エイズ発症データ~2011年(平成23年)

2011年のHIV感染者とAIDS発症者

HIV感染者は1,056名

AIDS発症者は473名

合計は1,529 件で、昨年より減少し、過去3 位。(一日あたり約4.2 件の新規報告)

過去の最高は、平成20 年で、

HIV感染者1,126 名

AIDS患者431 名

合計1,557 件

HIV感染者と感染経路

○ 同性間性的接触によるものが722 件(全HIV感染者報告数の約68%)

○ 異性間性的接触によるものが206 件(全HIV感染者報告数の約20%)

○ 静注薬物によるものが12 件(うち、その他に計上されているものが8 件)

○ 母子感染によるものが1件

○ 年齢別では、特に20~30 代に多い

AIDS患者と感染経路

○ 同性間性的接触によるものが262 件(全AIDS患者報告数の約55%)

○ 異性間性的接触によるものが124 件(全AIDS患者報告数の約26%)

○ 静注薬物によるものが1件

○ 年齢別では、30 代に多い

MSM:男性間で性行為を行うケースがやはり比重を占める

新規HIV感染者及び新規AIDS患者の報告は、日本国籍男性で、同性間性的接触を感染経路

とするものが引き続き、多数を占めている。

地域別の統計

HIV感染者及びAIDS患者ともに、東京都及び近畿では減少又は横ばいであるが、東京を除く関東・甲信越、東海、九州などでは増加傾向がみられた。

HIV感染者:東京都及び近畿で(約69%)

AIDS患者:東京都及び近畿で(約59%)