著者 池田 晶子
4.9 5つ星のうち 35 カスタマーレビュー
ダウンロード 41歳からの哲学kindle - メディア掲載レビューほか 41歳からの哲学 「週刊新潮」での連載「死に方上手」を収録した1冊。中心テーマは「死」である。戦争、自殺、ネット心中など、時事問題、身近な話題を基に、「なぜ人は死を恐れるか」「死は現実にはあり得ない」「死ぬ時は1人である」といったことを考察する。 人間は自殺する唯一の生物である。これは、人間が「観念としての死」を持つからだという。生きている限り、人間にとっての死は現実にはあり得ず、すべて観念である。死が観念であるために、自分の思いのために死ぬ、殉じて死ぬという行動が出てくる。自殺する人は、死ねば楽になるという一念で実行するが、死んで楽になる保証など、どこにもないと説明する。 著者の人生観、死生観も盛り込みながら、易しい言葉で哲学を論じる。 (日経ビジネス 2004/08/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容(「BOOK」データベースより) この世の身近な出来事を深くやさしく考えた、大人のための哲学エッセイ。 内容(「MARC」データベースより) 「なぜ人は死を恐れるか」「バカの壁を突破する」「悲しみを恐れて愛することを控えるか」など…。この世の身近な出来事をやさしく考えた、大人のための哲学エッセイ。『週刊新潮』連載の「死に方上手」を単行本化。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 池田/晶子 1960年東京生まれ。文筆家。慶応大学文学部哲学科卒業。専門用語を使わず、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、41歳からの哲学で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 本書は、テーマを「死に方」ということで始めたが、内容は人間の事象全般に広がったという。いつものように、身近な話題から哲学へ。特に、命というものは、おそろしく不思議、自分が人生を生きているのではなく、その何かがこの自分を生きているといったものであるという。これこそ、仏教の一切は仏性の現れという一切衆生、悉有仏性である。また、池田さんは私とは何かを常に議論されるが、仏道とは自己を学ぶことという道元禅師の言葉が思い起こされる。私とは誰でもない、すべてであるというが、考えていくことで到達する地点は同じということだろうか。「正法眼蔵」は800年続いているが、池田さんの書物も後世に残っていくと思う。 自分で考えることの大切さを教えてくれる本。目から鱗の意見が満載です。 Tags:41歳からの哲学PDFダウンロード41歳からの哲学PDF41歳からの哲学のePub41歳からの哲学ダウンロード41歳からの哲学オーディオブック41歳からの哲学ダウンロードブック41歳からの哲学発売日41歳からの哲学試し読み41歳からの哲学ネタバレ41歳からの哲学amazon41歳からの哲学download41歳からの哲学kindle