世紀ラオス伝統的建築物の好例となっている。
チャンパサック王族の家二軒は、これも南方向ロータリーを通り過ぎた道沿いにあり、いまだに王族の子孫たちの所有物である。
(チャンパサック王族の家 「CHAORATSADANAY 1926」と銘あり)
さらにいくつかの伝統的な木造家屋が、垂れ布や木材の装飾によって、地方独特な建築の外観を与えている。ワット・プーに向かう道路には非常に多くの仏寺がある。
ワット・トンは複数の銘を保管してきた僧院であり、最後の王チャンパサック・チャオ・ラッサダナイ(1946没)を含むチャンパサック貴族の墓所である。
同じく南方向のメコン河沿いにあるシソウマン[Sisoumang] では、大きな仏像が二本の木(18世紀もしくは19世紀)のあいだに安置され、明るい色に塗られてメコンの流れを見つめている。
(シソウマンの仏像)