たとえば、雑誌記事を整理したい場合、(いまにも破れそうな)歴史資料を整理したい場合は、写真撮影をすると便利です。
もちろん、カメラを手で持って撮影をしてもそれなりの写真は撮れると思いますが、キレイに撮影したい場合は、以下のような道具を使うとよいでしょう。
写真撮影する場合
カメラスタンド LPL FL-202(カメラ用の三脚、ライトでも代用可)→便利です
カメラ Canon Kiss X7
カメラリモコン(ブレ防止と作業の効率化のため)
カメラのバッテリー(作業量が多い場合はバッテリーは1日持ちませんので複数準備)
ノートパソコン(カメラとつないで、直接データを保存したり、撮影ボタンを押す)
外付けHDD(写真データの容量が大きいので、パソコンに収まりきらない場合に)
ダイレクトにPDF化したい場合
スタンドスキャナもよいかもしれません(ex 富士通 スキャナー ScanSnap SV600)
ノートパソコン(カメラとつないで、直接データを保存したり、撮影ボタンを押す)
外付けHDD(写真データの容量が大きいので、パソコンに収まりきらない場合に)
付箋によるメモ
雑誌名、ページなどを書いた付箋やメモも一緒に撮影しましょう
ファイル名や撮影時間情報に頼ったファイル整理が意外と難しいので。
撮影しなおしする場合、非常に多くの撮影をしている場合、複数台のカメラ・パソコンを利用している場合は、撮影した写真ファイル名や撮影時間情報がうまく整理されません。
撮影資料のデータベース化の作業
個人資料を個人ごとに整理しエクセルに入力する
セルを統合しない
ソート機能を使ってデータ入力・修正をしていく
統計分析をする場合は、さらにSPSSデータなど統計ソフトに対応したデータに
データを確認するのに
ipadなどのタブレットがあると便利です。もちろんパソコンでもOK。
参考文献
相澤真一・小山裕・鄭佳月,2013,「社会調査データの復元と計量歴史社会学の可能性――労働調査資料(1945-1961)の復元を事例として――」 『ソシオロゴス』