心理臨床家の学びをサポートする認知行動療法の勉強会
心理臨床家の学びをサポートする認知行動療法の勉強会
試験とその先を見据えて
日時:2018年8月5日(日曜)10:00~18:00(開場9:00)
会費:5,000円(大学院生4,000円 一部参加3,000円)
公認心理師試験に向けた研修会を開催することとなりました。詳細については、こちらからご確認ください。
参加希望の方はご一報ください。すでにメンバーとなっている方は、直接会場にお越しいただいて構いません。
2018年6月24日に、平成30年度第2回の勉強会を行いました。今回は事例検討とロールプレイを行いました。
2018年5月27日に、平成30年度第1回の勉強会を行いました。今回はマインドフルネスについてのお話をしました。
「行動分析学を使ってみよう」というテーマで、コラムを書きました。
2017年9月29日~10月1日に行われた日本認知・行動療法学会第43回大会の参加記を書きました。
当会は2010年に広島大学の有志が集まり発足しました。2016年から活動範囲を拡大し、おもに中国・四国地方を対象とした研修会を企画するようになりました。認知行動療法についての理解を深めるだけでなく、基本的な対話の進め方、アセスメントしながらの情報収集の仕方など、さまざまな技術の向上についても、学びの対象としております。
代表 佐藤裕樹
「事例検討・文献研究」と「ロールプレイング」の2つの学習スタイルを交互に行っていくことで、認知行動療法の知識を広げるだけでなく、アセスメント・介入に必要なコミュニケーション技術の向上が見込めます。勉強会に2回参加すると、知識と実践技術をバランスよく学んでいくことができます。
THとして行ったアセスメント・介入をまとめることは、臨床技術を向上させる上で、欠かせない作業です。また症状について文献にあたることは、エビデンスに基づいた介入を行っていく上で重要となります。労力はかかりますが、知見を広げたり、アセスメント・介入の妥当性を検討する上では、良い機会となるでしょう。
書籍・論文のまとめだけの発表でも構いません。自主的にまとめていく作業のなかに、多くの発見が潜んでいるものです。
50分発表+30分ディスカッション+10分まとめ
40分発表+40分ディスカッション+10分まとめ
ディスカッションは参加者に応じて、いくつかのグループに分けます。グループの方が意見が出やすいからです。最後の10分で各グループの意見を発表者にフィードバックして頂きます。
認知行動療法は、基本的にクライアントとの会話を中心に進められていきます。つまり、情報収集・アセスメント・介入をする上では、面接技術の習得が必須となります。面接技術を高めていく方法として、準備が手軽で、かつもっとも効果的と思われるものがロールプレイです。リアルタイムで、フィードバックを受けられるのが、ロールプレイの最大の利点と言えます。
上記は いずれもメリット・デメリットがありますが、CL役として様々な会話の流れを体験できることは、共通のメリットと言えます。初学者ほど、CL役を経験することで、新たな発見がたくさんあるでしょう。
ロールプレイ20分+ディスカッション10分+ビデオフィードバック20分
TH役は20分の中で、情報収集・アセスメント・介入を行っていきます。うまく20分の中で収めようとするより、できるだけ話を展開させて、展開した話をまとめていくようにすると、面接の形に収まりやすいと思います。
一般財団法人 淳風会 メンタルサポートセンター
臨床心理士
広島大学大学院 教育学研究科 博士課程後期
臨床心理士