20160330

投稿日: 2016/03/30 6:07:24

東大産科の織田先生、稲葉先生との共同研究がOncotargetに受理されました。結論としては、卵巣がんの1種の細胞株ではMEK阻害剤とPI3K/mTOR阻害剤の併用が良く効くことを示したというものです。

私たちはERKとS6Kの活性をFRETイメージングで測定し、それぞれの値のANDモデルで分子標的薬の効果をうまく表現できること、それぞれの経路の細胞増殖、細胞死に対する影響を定量的に示しました。このモデルは結構面白いと思っています。ともあれ臨床の先生たちと共同研究できて、普段は知りえない臨床の情報を教えていただきとても勉強になりました。