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松本 悠貴(Yuki Matsumoto Ph.D.)のWebサイトです。
「遺伝 」と「動物と人の関わり」に興味があります。
NEWS(2024/12/8 更新)
【2024.12.8 論文3報出版】
国立遺伝学研究所、かずさDNA研究所、香港中文大学、宮崎大学、麻布大学と共同で行ったネコゲノムの詳細解読に関する論文が出版されました!日経バイオテク、大学ジャーナル、朝日新聞社など多数のメディアで報道されました。苦節6年、ようやく出版できて良かったです。
大阪公立大学やときわバイオ株式会社などとともに進めていた、ネコのiPS細胞の樹立に関する論文が出版されました!再生医療への応用が期待されます。iPS細胞の樹立に必要なネコの遺伝子配列については、上記の詳細解読を行ったネコのゲノム情報が使用されました!
北海道大学大学、KDDIとともに進めていたイヌの血液におけるメチル化の状態に品種差があることを示した論文が出版されました!
【2024.4.14 論文2報出版、研究費獲得、その他】
ニホンオオカミとイヌのゲノム解析から、イヌは東アジアのオオカミに最も近いことを示した論文がNture Communicationsにて出版されました。総合研究大学院大学の先生方との共同研究です。
ネコにおいて、新しく生じた遺伝的変異が筋ジストロフィーの発症させたという研究が、米国獣医内科学の専門誌Journal of Veterinary Internal Medicineにて出版されました。北海道大学の先生方との共同研究です。
日本猫の起源、ヤマネコ類の遺伝解析にて文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)に採択いただけました。一層の研究の発展を目指します。
同じく、技術開発的なテーマで、ヤマネコ類の遺伝解析にて環境省の総合推進費に採択いただけました。ヤマネコの保全のための技術開発を進めたいと思います。
私たちの日本猫の研究に関して、朝日新聞、読売新聞、月刊ジュニアエラさんで取り上げていただきました。
北海道大学大学院獣医学研究院にて院生向けの講義をしました。初の英語の講義でプレッシャーがすごかったでしたが、学生の方々からの質問も多く、私もとても勉強になりました。
【2024.1.3 セミナー登壇】
1月 20日(土)13:00- 1月21日(日)12:30 コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会 第 4回研究会 を企画しました。今回で4回目ですが、今回も多くの素晴らしい方々にお話しをいただけます。ペットのゲノム研究に興味のある方はぜひご参加ください。私は日本猫の起源に関する研究を発表します。
1月16日 (火) 19:00〜21:00 生命情報科学若手の会 第10回 セミナー 生命情報系の若手に向けたセミナーでペットの遺伝研究の最近の状況や企業研究職、アカデミア研究職の話についてもお話します。
【2023.12.24 論文6報が出版されました】
私たちのグループが主導して行っていた、犬の致死性の遺伝性疾患である変性性脊髄症(DM)の研究がGenome Biology and Evolution誌にて出版されました。犬のDMは、SOD1という遺伝子にある変異が関与しています。この研究では、この変異に対する大規模な遺伝子検査により、疾患のリスク変異が近年になって減少したことを示しました。
そのほか、北海道大学の山崎先生と進めていたDNAメチル化によるリンパ腫の予後予測手法の開発、東京大学の前田先生らと進めていたネコの腎疾患の新規関連変異の探索、アニコムの古橋先生らと進めていたがんの代謝に関与する新しいパスウェイの発見、東大の富安先生らと進めていた組織球肉腫の分子メカニズムの解明、筑波大学の菅澤先生らと進めていたミトコンドリアDNAの高効率な遺伝子配列決定、といったさまざまな獣医学研究の成果を出版できました。
【2023.5.5 論文2報が出版されました】
日本獣医生命科学大学の鈴木先生らとともに研究していた、ネコの心疾患に関する遺伝子解析について、PLOS ONEにて論文が出版されました。こちらは私が初めてラストオーサーかつ責任著者になった論文になりました。
京都大学の村山先生、帝京科学大学の今野先生らとともに研究していた、麻薬探知犬の行動に関する遺伝解析結果がScientific Reportsにて出版されました。こちらは研究を始めてから4年ほど、初めての投稿から2年強かかり、かなり長丁場でしたが、最終的にはSciRepに発表できてよかったです。
【2023.3.30 国際学会参加】
IMGC2023で柴犬のゲノム解析でポスター発表をしました。元ラボの関係者やいろんな知り合いと久しぶりに会えて懐かしかったです。学会自体もとても勉強になりました。
【2023.2.24 監修した雑誌の発売】
2023/2/25に発刊予定の「生物の科学 遺伝」でネコの特集「ネコのズーロジー」の企画、監修をさせていただきました。豪華メンバーによる素晴らしい記事はもちろん、巻頭グラビアページは私が撮影した動物園のネコたちの写真も併せてぜひご確認いただければと思います!amazonはこちら。一時は「遺伝子・分子生物学」、「遺伝学・遺伝子工学」分野で売り上げ1位でした!
【2023.2.24 日本獣医内科学アカデミーの予定】
2023年2月17日(金)~3月21日までオンラインで開催される日本獣医内科学アカデミーで、日本獣医生命科学大学との共同研究1件、東京大学との共同研究1件、北海道大学との共同研究2件の発表に共同発表者として参加予定です。
【2023.1.28 三毛猫プロジェクト】
【2022.11.12 研究会の予定】
2022/12/04に「第3回コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会」を開催予定です。今年も豪華な演者の方をお招きし、活発な討論ができればと思います。詳細はこちらへ。
【2022.9.8 獣医学会での市民公開講演会での講演】
第165回日本獣医学会学術集会がオンラインで開催され、私は市民公開講座「動物と人のウェルビーイングな未来へ」で発表させていただきました。これまでの研究歴で最も長い講演でしたが、100人以上の方に聞いていただいてとても良い機会をいただきました。関係者のみなさま、ありがとうございました。
【2022.8.21 一般向け雑誌「遺伝」での出版】
私が監修させていただいた「生物の科学 遺伝」の犬の特集号「遺伝情報から見たイヌの世界」が発売されました!この雑誌は学生の頃から読んでいて、当時読んでいた記事を書かれていた先生から紹介いただき、実現しました。アマゾンでも購入可能ですのでよろしければぜひご覧ください!
【2022.4.1 麻布大学 データサイエンスセンターに着任しました】
麻布大学のデータサイエンスセンターに特任准教授として着任しました。週に1日はセンターの方の業務としてデータ分析の指導を含む教育研究を進めていきます。
【2022.3.19 ツシマヤマネコの人工授精に関する取り組みが論文として公開されました】
よこはま動物園ズーラシアの東野先生らのツシマヤマネコの人工授精に関する論文が公開されました。私は遺伝解析の方で父子判定の担当をさせていただきました。ズーラシアのプレス記事にも取り上げられています。素晴らしい研究に参加させていただいて嬉しい限りです。
【2022.3.1 新聞掲載・一般向け雑誌での出版】
猫の遺伝子に関する研究が、朝日新聞と国立科学博物館の一般向けの雑誌、ミルシルから出版されました。ミルシルでは、東大の宮崎先生や上智大の齊藤先生、北九州市立自然史博物館の伊澤先生など素晴らしい先生方と一緒に載せていただけて嬉しい限りです。Amazonでも購入できるようになるのでご興味があればぜひ!
【2021.11.27 研究会開催】
イヌとネコのゲノム、生命科学系の研究会「第2回コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会」を開催します。昨年に引き続き豪華メンバーです。登録はこちらから→https://forms.gle/oFns2vTKtUGeuA378
【2021.11.1 非常勤講師に着任】
麻布大学データサイエンスセンターで非常勤講師に着任しました。
【2021.8.16 学会参加】
今秋は下記3学会、計4演題で発表予定です。今年も完全オンラインで残念ですが、情報収集できるのが楽しみです。
・日本獣医学会 第164回日本獣医学会学術集会 医療保険情報を用いた柴犬の皮膚疾患に関わる遺伝子の探索
・日本哺乳類学会 2021年度大会
ワークショップ「日本のネコ研究最前線」 ゲノムから見た日本ネコの特徴
イエネコの高精度な参照ゲノム配列AnAms1.0の構築
・日本遺伝学会 第93回大会 CanFam_JSB1.0:高品質なシバイヌの参照ゲノム配列の構築
【2021.4.1 科研費採択】
公的な科学研究費である2021年度 新学術領域研究(研究領域提案型)にて、「比較ゲノム解析からたどる日本猫の起源」という研究課題で採択されました。引き続きネコのゲノム研究を進めていきます。また、共同研究者の方から分担で誘っていただいていた研究費も採択されたようで嬉しい限りです!
【2021.3.1 学会・研究会・セミナーでの発表の予定】
・第2回ヤポネシアゲノムくにうみミーティングにて、シバイヌの参照ゲノム配列の構築について発表します。
・第128回大会日本畜産学会(オンライン)にて、赤司らがNGSによるイヌの多型情報解析を、大木らがネコの多型情報解析を、松本・石原でシバゲノムについて、3題発表します。
・3/31 イルミナオンラインセミナー「Advancing the Future of Genomics」にて、「コンパニオンアニマルのゲノム多様性とその獣医療への応用」というタイトルで発表します。他の先生方が大御所すぎてびっくりします....
【2020.12.13 マウスの行動と遺伝子発現解析についての論文が出版されました】
【2020.12.12 ゲノムと獣医療に関する研究会を開きました】
国立遺伝学研究所の中村保一教授とともに、犬猫のゲノムと獣医療に関する遺伝研研究会「コンパニオンアニマルのゲノム医療」を開きました。北は北海道、南は沖縄まで、全国各地の240名を超える先生方、学生の方々に参加いただきました。どのご講演も大変興味深いお話ばかりで、とても充実した会となりました。
【2020.11.25 ネコの集団遺伝解析の論文が公開されました】
日米の1000匹以上のネコの遺伝子を調べて、品種ごとの遺伝的な違いや近親交配の程度を調べた論文が米専門誌 Genomics に出版されました。論文は無料で公開しているので、ぜひご覧ください。
【2020.10.05 アート関係のクラウドファンディングはじめました】
「アートの世界を、もっと身近に。熱海でふらっと立ち寄れるアートスペースを作りたい」というクラウドファンディングはじめました。研究との関連は直接はないですが、アートと科学を繋ぐ足がかりになるものです!有名な芸術家の西野達さんとコラボさせてもらい、活動を開始しました。もしご興味があればご覧ください!→ 目標金額には到達しませんでしたが、たくさんのご支援をいただきました!ありがとうございました!
【2020.5.22 ネコの日にネコのプレスリリース】
ネコゲノムに関するbioRxivの論文が 公開されました。訳あってプレプリントの状態でプレスリリースとなりましたが、引き続き投稿論文に向けて準備していきます。ネコゲノムに関するDB(Cats-I, キャッツアイ )も公開されました。今後のネコのゲノム獣医療を盛り上げていきたいです。
【2020.4.1 分担研究の科研費採択 】
分担で誘っていただいていた、文部科学省の科学研究費(基盤研究A)の研究課題が採択されました。今後は代表の若手研究も進めつつ、論文化にむけて頑張ります。
【2020.1.11-15 アメリカのサンディエゴで学会発表】
Plant and Animal Genome XXVIII(2020年1月11日~15日)にてミニチュアダックスフンドの皮膚疾患に関するゲノム解析でポスター発表をしました。また、遺伝研の中村先生らと共同で、イエネコゲノムに関する発表も行いました。いろんな繋がりができ、とても有意義でした。
【2019.8.16 2019年末までの発表実績】
9月11-13日 第162回日本獣医学会学術集会 ランチョンセミナー
9月15-18日 日本哺乳類学会2019年度大会 ポスター発表
9月24-25日 ヤポネシアゲノム「くにうみミーティング」 口頭/ポスター発表
9月27日 石井陽子氏 写真展「鹿の惑星」 トークショー
11月6-9日 日本人類遺伝学会第64回大会 口頭発表
11月20日 東京大学 第13回 応用動物科学セミナー 口頭発表(講義)
11月27-29日 DNA多型学会 第28回学術集会 ポスター発表/キャリアパスセミナー講演
【2019.5.29 スイスのBerm で学会発表】
10th Conference on Canine and Feline Genetics and Genomics 2019(2019年5月25日~29日)にて猫の近交度と遺伝構造に関してポスター発表をしました。いろんな繋がりができ、とても有意義でした。
【2019.4.27 論文発表】
私が筆頭著者兼責任著者の、外来シカ類と在来ニホンジカの交雑に関する論文(Evaluation of introgressive hybridization among Cervidae in Japan's Kinki District via two novel genetic markers developed from public NGS data)が、Ecology and Evolution誌から出版されました。平成のうちになんとか出版まで行けてよかったです。
【2019.4.1 科研費(若手研究)内定】
平成31年度(2019年度)科学研究費助成事業の若手研究に採択されました。今後もイヌのゲノム研究を進めていきます。
【2019.3.30 麻布大学で学会発表】
日本畜産学会第125回大会(2019年3月27日(水)~30日(土)麻布大学)にて犬と猫の近交度と遺伝構造に関して発表しました。有意義なディスカッションができ、よかったです。
【2018.11.2 キャピタル関連職着任】
アニコムグループのベンチャーキャピタル部門であるアニコムキャピタル株式会社に籍を設けていただきました。今後は自身の研究活動に加えて、獣医療や動物福祉の発展を目指す企業様、研究者の方々の支援もさせていただきます。
【2018.09.28 京都にて学会発表】
9月18日に「日本動物遺伝育種学会第19回京都大会」にて犬と猫の近交度と遺伝構造に関して発表しました。また、優秀な発表に対して贈られる、優秀発表賞をいただきました。
【2018.06.28 論文発表】
「地域自然史と保全」誌にシカのゲノム研究の論文と、「哺乳類科学」誌に哺乳類学会で行ったシンポジウムについて書いた文章が公開されました。
【2018.05.21 研究員着任】
国立遺伝学研究所の外来研究員になりました。イヌとマウスの比較ゲノム解析を進めていきます。
【2018.04.01 就職】
アニコム先進医療研究所株式会社に入社しました。今後はイヌやネコのゲノム解析をメインで進めます。
【2018.02.08 北大で講演】
北海道大学の有志が主催するEZOゼミで招待講演をさせていただきました。学生時代最後の口頭発表だったので感慨深いものがありました。
【2017.10.30 インドネシアの野外調査参加】
10月20日~29日まで、インドネシア、スラウェシ島のクロザルの調査に同行させていただきました。2年前の滞在のときもそうでしたが、インドネシアの野生動物や文化について、とても勉強になりました。
【2017.09.26 新聞記事掲載】
9月25日の毎日新聞の夕刊、26日朝刊(和歌山版)とWeb版、Yahooで、友ヶ島のタイワンジカについて取り上げられ、私の研究の一部も紹介されました。この問題の普及・啓発がまた一歩進んだと思います。
【2017.09.13 学会参加】
日本哺乳類学会2017年大会@富山に参加しました。遺伝解析に関する自由集会、若手の集まりに関する企画シンポジウム、山形大との共同研究のポスター発表に関わらせていただきました。最近の技術や外来種問題についていろいろと議論でき、若手同士の交流もできたので、とても有意義でした。
【2017.08.25 招待講演】
実家から車で10分程度のとても慣れ親しんだ地域にある、大阪府立環境農林水産総合研究所でセミナーをさせていただきました。外来種問題では課題が山積みですが、いろいろと議論できてよかったです。
【2017.07.04 論文発表・新聞記事掲載】
マウスの遺伝的な馴れに関する論文が公開されました。この成果は複数のメディアで報道されました(朝日新聞、朝日新聞(英語版)、Yahoo、日経新聞、毎日新聞、サイエンスポータル等)。日本語の紹介記事は、アカデミストジャーナル、総研大の論文解説にも掲載されています。私が撮ったマウスの愛らしい写真も掲載されています。Scientific reports誌のおすすめコンテンツでも紹介されました。
【2017.07.02 新聞記事掲載】
タイワンジカの研究について、読売新聞の科学欄(関西・中四国版)で取り上げていただきました。文章構成や風刺画がとても印象深い、素晴らしい記事でした。
【2017.07.01 国際学会参加・短期留学】
6月5日から6月30日までのおよそ1か月間、イギリスのEdinburgh大学で学会発表と短期留学をしてきました。ドリーを作ったロスリン研究所や複数の動物園も訪問し、いろんな方々と交流、議論しました。今後の共同研究が楽しみです。
【2017.04.05 招待講演】
東京大学大学院理学系研究科でセミナーをさせていただきました。活発な議論ができ、楽しかったです。
【2017.03.16 新聞記事掲載】
これまで生息が確認されていなかった大阪府岬町でシカが捕獲され、このシカを遺伝的に調べたところ、二ホンジカ(ホンシュウジカ)とタイワンジカ両方の遺伝子配列がみられました。そのため、この個体は、これらの種間の交雑の結果、生まれた子である可能性が高いです。この結果は、毎日新聞、京都新聞などで報道されました。
【2017.01.11 海外出張】
1月3日- 10日の間、台湾の墾丁国立公園、台南市、台北市などを訪問し、台湾の鹿について学んできました。国立公園や養鹿施設の視察、台湾大での研究発表、シカ製品の試食など、とても貴重な経験をさせていただきました。
【2016.09.29 学会参加】
9月23日-26日に筑波大学で開催された哺乳類学会2016年大会にて、若手を対象とした自由集会の企画・開催と、ポスター発表を行いました。集会もポスター発表でもいろんな人と交流でき、とても刺激的でした。
【2016.07.12 国際学会参加】
7月3日-7日にオーストラリアのゴールドコーストで開催された、分子生物・進化学会年会(SMBE 2016)にてマウスの研究内容で発表し、登録料が無料になる登録賞をいただきました。世界でも有数の進化学に関する学会だったので、一流の研究者と情報交換ができ、とても有意義でした。
【2016.03.12 海外研修参加】
3月5日-12日まで、日本鹿協会が主催するニュージーランドシカ研修に参加しました。ニュージーランドでの鹿に対する考え方を知ることができ、また、現地のベニソン(鹿肉)を食べたり、ハンティングをしたり、とても充実した研修でした。
【2015.11.11 国際学会参加・受賞】
11月8日-11日に横浜で開催された国際哺乳類ゲノム会議 (IMGC2015) でマウスの研究内容で発表し、ポスター優秀発表賞(副賞:学術雑誌GENOME RESEARCH 1年分無料購読)をいただきました。
【2015.11.07 科学コミュニケーション】
真鶴まちなーれの一環で開催された、なんちゃってお茶会をしながら科学の話をする、差の湯の会で話をさせていただきました。物理学や真鶴町、アートフェスティバルなどについて色々と勉強になりました。
【2015.11.04 科学コミュニケーション】
京都の桃山高校で、高校生を対象に、大学・大学院の学生生活や将来について話をする、桃山板語り場で話をさせてもらいました。25人の生徒を相手に話をしましたが、キラキラした目で私の話を聞いてくれたことが印象的でした。
【2015.10.29 海外調査参加】
1週間ほど、インドネシア・Sulawesi島にクロザルの調査のお手伝いをしてきました。クロザルの行動観察やインドネシアの自然、食生活などが(いろんな意味で)とても刺激的でした。
【2015.07.30 国際学会参加】
国際野生動物管理学会(IWMC2015)で口頭・ポスター発表をしました。
【2015.04.03 研究員への採用】
今年度から、日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用されました。
【2014.11.04 論文発表】
私の徳島大学での卒業論文の一部で、国立台湾大との共同研究である和歌山県の沖ノ島(友ヶ島)のシカの遺伝的解析の論文が、国際学術雑誌Conservation geneticsにアクセプトされました。
【2014.10.10 ラジオ出演】
地元のラジオ番組、ボイスキューのサイエンスNOWに出演させていただきました。パーソナリティーや他の関係者の方々、ありがとうございました。
【2014.01.23 短期留学】
マウスの遺伝解析の手法を習うため、1週間ほどオックスフォード大学(Oxford university, wellcome trust centre for human genetics)に滞在していました。一流の研究者とやりとりして、とても刺激になりました。あと、英国の街並みはすばらしすぎました。
【2013.09.21 新聞記事掲載】
友ヶ島のシカが朝日新聞の和歌山版で取り上げられました。縁あって、私の卒業論文の一部が紹介され、私が撮ったシカの写真も二枚掲載されています。
【2013.09.14 新聞記事掲載】
友ヶ島のタイワンリスが朝日新聞の和歌山版で取り上げられました。記事の一部をお手伝いさせていただきました。来週はタイワンジカです。
NEWS(2024/12/8 更新)
【2024.12.8 論文3報出版】
国立遺伝学研究所、かずさDNA研究所、香港中文大学、宮崎大学、麻布大学と共同で行ったネコゲノムの詳細解読に関する論文が出版されました!日経バイオテク、大学ジャーナル、朝日新聞社など多数のメディアで報道されました。苦節6年、ようやく出版できて良かったです。
大阪公立大学やときわバイオ株式会社などとともに進めていた、ネコのiPS細胞の樹立に関する論文が出版されました!
北海道大学大学、KDDIとともに進めていたイヌの血液におけるメチル化の状態に品種差があることを示した論文が出版されました!
【2024.4.14 論文2報出版、研究費獲得、その他】
ニホンオオカミとイヌのゲノム解析から、イヌは東アジアのオオカミに最も近いことを示した論文がNture Communicationsにて出版されました。総合研究大学院大学の先生方との共同研究です。
ネコにおいて、新しく生じた遺伝的変異が筋ジストロフィーの発症させたという研究が、米国獣医内科学の専門誌Journal of Veterinary Internal Medicineにて出版されました。北海道大学の先生方との共同研究です。
日本猫の起源、ヤマネコ類の遺伝解析にて文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)に採択いただけました。一層の研究の発展を目指します。
同じく、技術開発的なテーマで、ヤマネコ類の遺伝解析にて環境省の総合推進費に採択いただけました。ヤマネコの保全のための技術開発を進めたいと思います。
私たちの日本猫の研究に関して、朝日新聞、読売新聞、月刊ジュニアエラさんで取り上げていただきました。
北海道大学大学院獣医学研究院にて院生向けの講義をしました。初の英語の講義でプレッシャーがすごかったでしたが、学生の方々からの質問も多く、私もとても勉強になりました。
【2024.1.3 セミナー登壇】
1月 20日(土)13:00- 1月21日(日)12:30 コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会 第 4回研究会 を企画しました。今回で4回目ですが、今回も多くの素晴らしい方々にお話しをいただけます。ペットのゲノム研究に興味のある方はぜひご参加ください。私は日本猫の起源に関する研究を発表します。
1月16日 (火) 19:00〜21:00 生命情報科学若手の会 第10回 セミナー 生命情報系の若手に向けたセミナーでペットの遺伝研究の最近の状況や企業研究職、アカデミア研究職の話についてもお話します。
【2023.12.24 論文6報が出版されました】
私たちのグループが主導して行っていた、犬の致死性の遺伝性疾患である変性性脊髄症(DM)の研究がGenome Biology and Evolution誌にて出版されました。犬のDMは、SOD1という遺伝子にある変異が関与しています。この研究では、この変異に対する大規模な遺伝子検査により、疾患のリスク変異が近年になって減少したことを示しました。
そのほか、北海道大学の山崎先生と進めていたDNAメチル化によるリンパ腫の予後予測手法の開発、東京大学の前田先生らと進めていたネコの腎疾患の新規関連変異の探索、アニコムの古橋先生らと進めていたがんの代謝に関与する新しいパスウェイの発見、東大の富安先生らと進めていた組織球肉腫の分子メカニズムの解明、筑波大学の菅澤先生らと進めていたミトコンドリアDNAの高効率な遺伝子配列決定、といったさまざまな獣医学研究の成果を出版できました。
【2023.5.5 論文2報が出版されました】
日本獣医生命科学大学の鈴木先生らとともに研究していた、ネコの心疾患に関する遺伝子解析について、PLOS ONEにて論文が出版されました。こちらは私が初めてラストオーサーかつ責任著者になった論文になりました。
京都大学の村山先生、帝京科学大学の今野先生らとともに研究していた、麻薬探知犬の行動に関する遺伝解析結果がScientific Reportsにて出版されました。こちらは研究を始めてから4年ほど、初めての投稿から2年強かかり、かなり長丁場でしたが、最終的にはSciRepに発表できてよかったです。
【2023.3.30 国際学会参加】
IMGC2023で柴犬のゲノム解析でポスター発表をしました。元ラボの関係者やいろんな知り合いと久しぶりに会えて懐かしかったです。学会自体もとても勉強になりました。
【2023.2.24 監修した雑誌の発売】
2023/2/25に発刊予定の「生物の科学 遺伝」でネコの特集「ネコのズーロジー」の企画、監修をさせていただきました。豪華メンバーによる素晴らしい記事はもちろん、巻頭グラビアページは私が撮影した動物園のネコたちの写真も併せてぜひご確認いただければと思います!amazonはこちら。一時は「遺伝子・分子生物学」、「遺伝学・遺伝子工学」分野で売り上げ1位でした!
【2023.2.24 日本獣医内科学アカデミーの予定】
2023年2月17日(金)~3月21日までオンラインで開催される日本獣医内科学アカデミーで、日本獣医生命科学大学との共同研究1件、東京大学との共同研究1件、北海道大学との共同研究2件の発表に共同発表者として参加予定です。
【2023.1.28 三毛猫プロジェクト】
【2022.11.12 研究会の予定】
2022/12/04に「第3回コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会」を開催予定です。今年も豪華な演者の方をお招きし、活発な討論ができればと思います。詳細はこちらへ。
【2022.9.8 獣医学会での市民公開講演会での講演】
第165回日本獣医学会学術集会がオンラインで開催され、私は市民公開講座「動物と人のウェルビーイングな未来へ」で発表させていただきました。これまでの研究歴で最も長い講演でしたが、100人以上の方に聞いていただいてとても良い機会をいただきました。関係者のみなさま、ありがとうございました。
【2022.8.21 一般向け雑誌「遺伝」での出版】
私が監修させていただいた「生物の科学 遺伝」の犬の特集号「遺伝情報から見たイヌの世界」が発売されました!この雑誌は学生の頃から読んでいて、当時読んでいた記事を書かれていた先生から紹介いただき、実現しました。アマゾンでも購入可能ですのでよろしければぜひご覧ください!
【2022.4.1 麻布大学 データサイエンスセンターに着任しました】
麻布大学のデータサイエンスセンターに特任准教授として着任しました。週に1日はセンターの方の業務としてデータ分析の指導を含む教育研究を進めていきます。
【2022.3.19 ツシマヤマネコの人工授精に関する取り組みが論文として公開されました】
よこはま動物園ズーラシアの東野先生らのツシマヤマネコの人工授精に関する論文が公開されました。私は遺伝解析の方で父子判定の担当をさせていただきました。ズーラシアのプレス記事にも取り上げられています。素晴らしい研究に参加させていただいて嬉しい限りです。
【2022.3.1 新聞掲載・一般向け雑誌での出版】
猫の遺伝子に関する研究が、朝日新聞と国立科学博物館の一般向けの雑誌、ミルシルから出版されました。ミルシルでは、東大の宮崎先生や上智大の齊藤先生、北九州市立自然史博物館の伊澤先生など素晴らしい先生方と一緒に載せていただけて嬉しい限りです。Amazonでも購入できるようになるのでご興味があればぜひ!
【2021.11.27 研究会開催】
イヌとネコのゲノム、生命科学系の研究会「第2回コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会」を開催します。昨年に引き続き豪華メンバーです。登録はこちらから→https://forms.gle/oFns2vTKtUGeuA378
【2021.11.1 非常勤講師に着任】
麻布大学データサイエンスセンターで非常勤講師に着任しました。
【2021.8.16 学会参加】
今秋は下記3学会、計4演題で発表予定です。今年も完全オンラインで残念ですが、情報収集できるのが楽しみです。
・日本獣医学会 第164回日本獣医学会学術集会 医療保険情報を用いた柴犬の皮膚疾患に関わる遺伝子の探索
・日本哺乳類学会 2021年度大会
ワークショップ「日本のネコ研究最前線」 ゲノムから見た日本ネコの特徴
イエネコの高精度な参照ゲノム配列AnAms1.0の構築
・日本遺伝学会 第93回大会 CanFam_JSB1.0:高品質なシバイヌの参照ゲノム配列の構築
【2021.4.1 科研費採択】
公的な科学研究費である2021年度 新学術領域研究(研究領域提案型)にて、「比較ゲノム解析からたどる日本猫の起源」という研究課題で採択されました。引き続きネコのゲノム研究を進めていきます。また、共同研究者の方から分担で誘っていただいていた研究費も採択されたようで嬉しい限りです!
【2021.3.1 学会・研究会・セミナーでの発表の予定】
・第2回ヤポネシアゲノムくにうみミーティングにて、シバイヌの参照ゲノム配列の構築について発表します。
・第128回大会日本畜産学会(オンライン)にて、赤司らがNGSによるイヌの多型情報解析を、大木らがネコの多型情報解析を、松本・石原でシバゲノムについて、3題発表します。
・3/31 イルミナオンラインセミナー「Advancing the Future of Genomics」にて、「コンパニオンアニマルのゲノム多様性とその獣医療への応用」というタイトルで発表します。他の先生方が大御所すぎてびっくりします....
【2020.12.13 マウスの行動と遺伝子発現解析についての論文が出版されました】
【2020.12.12 ゲノムと獣医療に関する研究会を開きました】
国立遺伝学研究所の中村保一教授とともに、犬猫のゲノムと獣医療に関する遺伝研研究会「コンパニオンアニマルのゲノム医療」を開きました。北は北海道、南は沖縄まで、全国各地の240名を超える先生方、学生の方々に参加いただきました。どのご講演も大変興味深いお話ばかりで、とても充実した会となりました。
【2020.11.25 ネコの集団遺伝解析の論文が公開されました】
日米の1000匹以上のネコの遺伝子を調べて、品種ごとの遺伝的な違いや近親交配の程度を調べた論文が米専門誌 Genomics に出版されました。論文は無料で公開しているので、ぜひご覧ください。
【2020.10.05 アート関係のクラウドファンディングはじめました】
「アートの世界を、もっと身近に。熱海でふらっと立ち寄れるアートスペースを作りたい」というクラウドファンディングはじめました。研究との関連は直接はないですが、アートと科学を繋ぐ足がかりになるものです!有名な芸術家の西野達さんとコラボさせてもらい、活動を開始しました。もしご興味があればご覧ください!→ 目標金額には到達しませんでしたが、たくさんのご支援をいただきました!ありがとうございました!
【2020.5.22 ネコの日にネコのプレスリリース】
ネコゲノムに関するbioRxivの論文が 公開されました。訳あってプレプリントの状態でプレスリリースとなりましたが、引き続き投稿論文に向けて準備していきます。ネコゲノムに関するDB(Cats-I, キャッツアイ )も公開されました。今後のネコのゲノム獣医療を盛り上げていきたいです。
【2020.4.1 分担研究の科研費採択 】
分担で誘っていただいていた、文部科学省の科学研究費(基盤研究A)の研究課題が採択されました。今後は代表の若手研究も進めつつ、論文化にむけて頑張ります。
【2020.1.11-15 アメリカのサンディエゴで学会発表】
Plant and Animal Genome XXVIII(2020年1月11日~15日)にてミニチュアダックスフンドの皮膚疾患に関するゲノム解析でポスター発表をしました。また、遺伝研の中村先生らと共同で、イエネコゲノムに関する発表も行いました。いろんな繋がりができ、とても有意義でした。
【2019.8.16 2019年末までの発表実績】
9月11-13日 第162回日本獣医学会学術集会 ランチョンセミナー
9月15-18日 日本哺乳類学会2019年度大会 ポスター発表
9月24-25日 ヤポネシアゲノム「くにうみミーティング」 口頭/ポスター発表
9月27日 石井陽子氏 写真展「鹿の惑星」 トークショー
11月6-9日 日本人類遺伝学会第64回大会 口頭発表
11月20日 東京大学 第13回 応用動物科学セミナー 口頭発表(講義)
11月27-29日 DNA多型学会 第28回学術集会 ポスター発表/キャリアパスセミナー講演
【2019.5.29 スイスのBerm で学会発表】
10th Conference on Canine and Feline Genetics and Genomics 2019(2019年5月25日~29日)にて猫の近交度と遺伝構造に関してポスター発表をしました。いろんな繋がりができ、とても有意義でした。
【2019.4.27 論文発表】
私が筆頭著者兼責任著者の、外来シカ類と在来ニホンジカの交雑に関する論文(Evaluation of introgressive hybridization among Cervidae in Japan's Kinki District via two novel genetic markers developed from public NGS data)が、Ecology and Evolution誌から出版されました。平成のうちになんとか出版まで行けてよかったです。
【2019.4.1 科研費(若手研究)内定】
平成31年度(2019年度)科学研究費助成事業の若手研究に採択されました。今後もイヌのゲノム研究を進めていきます。
【2019.3.30 麻布大学で学会発表】
日本畜産学会第125回大会(2019年3月27日(水)~30日(土)麻布大学)にて犬と猫の近交度と遺伝構造に関して発表しました。有意義なディスカッションができ、よかったです。
【2018.11.2 キャピタル関連職着任】
アニコムグループのベンチャーキャピタル部門であるアニコムキャピタル株式会社に籍を設けていただきました。今後は自身の研究活動に加えて、獣医療や動物福祉の発展を目指す企業様、研究者の方々の支援もさせていただきます。
【2018.09.28 京都にて学会発表】
9月18日に「日本動物遺伝育種学会第19回京都大会」にて犬と猫の近交度と遺伝構造に関して発表しました。また、優秀な発表に対して贈られる、優秀発表賞をいただきました。
【2018.06.28 論文発表】
「地域自然史と保全」誌にシカのゲノム研究の論文と、「哺乳類科学」誌に哺乳類学会で行ったシンポジウムについて書いた文章が公開されました。
【2018.05.21 研究員着任】
国立遺伝学研究所の外来研究員になりました。イヌとマウスの比較ゲノム解析を進めていきます。
【2018.04.01 就職】
アニコム先進医療研究所株式会社に入社しました。今後はイヌやネコのゲノム解析をメインで進めます。
【2018.02.08 北大で講演】
北海道大学の有志が主催するEZOゼミで招待講演をさせていただきました。学生時代最後の口頭発表だったので感慨深いものがありました。
【2017.10.30 インドネシアの野外調査参加】
10月20日~29日まで、インドネシア、スラウェシ島のクロザルの調査に同行させていただきました。2年前の滞在のときもそうでしたが、インドネシアの野生動物や文化について、とても勉強になりました。
【2017.09.26 新聞記事掲載】
9月25日の毎日新聞の夕刊、26日朝刊(和歌山版)とWeb版、Yahooで、友ヶ島のタイワンジカについて取り上げられ、私の研究の一部も紹介されました。この問題の普及・啓発がまた一歩進んだと思います。
【2017.09.13 学会参加】
日本哺乳類学会2017年大会@富山に参加しました。遺伝解析に関する自由集会、若手の集まりに関する企画シンポジウム、山形大との共同研究のポスター発表に関わらせていただきました。最近の技術や外来種問題についていろいろと議論でき、若手同士の交流もできたので、とても有意義でした。
【2017.08.25 招待講演】
実家から車で10分程度のとても慣れ親しんだ地域にある、大阪府立環境農林水産総合研究所でセミナーをさせていただきました。外来種問題では課題が山積みですが、いろいろと議論できてよかったです。
【2017.07.04 論文発表・新聞記事掲載】
マウスの遺伝的な馴れに関する論文が公開されました。この成果は複数のメディアで報道されました(朝日新聞、朝日新聞(英語版)、Yahoo、日経新聞、毎日新聞、サイエンスポータル等)。日本語の紹介記事は、アカデミストジャーナル、総研大の論文解説にも掲載されています。私が撮ったマウスの愛らしい写真も掲載されています。Scientific reports誌のおすすめコンテンツでも紹介されました。
【2017.07.02 新聞記事掲載】
タイワンジカの研究について、読売新聞の科学欄(関西・中四国版)で取り上げていただきました。文章構成や風刺画がとても印象深い、素晴らしい記事でした。
【2017.07.01 国際学会参加・短期留学】
6月5日から6月30日までのおよそ1か月間、イギリスのEdinburgh大学で学会発表と短期留学をしてきました。ドリーを作ったロスリン研究所や複数の動物園も訪問し、いろんな方々と交流、議論しました。今後の共同研究が楽しみです。
【2017.04.05 招待講演】
東京大学大学院理学系研究科でセミナーをさせていただきました。活発な議論ができ、楽しかったです。
【2017.03.16 新聞記事掲載】
これまで生息が確認されていなかった大阪府岬町でシカが捕獲され、このシカを遺伝的に調べたところ、二ホンジカ(ホンシュウジカ)とタイワンジカ両方の遺伝子配列がみられました。そのため、この個体は、これらの種間の交雑の結果、生まれた子である可能性が高いです。この結果は、毎日新聞、京都新聞などで報道されました。
【2017.01.11 海外出張】
1月3日- 10日の間、台湾の墾丁国立公園、台南市、台北市などを訪問し、台湾の鹿について学んできました。国立公園や養鹿施設の視察、台湾大での研究発表、シカ製品の試食など、とても貴重な経験をさせていただきました。
【2016.09.29 学会参加】
9月23日-26日に筑波大学で開催された哺乳類学会2016年大会にて、若手を対象とした自由集会の企画・開催と、ポスター発表を行いました。集会もポスター発表でもいろんな人と交流でき、とても刺激的でした。
【2016.07.12 国際学会参加】
7月3日-7日にオーストラリアのゴールドコーストで開催された、分子生物・進化学会年会(SMBE 2016)にてマウスの研究内容で発表し、登録料が無料になる登録賞をいただきました。世界でも有数の進化学に関する学会だったので、一流の研究者と情報交換ができ、とても有意義でした。
【2016.03.12 海外研修参加】
3月5日-12日まで、日本鹿協会が主催するニュージーランドシカ研修に参加しました。ニュージーランドでの鹿に対する考え方を知ることができ、また、現地のベニソン(鹿肉)を食べたり、ハンティングをしたり、とても充実した研修でした。
【2015.11.11 国際学会参加・受賞】
11月8日-11日に横浜で開催された国際哺乳類ゲノム会議 (IMGC2015) でマウスの研究内容で発表し、ポスター優秀発表賞(副賞:学術雑誌GENOME RESEARCH 1年分無料購読)をいただきました。
【2015.11.07 科学コミュニケーション】
真鶴まちなーれの一環で開催された、なんちゃってお茶会をしながら科学の話をする、差の湯の会で話をさせていただきました。物理学や真鶴町、アートフェスティバルなどについて色々と勉強になりました。
【2015.11.04 科学コミュニケーション】
京都の桃山高校で、高校生を対象に、大学・大学院の学生生活や将来について話をする、桃山板語り場で話をさせてもらいました。25人の生徒を相手に話をしましたが、キラキラした目で私の話を聞いてくれたことが印象的でした。
【2015.10.29 海外調査参加】
1週間ほど、インドネシア・Sulawesi島にクロザルの調査のお手伝いをしてきました。クロザルの行動観察やインドネシアの自然、食生活などが(いろんな意味で)とても刺激的でした。
【2015.07.30 国際学会参加】
国際野生動物管理学会(IWMC2015)で口頭・ポスター発表をしました。
【2015.04.03 研究員への採用】
今年度から、日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用されました。
【2014.11.04 論文発表】
私の徳島大学での卒業論文の一部で、国立台湾大との共同研究である和歌山県の沖ノ島(友ヶ島)のシカの遺伝的解析の論文が、国際学術雑誌Conservation geneticsにアクセプトされました。
【2014.10.10 ラジオ出演】
地元のラジオ番組、ボイスキューのサイエンスNOWに出演させていただきました。パーソナリティーや他の関係者の方々、ありがとうございました。
【2014.01.23 短期留学】
マウスの遺伝解析の手法を習うため、1週間ほどオックスフォード大学(Oxford university, wellcome trust centre for human genetics)に滞在していました。一流の研究者とやりとりして、とても刺激になりました。あと、英国の街並みはすばらしすぎました。
【2013.09.21 新聞記事掲載】
友ヶ島のシカが朝日新聞の和歌山版で取り上げられました。縁あって、私の卒業論文の一部が紹介され、私が撮ったシカの写真も二枚掲載されています。
【2013.09.14 新聞記事掲載】
友ヶ島のタイワンリスが朝日新聞の和歌山版で取り上げられました。記事の一部をお手伝いさせていただきました。来週はタイワンジカです。