友ヶ島のシカ(Cervus nippon)
生まれ、成長し、老い、やがて死んでいく。
彼らを見ていると、自然の中で生きるということがどういうことかを考えるようになります。
広場に生育するシバは、彼らにとって重要な餌資源です。
捕食される危険をいち早く察知するため、彼らは小さな物音に対しても非常に敏感に反応します。
人と同じで、シカの顔も個体ごとに違うんです。太郎と呼んでいる、一番左の個体が一番イケメンですね。笑
シカの角(枝角)の季節変化です。左から、角が落ちた状態の時期(春)、ビロード状の角(袋角)が伸び始める時期(夏)、
角が伸びきる時期(秋)、袋角の表面が剥がれ落ちて完全な枝角になる時期(冬)
種をめぐる話
すべての種をきちんとわけるような定義はありませんが、現在のところ、「個体間で交配できないものは違う種である」というルールが広く受け入れられています。一方で、いくつかの種では、種のみならず、種の上の区分である属レベルでも交雑が確認されています。シカの一部の分類群でも、そういったことが観察されていますので、上に書いたルールは必ずしもいつも利用できるものではないのです。
和歌山県: 友が島のタイワンジカと他のシカ類との交雑個体群
鹿児島県: 平川動物公園の純粋な血統に近いタイワンジカ