CUPS
であとはMac側でプリンタの登録。IPPプリンタとして登録するのですが、LeopardではこのPPDファイルではきちんと動きません。ログをみてみると下記の所を呼び出しているところで止まってしまいます。(この現象はTigerでは起きませんでした。)
WindowsとMacのプリントサーバ
プリンタはCANNONのPixus550iを使う。
プロトコルはIPPを使う、今までWindowsはSambaのプリント。MacはNetatalkのPrintCapで実現していたが、IPPを使うとどっちも入らない。CUPSだけでOK(Macからの印刷はプリンタのCUPSドライバも必要)。
必要なもの
Windows:CUPSとWindows側にプリンタドライバ。
Macintosh:CUPSとLinux側にプリンタドライバ,Mac側にはPPDファイル。
ドライバはキャノン本家ページではrpmファイルのみの公開であるがきちんとパッケージにしてくれている人がいる。古いプリンタなので自分で何とかしなくてはいけないはずなのに・・・・感謝です。ファイルはこちらのページ
apt lineに以下を追加
# Canon Pixus drivers
deb http://mambo.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~takushi/debian ./
あとはaptitude updateして
# aptitude install libcnbj-2.2 bjfilter-2.2 pstocanonbj
でさくっとインストール・・・のはずでしたが、エラーが(^_^;)
以下のパッケージには満たされていない依存関係があります:
pstocanonbj: 依存: libcupsys2-gnutls10 (>= 1.1.23-1)[仮想パッケージです
lennyにはlibcupsys2-gnutls10のパッケージがありません。あちこちググって調べてみたら同じ現象で困っている人がいました。解決には一次的にetchのmainをapt lineに追加しないといけないようです。
# Canon Pixus drivers
deb http://mambo.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~takushi/debian ./
deb http://ftp.debian.org/debian etch main
で
# aptitude install libcnbj-2.2 bjfilter-2.2 pstocanonbj
でOK
CUPSへのプリンタの登録
ウェブインターフェースをもちいて行う。アドレスは http://hostname:631でアクセス。設定にはルートパスワードが必要になります。登録の仕方や設定の詳しいことはググってくだされ・・・・。バージョンが上がってマニュアル無しでもなんとなく登録できるようになりました。
Windowsからの印刷用としてRawプリンタとして登録
Macからの印刷用としてCUPSプリンタとして登録。こっちのプリンタはテスト印刷が出来るのできちんと登録されているかテストしておく。
Mac側でlennyにつながったプリンタの登録
これにはPPDファイルが必要になる。ファイルのありかは
/etc/cups/ppdにCUPSにプリンタ登録したときに登録プリンタ名.ppdとなったファイルがあるはず。
このファイルの改行コードをMac用に変換して、Macのハードディスクの任意の場所にコピー。私はルートのLibraty/printers/Canonにコピーしました。
改行コードの変更
nkf -Lm 登録プリンタ名.ppd > 登録プリンタ名Mac.ppd
なので、その部分を削除してみるとうまく印刷できています。
30行目の部分を削除する
diff PIXUS550i.ppd.org PIXUS550i.ppd
30d29
< *cupsFilter: "application/vnd.cups-postscript 0 pstocanonbj"
WindowsでLennyにつながったプリンタの登録
IPPプリンタとして登録
http://host名:631/printars/Raw・printer名