め組の大吾

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週刊少年サンデー連載 全20巻

新米消防士朝比奈大悟が数々の消火活動、救助活動を経て成長していく物語です。

物語の流れが凄く上手で物語にどんどん引き込まれていきます。１巻ではまだ失敗も多かった主人公が段々と才能を開花させ段々と大きな災害に出動していくのですが、この漫画はその段々の部分が非常にうまく出来ていて、一つ一つの災害の関連性が薄いにもかかわらず読んでいて気持ちが途切れることがありません。また、災害の合間合間に「なぜ自分はこんな危険なことをしているのか？」という葛藤が入り、それに対する主人公の考えが事件を通して変化していく過程も同様にうまく描かれていてまるで始めから２０巻で終わらせるのを計画していたかのようです。

２０巻で一つの物語としてよくまとまっているので長い話を読みたい人にお勧めしたい漫画です。