投稿日: Apr 25, 2014 3:19:22 PM
急に暑くなってきた今日この頃、ひさしぶりの更新です。
さて、前の投稿でLet It Go にハマっているとかいたんですが、今度(ピアノで)演奏することになりました。
ということで、楽譜を探したんですがなかなか見つからない...まったく困ったものです。
結局、オーケストラ仕様の楽譜をそのままピアノ用に書き換えたものを元に、自分で作ることにしました。
ピアノ用ならそのままでいいじゃないかと思うかもしれません。しかしオーケストラ仕様そのままなんです。
オクターブを軽く超えた和音がたくさん出てくるわけです。(例えば10度の和音とか)
さらに今回はオーボエとのデュオなので、それも考えないといけません。
楽譜の書き換えは、手書きはしんどいのでパソコンでやってます。パソコンだと印刷もしやすく音源まで作れちゃったりするので便利です。
一昨日は没頭しすぎてリンゴジュースを楽譜にこぼしてしまいました。楽譜はびしょびしょです。(もう乾きましたが。)
さて、今日は「音」についてお話したいと思います。
音は音楽の大切な要素です。音なくして音楽は成り立ちません。
音は振動の種類によって、純音、楽音、噪音の3つの種類に分けることができます。
純音とは音叉の音のように単振動のみによる音で、倍音を含みません。普通の楽器からは出ない音です。
楽音とは規則性のある振動による音で、いくつもの倍音を含みます。人間の声をはじめ、メロディーを奏でることのできる楽器から出る音です。
噪音とは物がぶつかったりこわれたり、手をたたいたりした時の音で、規則性がなく、音のなる時間が瞬間的で知覚しづらいものなどです。ピアノ、木琴、ティンパニーなどが打たれた瞬間にまず発するのは打撃による噪音です。声の子音もこれに含まれます。
純音と楽音には倍音を含む含まないという違いがあるのですが、倍音とはいったい何なのでしょうか?
弦楽器や管楽器を演奏していて出したい音がでたとします。その時、じつは出ている音は1音だけではないのです。
出したい音が出ている時、その音の整数倍の振動数の音が自然に発生しているのです。たとえば100Hzの音が出ている時、
200,300,400,500••••••••Hzの音も出ているということです。倍音はその音の音質の決め手です。
ざっくりとですが、音についての理解は深まったでしょうか?
耳を澄まして倍音を聞いてみてください。聞こえると、案外おもしろいものですよ。