原寸の美学

Post date: Dec 26, 2012 7:40:37 AM

3、4次元に開放された次元を、

絵画という2次元に返すための研鑽をまとめたもの。

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原寸の美学

3、4次元の表現行為から、次元を変換し、2次元の平面絵画にたどりつく過程を

私の表現の柱である トレース から説明したプレゼンテーション。

島州一の平面絵画のつくり方

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第二の島州一の開放

モドキレーションの歴史は今から40余年前の「カルピス人間」より始まる。その頃はリトグラフを10年ほど続け、モチーフに企業の商標を使っていた。その中の一つがカルピスの商標で、コンピューター時代の現代から云えばアイコンである。そのアイコンの扮装を展覧会場でしたのが、モドキレーションと後に名付ける表現行為の最初である。

それまでは、「作家になりたい」というこだわりで凝り固まっていた私は、自分の意識に捕らわれていたが、私が作品になることにより、会場に来る人々が私を直接作品として観てくれることでコミュニケーションがとれ、自分が社会に開放されたことを強く感じた。

アップデートされた私は、それ以後現代社会の中で魚が水を得た如く、作家活動ができるようになった。

1900年代の終り近くに長野に居を移した私は、自分とこの地とのアイデンティフィケーションに苦しみ、表現の途を模索していたが、コンピューターに出会ってから世界が変り、私とこの地での関係を示すアイコン探しが始まった。

先ず、私の枕元である浅間山。とその周辺を漂う私のシャツ。浅間山とシャツのイメージが合体して、浅間山を描く意識でシャツを描くようになった。

それは40年前の現実を表示するためにカルピスの商標を選んだのと同じ行為である、と気が付いた。

私自身がアイコン化することで浅間山がシャツになり、シャツをトレースすることでこの現実のうえに立つことが出来た。第二の島 州一の開放である。

2011年1月27日

島 州一

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