ようこそ、白南ボーイズ・審判員のコーナーへ
開設:2007/3/1
第3号
3月に入り、各地各チームで練習試合が始まっています。(花粉もたくさん飛散していますが・・目がかゆい!!)
私達のように、東部ブロック審判指導部の指導員だからこそ、実戦による日々の自己研鑽は怠りません。特に、ここ1~2週間は、土曜日は何処かで実戦、日曜日は何処かの市町の審判講習会という活動パターンです。
私は、同僚や先輩の指導員と審判を受け持つ際に、下記の事を心がけています。
①試合前に4人で、打ち合わせを行う。(その日の自己課題、外野飛球への判定範囲確認・・・etc)
②試合後も4人で、試合前の2~3倍の時間をかけて反省会を行う。(自己反省、第3者の目・・・etc)
③同僚と先輩からのアドバイス、疑問に思った事は、必ずメモを取る。疑問は翌週までに必ず解決しておく。
他にもたくさんありますが、今迄に満足した試合は残念ながら1試合もありません、常に「反省!反省!」の連続です。
東部ブロック各市町の審判講習会へ伺っています。どこの会場でも指導者・審判員に関わらず、皆さん、真剣です。
白岡町の審判講習会は、2/28の開催日が、強風により、4/6(日) に順延となりました。是非!多くの参加を!!
●長い・・・前置きに続き、いよいよ本題。
3/8(土)に球審をしていた中学生の公式戦で経験した『振り逃げのチャンスを自ら放棄した打者』 に関する話題です。
昨年の高校野球地方大会の準決勝でも、このルールを正しく理解していた側と、理解できていなかった側で、明暗が別れた記事がスポーツ新聞に掲載されていました。
低学年の頃から、体に染み込む程、教えておけば将来の財産??!!
俗に言う『振り逃げ』 ・・・ 『打者が走者となる場合』に該当する内容です。(6.09-b 本文抜粋)
◎次の場合、打者は走者に変わります。 6.09b
●走者が1塁にいない時
●走者が居ても2アウトの時
キャッチャーが第3ストライクと宣告された投球を捕らえなかった場合。
◎キャッチャーが投球を捕らえなかった場合とは・・・? 2.04
●打者が空振りした後の投球を正しく捕らえなかった場合。
●キャッチャーが正しく捕えていても・・・。
その投球が低いワンバウンドしていて、打者が空振りすることで、第3ストライクとなった場合。
◎走者となった打者は・・・? 6.09b
●キャッチャーにタッチされた時。
●自分よりも先に1塁へ送球された時。
●1塁に向かおうとせず、ホームベースを囲むサークルライン(半径約4m)を越えた時。
上記の3つに該当すればアウトとなります。
さて、今週以降の練習試合では、このような場面がどの位発生するのでしょうか?
理解できていない選手には、試合後にゆっくりと何回も説明をしてあげてもらいたいです。