コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会
コンパニオンアニマルのゲノム医療研究会
遺伝情報を元に最適な予防医療や治療法を選択する先進医療の形態である、ゲノム医療がヒトの医療現場で浸透しつつあります。ヒト医療においてこれを可能としたのは、基礎・応用研究に基づく遺伝情報やその注釈情報の大規模な集約です。
近年、イヌやネコなどのコンパニオンアニマルの獣医療においても、こうした研究の発展、情報の集約が進められています。
本研究会では、こうしたコンパニオンアニマルのゲノム医療(ゲノム獣医療)を発展させていくため、定期的な研究会の開催や国内の獣医療におけるバイオバンクのネットワーク構築を目指し活動しています。
次回の研究会
5回目となる本研究会では、日本獣医学会の学術集会のシンポジウムとして開催いたします。
イヌやネコの伴侶動物だけでなく、ヒト、ウマ、ウシなどの様々な動物でのゲノム情報と疾患に関する研究を報告いたします。
これまでの研究会
4回目となる本研究会では、日本の遺伝学研究の拠点の一つである国立遺伝学研究所にて対面/オンラインのハイブリッドで開催いたします。
3回目となる本研究会では、イヌやネコを対象とした基礎研究や獣医療の先進的な取り組み、次世代の獣医療に向けたさまざまなバイオリソースについて共有いただくとともに、ヒトのゲノム医療やバイオリソースの現状についてもご講演いただく。最後の総合討論では、将来の獣医療におけるゲノム情報やバイオバンクの活用についても議論したい。
2回目となる本研究会では、各分野で精力的に研究を進められている先生方をお招きし、ゲノムのみならず、メチル化や人工授精、獣医療現場での先進的な取り組み(糞便移植、再生医療、抗体療法、AIM等)をご発表いただく。総勢12名の研究発表により各分野の現状を共有したのち、最後の総合討論では、今後必要となる獣医療システムや研究体制について議論する。
本研究会では、コンパニオンアニマルを対象としたゲノム獣医学や関連分野において、我が国を代表する研究者のトークにより現状を共有し、今後必要となる獣医療システムについて考察する。
活動報告
第5回研究会を開催いたします(2025/9/3)。
アニコムの松本と遺伝研の中村が中心となって行ったイエネコのゲノム解読の結果が、イエネコとして世界最高精度としてギネス世界記録に認定されました(2025/3/13)。
第4回研究会を開催いたしました(2024/1/20-21)。
第3回研究会を開催いたしました(2022/12/4)。
第81回日本癌学会学術総会で、9月29日の「シンポジウム3:個別化治療を見据えた動物モデル」、30日のミニシンポジウム「人のがん治療に向けた犬の比較腫瘍学研究」、犬の癌関係のセッションが行われます(2022/09/14)。
遺伝研の坂本、中村らが2022年日本バイオインフォマティクス学会年会で「Development of the domestic cat genome annotation database Cats-I」というタイトルで発表いたしました(2022/09/13)。
アニコムの松本が第165回日本獣医学会学術集会の市民公開講座で「遺伝性疾患のゲノムを解析して病気の個体を減らす」というタイトルで発表いたしました(2022/09/23)。
バイオバンク賛同者でオンラインミーティングを行い、今後の方向性について検討しました(2022/03/08)。
第2回研究会を開催いたしました(2021/12/11)。
第1回研究会を開催いたしました(2020/12/12)。
松本 悠貴(アニコム先進医療研究所株式会社/麻布大学)
中村 保一(国立遺伝学研究所)
桃沢 幸秀(理化学研究所)
y-matsumoto@azabu-u.ac.jp(担当 松本)