島州一展開催のお知らせ
Post date: Mar 17, 2013 6:36:29 AM
浅間山麓に住んで始めた"Tracing-Shirt"シリーズ(2007~)の発表です。
今回は、双ギャラリーとRed & Blue Galleryの2カ所にて開催。
2011年3.11の衝撃から生まれた"Tracing-Shirt with the Milky Way" トレーシングシャツの上の黒いネクタイを宮沢賢治の銀河鉄道とリンクさせ、3.11への鎮魂を込めた作品群が双ギャラリーにて。又、開廊記念展として、R&B Galleryにはトレーシングシャツの上に浅間山に生きている象徴としての庭の葉を描き込んだカラフルなシャツが並びます。
島州一展「銀河鉄道77」
会期 2013年4月5日(金)~4月28日(日)
※金、土、日曜日のみオープン
会場 双ギャラリー
184-0003 小金井市緑町2-14-35
電話 042-382-5338
開廊記念 島州一展
会期 2013年4月9日(火)~4月27日(土)
※日、月曜日休廊
会場 RED AND BLUE GALLERY
104-0041 中央区新富1-5-5
トーア新富マンション102
電話 03-6280-5287
mail kaku@redandblue.jp
島州一展のカタログに掲載された評論
本江 邦夫(もとえ くにお、1948年9月25日 - )は、日本の美術史学者、多摩美術大学教授。
愛媛県松山市生まれ。東京で小学校入学、中学2年の夏まで札幌と小樽で過ごす。1976年東京大学人文系大学院修士課程西洋美術史専攻修了。同年秋より東京国立近代美術館勤務。1981年マチス、1983年ピカソ、1987年ゴーギャン、1989年ルドン、1994年木村忠太などの回顧展を手がける一方、1984年「メタファーとシンボル」、1990年手塚治虫、1992年「形象のはざまに」、1993年黒田アキ、1995年辰野登恵子などの現代的な企画に関与、1998年多摩美術大学共通教育学科教授。2001年府中市美術館館長を兼任。2004年『オディロン・ルドン』で芸術選奨新人賞受賞。
Wikipediaより
「真正なモダニスト」文中の
"それは第11回にして最後の版画ビエンナーレの出品作ー床に敷かれた格子状の大きな版画の上に、たしか漏斗を使って砂をぶちまけたものからもよく分かる。
このどこが版画なのか、展覧会の担当者として作品を集荷に伺った折の自身の困惑または狼狽を、私はまだ昨日のことのように覚えている。"
ここで落ちた西瓜の説明をしよう。
シルクスクリーンのパロディでスクリーンの孔よりインクを紙の上に落す替わりに、
西瓜を地上に落したり、ジョウゴの一つの穴より砂を、地上の西瓜の落ちた位置に重ねて置いた。
シルクスクリーン印刷のメカニズムの同義的表現の強調。
西瓜と砂がインクでジョウゴが版の意味である。
落ちた西瓜 行為の説明▶ 5F屋上より、西瓜を地上に落し、その状況を撮影、シルクスクリーンでタイルに刷り、床に並べ、その上にジョウゴで砂を1mの高さより落下させ、その頂きにジョウゴを刺す。