文法略説
音韻
音節構造
頭子音-母音-末子音の構造を取る。
頭子音 ∅[∅] p[p] b[b] m[m] c[s] x[ɕ~ʃ~ʂ] z[t͡s~t͡ɕ~t͡ʃ ] t[t] d[d] n[n] l[ɾ~l] k[k] j[j] w[w~v]
母音 a[a] e[e] i[i] u[u] o[o~ɔ] ai[ai~eː] au[au~oː]
末子音 ∅[∅] p[p] m[m] c[c] t[t] n[n] l[ɾ~l] k[k]
品詞
用言 外延性のある作用を示す。述語となる。
体言 事物の名称を表す。主語または客語となる。
形容詞 他の名詞を修飾する。
助詞 他の詞を補助する。
助動詞 動詞を補助し、特別な意味を添える。
感投詞 話者の感情を示す。
用言
語幹 luc (使う)
自動詞 e luc
他動詞 lucit
修飾形 lucleti
*e (~である)は語幹のみで変化しない特殊な例である。
体言
語形変化を持たない。
代名詞
mi 一人称。話し手自身を示す。
co 二人称。話の受け手を示す。
ka 近称。話者に近い人や物を指す。
ci 遠称。話者から遠い人や物を指す。
助詞
jo 目的語を示す。(~を、~に、~で など)
pi 副詞節を作る。(~なので、~だが、~したら など)
leti 修飾関係を表示する。 (~の~)
助動詞
前置助動詞
動詞の前に置く助動詞。
nip 否定を表す。(~ない)
cene 可能を表す。 (~できる)
celene 願望を表す。 (~したい)
後置助動詞
動詞の後に置く助動詞。
tude 離れ行く動作を示す。
kije 接近する動作を示す。
間投詞
文末間投詞
lucu 完了を表す。
nat 非完了を表す。
cila 強調を表す。
a 語気を整える。
文の基本構造
東島通商語の文法は語順に依存している。
主語 - 述語- 客語
この構造が文の基本となる。
客語を取ることができる
例:mi e alec-xalija.(私はアレス・シャリヤだ。)
例:mi penit icic.(私はドアを開く。)
例:icic e pen.(ドアが開く。)