ST理論 12: 懸案の図です、CP対称性の破れが生じた原因の図です、銀河の生い立ちに関係する壮大な話になりそうなので・・・ついに、第12章です、

Post date: Nov 3, 2010 12:00:47 PM

● 約一ヶ月のあいだ、悩みました、電荷リングについてです、前章との関わりも深いので重複する部分は触れずに進みます、電荷リングは基本的にはおおよそ3分割です、銀河フラッシュとよく似た現瞬間フィルターの1/3が陽電子を代表とする反物質に割り当て、残りの2/3を私たちの世界に割り当てます、そしてその残りの世界の2/3を、さらに半分に分け、1/3は反物質と反応しガンマ線から黒体輻射などの光の世界になり、次の1/3が私たちや銀河系の物質の世界に割り当てられている、

● 本章では新たにもう一回転を持ち込み、ダークエナジーとダークマターに割り当てます、私たち側の最初の一回転とダークサイドの一回転にそれほどの違いはありません、以前、ダークサイドは量子正4面体のキラリティーと述べました、この関係を、K殻上の電子のペアになぞらえます、ここから複雑な話になりますが、私が罠に嵌らないよう警戒して進みます、電荷リングを形成する量子正4面体の円周上の2極をフェルミ粒子と捉えます、これらの前置きのもとで次の力作ページを御覧ください、

●スピンとパウリの排他原理

引用は省略します、

● いかがでしょう、このページの中の、上向きスピンの電子が私たちサイドで、下向きスピンがダークサイドの回転にしようと考えています、不安が少しあります、スピンの自転とK殻軌道での公転の話がまぜこぜになるのではないかと、とにかく、前に進んでみます、

● これから描こうとする一連の図は、第5章のパターン2の図に描かれた電荷リングが中心になります、そして、私自身電子の軌道、とくにK殻と混同した状況が多々あろうかと思いますが、銀河系の外縁の姿に近い電荷リングと私の体内で元気に動き回る電子にそれほど違いはないと考えています、

● 次に、第8章での電磁デュアル・リング、中央に描かれた電荷リングの図です、

● CP対称性の破れを意識しながら電荷リングを+と-サイドに約1:2で分割した図です、前章で触れた約3分割になる図です、

● 電子軌道のK殻軌道を意識して、追加されたダークサイドの回転を加えました、これで約3分割だった電荷リングが約6分割になります、他のペアリングが6極のヘリカルコア状になるのと関係があります、さて、理由はつかめないのですが、アップした図が鮮明にならないのは私の描画技術の未熟さと笑い流してください、

● 上記8の字の図をある大きな仮想の紙面に描いたとします、

● 右側のページを折り曲げて左側のページに重ねます、そして、右側のダークサイドの図が紙面を透過して重ねて見えたとします、区別が付きやすいように右側のダークサイドの円をデフォルメし小さく描きます、

● とりあえず、この仕組みが電子のスピン1/2の基本形です、上図の右側に実線と点線が交差しているのを見逃さないでください、有名な2回転で元の姿が見えるという仕組みです、現在の科学の力ではダークサイドを見ることはできないので、紙面を透過できるものとしました、また、基本形と呼んだのはメビウスの輪やさらに次元を上げたクラインの壷の反転性を組み込んでいるからです、さて、ここからは仮想の紙面の図に入ります、

● 実を申しますと、仮想の紙面が現瞬間フィルターのひとこまに相当します、ですから、過去から未来へ無数のページが、今もめくられていると考えています(銀河フラッシュなど)、次の話題は、この折り曲げられた仮想の紙面は私たちやハッブル望遠鏡が見る通常の方向が一つと、背面から見る方向の2つの方向があります、背面からの方はダークサイドが主役になり、私たちの世界が隠されたというか見にくくなる関係にあります、この2つの方向というのは大切な考え方で、大きく構えると、過去と未来の時間の矢と関係してきます、これから先は温度時間軸に再登場願い、アニメのページをめくるような現瞬間フィルターの話をします、

● 過去、現瞬間フィルター、未来へと時間の流れとページ(現瞬間フィルター)を描いてみました、青矢印の未知の方向を見つけるのが難関でした、

● さて、この青矢印の方向ですが、私たちの世界とは反対方向に時間が流れる、以前話しましたが、昇温空間でエントロピー縮小の方向とでも呼びましょうか、あの太陽アルヴェーン波のエリアも該当します、さらに、C面を中心に見ることになるので、ダークサイドから見る方向(私たちの世界が見えるかどうかは定かではありません)とも関係します、キラリティ(鏡面対称性)にまつわる現象にも機会があれば触れたいと考えています、

● いかがでしょうか、6極のエンジンの種明かしもできたし、ダークサイド解明へのヒントも掲載できました、まだまだ量子正4面体に纏わる話は尽きないのですが、書きながら皆さんも疑問に思うだろうなぁ、こう思いながら、とくに、回転の方向についてはいまだ詳しく話していません、回転に関してはアバカス・リングがその象徴ですから、今後も話してゆこうと考えています、いい忘れて気になっているのは、6極のヘリカルコア状のリングが高速回転すると内側に存在するものをジェットのように吹き飛ばす力が生じます、そして、その力だけではなく、高速回転が真空をひずませます、この仕組みに宇宙の力の源(物理学では今のところ4つの力)であると考えています、

● そろそろヒッグス粒子のニュースが待ち遠しいですね、これまで描いてきたデュアルリングが原子核内にまでつながっている仕組みについてもう少し掘り下げようと思っています、ヒッグスリングと重力デュアル・リングとの関係ですね、銀河ロジスティクスや正4面体重合で何度か取り上げたのですが、いよいよ質量の本丸に向かってみようと考えている今日この頃です、

● 本日中にどうしてもやらなくてはと思い、ブラックサイドビュー、BSV(Black Side View)を追記しました、ホーキング博士が最近、宇宙のどこにも神の居場所はない、これと似た発言をされたと憶えています、私は唯物論者でこれまであまり神様には敬意を払ってこなかったのですが、除ききれない事実があります、せいぜい最近の人類が見通せるエリアはティトム天球内部である、人類を生み出した銀河はその全てを包含している、遺伝子の機構を含めて、さらに、大変なことに気が付きました、時間のメカニズムを追求するうち、ダークマターやダークエナジーは私たちの明るい世界の補償をしていることに気が付きました、どういうことかというと、私たちの因果律、現瞬間フィルターの厳密さは、例えばグリーンランドの地球最古の岩盤など、数十億年間電子がリフレッシュされ続けたことです、私たちの明るい世界、以前は結晶界と呼びましたが、ダークサイドの黒子が支えてくれていたことに思いを巡らせています、たぶん、最近の文献にもありましたがダークサイドは希薄だけど温度は高いようです、このへんの話題は、次章からの構成に関係してくるので、ゆっくりと話したいと考えています、しばらくの間、ダークサイドビューとブラックサイドビューを混同して使用するかもしれません、同じと考えてください、

● 今後追求する義務があると感じてますが、ブラックサイドビューから私たちの世界を見通せたら、たぶん、皆さんの体の周りにもダークマターが取り巻いている、そんなイメージを抱いています、無くてもよさそうなC、D面をどうしても省けません、量子と名付けた時からの宿命でしょうか、本章にて気合を入れて作図してみたら、思いのほか収穫が多くて持て余し気味です、今後の展開を楽しみにしてください、本日は週なかなのでこれくらいにします、

● 大きなテーマが落ち着いたので、しばらくはどうしても取り上げたかったことのお話をします、ランダムに飛びますが悪しからず、ブラックサイドビュー方向の望遠鏡を覗くのははかない夢として、現瞬間フィルターの仕組みを考えているうち、銀河ロジスティクスについての考えが深まりました、私たちの銀河系を取り上げますが、端的に言って太陽のような恒星が一つの細胞ユニットを形成しているのではないかと感じることです、細胞は原形質膜を通して必要な物質を取り込み代謝をしています、どうも太陽圏エリアでも外部恒星やその中心のブラックホールとエネルギーや物質の交換をしているようなのです、ダークマターやダークエナジーの姿が見えてくるとその辺りの実相が浮かび上がると考えます、このような考え方になったのは、私たちの物質世界とダークサイドは天秤の両サイドのようにバランスを保ち、交互に物質とダークマターを交換している姿です、今のところ、太陽圏が細胞だとするとダークサイドは血液の循環の役割を受け持っているようなのです、銀河系を生命体のように例えるのは行き過ぎかとも感じるのですが、どうしても抜けないトゲとして私の心に引っかかっているのは、太陽系の中で埃(ほこり)のような地球が形を保ち生命が進化し続けたのは偶然とは考えにくいのです、かといって一足飛びに必然のストーリーを展開するわけにも行かないし・・・・

● 気を取り直して、次の記事を紹介します、

地球中心部の物質を突き止める -内核と同じ超高圧高温環境で実験(/10/10/14)

<大学院理工学研究科 教授 広瀬 敬>

【研究成果】

SPring-8の高輝度X線を用いて、377万気圧・5700Kまでの実験を行い、金属鉄の結晶構造変化を調べた。その結果、内核に相当する超高圧高温下では、六方最密充填構造と呼ばれる、稠密な構造が安定であることが明らかになった(図3の状態図を参照)。また、内核にて観測される強い地震学的異方性(地震波速度や減衰率が伝播方向によって大きく異なること)を説明するには、六方最密充填構造のc 軸(図1左に示した結晶構造中の黄色いボックスの縦の辺)が地球の回転軸に平行になるように、個々の鉄の結晶が配列している必要があることがわかった。

● あ、そうそう、このこともお話ししないといけませんね、基本的に原子間の構造を決めるのは電子と考えていて、正8面体(体心立方に関係)に関連付けられて電子が軌道を埋めてゆきました、立方体は、本稿では正6面体と呼びますが、2種類の正4面体を頂点で共有しながら包含しています、上図をよく見ながら考えていただきたいのですが、体心立方のほうは正4面体に直接は関係しない位置というか、2種類の正4面体の中心に位置する場所に原子が配置され、原子と頂点を対応させるティトム理論では無理な構図になります、そうは言いながら、鉄原子が六方と体心の関係を相互に変化させられるという研究成果には驚きました、以前、鉄原子核の内部構造の図を掲載したことがあるので、本研究の六方および体心の関係が原子核内部との関係でどのように考えたらよいのか、しばらく時間をいただき考えてみます、

● 以前、ティトム理論で、六方最密充填はダイヤモンド構造で、3つの球の上にもう一つが乗っかる正4面体構造と話しました、一方、体心立方構造は4つの球の上にもう一つの球が乗るピラミッド構造と述べました、双方の空間内での充填率にたいした違いがないことも重要なポイントでした、さて、私はこの六方と体心立方の関係を重要視してまして、原子核のエントロピーの増大と縮小の関係になっていると考えています、例えば、上記の記事の地球内核は発熱部分と考えられ、私たちの地表でのエントロピー増大の方向とは逆の関係にあるのではないかと考えています、このように、地球内部でさえエントロピーの方向を通じて時間の流れ方に変化があるとすれば、銀河系全体では時間の矢のまだら模様があり、これらが入り乱れて銀河系生命体論になる根拠と考えています、

● これで二つのつっかえてた話ができました、新たな気づきとして、六方最密充填は量子正4面体構造と共通した場面が多く、六方最密充填状の存在は私たちの宇宙で何か特別な存在、というか時空の中で特別な経路を有しているような、不思議な現象に出会う場面が多く、重合のペアとして体心立方の正6面体と正8面体のペア(電子構造と対応させました)との関係などは、今後も積極的に取り上げようと考えています、これも以前話しましたが、最後の重合のペアとして、正12面体と正20面体の存在も忘れないで下さい、こちらは主に原子核内部で中性子と陽子、また、3つ組元素のクォークにまで、原子核の魔法数を用いて説明したことがあります、これも今思い出しました、正4面体の三角形を中心に、四角形(正6面体)、五角形(正12面体)は原子核内部に、三角形の正8面体と正20面体は原子核外の電子に割り当てたのも思い出しました、

● これくらいで第12章をクローズしようと思います、銀河生命体論の展開を続けるには多少勇気がいるかな、こんな感じです、ヘリオポーズ (Heliopause)は太陽圏の境界面のことだそうですが、私には細胞の境界を保つ細胞膜に見えてしまいます、銀河系を例えると、ひとことで繭玉、銀河衝突などはアメーバの細胞分裂による増殖に似ていると感じています、さらに、この膜をエネルギーや物質が通過する仕組みは磁束軸のSTSメカニズムだろうと考えています、もちろん当然のこととして、光子重力軸(光や重力として)、電荷軸(銀河フラッシュや正4面体重合による銀河ロジスティクスなど)、温度時間軸(超新星爆発などの影響を受ける)も通過しています、忘れてはならないのは、銀河の中心のブラックホールは吸い込むだけの重力源ではないという点です、ティト無理論では銀河の中心には何者かまだ分かりませんが超回転体、一応、アバカス・リングと名前をつけましたが、また、この回転体から太陽や地球は回転のおすそ分けを受けて動きつづけていると考えます、重力を始めとした4つの力は回転による真空のひずみで発生すると考えるに至りました、

● また、本日第1章から読みづらかった部分を校正しました、本ページのソフトの運用にも慣れてきたので、しかし、掲載日付が今日になってしまったみたいですね、私としては残念なことですが、掲載サイクルもご覧いただけたらと考えていましたので、記憶を辿りますが、たぶん本稿の掲載初日は2009年の仕事納め頃でしょうか、本日で約一年が過ぎようとしているのですね、