文字と発音

パイグ語の文字は幾度と変えられてきたが、現代では新理字書写体から分岐した「パイグ文字」と、燐帝字音系の表意文字を混ぜて用いる。表意文字を使うことは僅かなので、ここではパイグ文字について述べる。

発音

字形、発音、転写は上の通りである。なお異音として、z [ts]も認められている。

声調

パイグ語には三種類の声調がある。

変声は音高を変えるが、変え方は自由である。

表記

表記の際はこれらの字母を図のように組合わせ、一音節を一字で表記する。初子音の右に母音を置き、母音が複数の場合は上から下に向かって並べるその下か右に末子音がある場合は置き、声調符号は任意の位置につける。