この度日本生態心理学会ではBSC研共催にて、2024年3月14日(木)に新山龍馬先生をお招きしてシンポジウムを企画いたしました。参加申し込みは3月7日(木)までにお願いします。
日時:2024年3月14日(木)
場所:甲南大学東京駅前キャンパス(https://www.konan-u.ac.jp/tokyo/access/index.html)
参加費:無料
参加申込:https://forms.gle/8TN3nC8i9fQUSAUQA
プログラム:
10:00-10:05 オープニング
10:05-12:35 一般発表
(1)木工作家によるヘラの制作過程の分析
山本尚樹(武蔵野美術大学)
(2)幼児の描画発達の観察研究
西尾千尋(甲南大学)
(3)イッセー尾形の演技の変遷:身体技法に着目して
佐藤由紀(玉川大学)
(4)入れ子化されたシステムのダイナミクスの評価:歩行リハビリテーション場面での検討
児玉謙太郎(東京都立大学)
(5)バーチャルリアリティを用いた知覚ー運動連関研究
樋口貴広(東京都立大学)
14:00-16:00 シンポジウム
話題提供:「やわらかいロボットから考える身体」新山龍馬先生(明治大学)
要旨:複雑ロボットシステム研究室で行われているやわらかいロボットの研究について、いくつかの事例を通じて紹介する。やわらかいロボットの研究分野はソフトロボティクスと呼ばれ、2010年頃から国際的に研究が盛んになった。人工筋肉のようなやわらかい駆動源を使った生物に近いボディープランを持つソフトロボットから、インフレータブル構造と呼ばれる膜だけで骨のない身体を持つ超生物的なロボットまで、さまざまなロボットが作られている。関連するロボット研究のトレンドとして、人間が備える自己受容感覚に似た仕組みをロボットに組み込もうとする試みについても紹介する。
指定討論:柴田崇先生(北海学園大学)、野中哲士先生(神戸大学)
企画:青山慶(岩手大学)、西尾千尋(甲南大学)
主催:日本生態心理学会
共催:日本認知科学会「身体・システム・文化」研究分科会
問い合わせ先:aoyama(at)iwate-u.ac.jp(青山)※ (at) は @に置き換えて下さい