Global Biodiversity: Indicators of Recent Declines

Post date: Jun 15, 2010 7:25:57 AM

この論文では、国際的な生物の多様性と近年における衰退の尺度について記載されていた。この論文においては、研究者たちは、様々な観点(海の栄養指数・地球上の緑地面積・外来種に対する地球規模の政策等々)から過去30年(1970年からのデータをグラフにした)の結果を統計的に解釈して、生物の多様性の衰退について考察していた。具体的な結果は、生体状況は悪化し、生体状況に影響を及ぼす圧力は増大していた。それを近年、地球規模で植林をするなどして、食い止めようとしていることも分かった。

この論文において私は、少なからず著者(研究者)の主観が書かれているとも思ったが、実際に地球の状態は危機的とも言え、人類はそれに対する何かしらの対策を立てなくてはいけないとも思った。論文の締めの言葉も「たとえ少しの成功でも、対策を続けていくことで種の多様性の減少が食い止められ持続可能な発展を遂げていくのではないか」となっており、これからも環境に対する配慮を続けていく必要性が我々にはあるということは自明であると思った。