Development and Disintegration of Maya Political Systems in Response to Climate Change

Post date: Jan 25, 2013 3:22:37 AM

マヤ文明(A.D.300-1000)の発展に関してではなく、崩壊に関して焦点が当てられていた。当時の気候変動について解析することで歴史を見直している。雨が多く降れば人口は増すのに対し、干ばつが続けば人口は減少する。やがてマヤ文明が終わりを迎えたのも、干ばつや、干ばつのせいで不足する水資源を求めた争いのせいで人口が減少したためだと考えられる。当時にどの程度の雨が降ったかは、湖の堆積物や洞窟の石筍に含まれる酸素の量を調べれば知ることが可能なのである。遥か昔におけるわずかな痕跡も見逃すことがない科学的調査によって、今私たちが知っている歴史が見直される日が訪れるかもしれない。

上田

(豊泉代理投稿)