エイズウィルスは怖くない~感染に関する誤解

正確にはエイズウィルスというものはありません。

エイズの原因になるウィルスは、HIVと呼びます。

HIVは非常に弱いウィルスです

HIVは感染力がとても弱いウイルスで空気や水に触れれば、感染力を失います。

そのため、日常生活で感染することはありません。

HIVは身体の外に一度出ると生命力も弱く、感染力も直ぐに低下します。

  • HIVは空気に弱い
  • HIVは水に弱い
  • HIVは熱に弱い
  • HIVは消毒に弱い
  • また、一度に多量のHIVが無いと感染しない

HIVウィルスがたくさん入っているのは、人間の血液と精液だけです。

日常生活で体液や血液が少量附着しても、感染力の非常に弱いHIVの感染はありません。

血液感染なら、B型やC型肝炎のウィルスの方が、よほど、感染力が強いです。

いずれにしても、本来、人の体には免疫機能があり、悪影響を及ぼす”外部からの侵入者”を排除しようとします。

免疫力には、個人差があり、日ごろからの食生活や生活スタイルも免疫力に作用します。

空気感染、接触感染、飛沫(ひまつ)感染はしません

空気感染

~インフルエンザの方がはるかに感染力が強いです。

接触感染

~疥癬(ダニ)の方が、恐ろしいです。

飛沫(ひまつ)感染

~ノロウィルスの方が、圧倒的に感染します。

  • 空気中に浮遊しているわけではないので、エイズ患者の息を吸ってもうつりません
  • エイズ患者に人工呼吸をしてもうつりません
  • 一緒にお風呂に入って、身体を洗いあってもうつりません
  • フレンチキスも全然OKです
  • ヒビ・アカギレ・小さな傷程度の皮膚ならば、抱き合い、触りあってもうつることはありません
  • ディープキスでも、口腔内に傷や出血が無く、唾液の交換のみならば、うつりません
  • 同じトイレに入っても、問題ありません。知らないうちに尿や便が傷の無い皮膚に付着しても、うつりません
  • エイズ患者が作った料理を食べても、心配要りません

HIVの感染媒体は、あくまで、「血液」「精液」「膣分泌液」「母乳(母子感染の場合)」になります。

HIVの感染は、あくまで、『性行為』『輸血・注射器のまわしうち』『母子』によります。

日常生活での誤解~感染しません

・握手をしたり体に触れる

・人工呼吸

・同じ皿の料理を食べたり、ジュースの回し飲み

・同じ箸を使ったり、ストローを使う

・同じ空気を吸う

・せきやくしゃみを吸い込む

・吊り革、手すり、ドアノブ

・同じトイレを使う

・一緒にシャワーを浴びる

・同じタオルを使う

・同じ、ブラシやかみそりを使う

性行為等での誤解~感染しません

・軽いキス

・体と体の触れ合いやマッサージ

・体内に挿入するタイプの性具を共用せずに使用

・精液や腟分泌液を伴わないパートナーによるマスターベーション

・一緒に入浴したりシャワーを浴びたりする

・傷のない肌への便や尿の付着

~口腔内に傷が無い場合

・ディープキス

・フェラチオ:男性器への口腔性交で射精が無い場合

・クンニリングス:女性器への口腔性交

・リミング:肛門への口腔性交や舌の挿入

・手指を腟や肛門へ入れる

・体内に挿入するタイプの性具(バイブレーター等)を消毒して共用

それでも、心配な人へのHIVの消毒方法