ようこそ、白南ボーイズ・審判員のコーナーへ
開設:2007/3/1
第2号
●所属する団体には、個々の細かい決め事があります。<2008/3/2>
先日配布された、青い小冊子「2008年版 埼玉県スポーツ少年団 軟式野球運営細領」を隅々まで読んでおきましょう。
運営細領第1条~第21条までは、知らなかったが為に・・・不測の事態も起こりかねません。ちなみに今年からは、捕手の安全性確保の観点で「ファウルカップ装着」を推奨する条文が追加になりました。(第13条4項)
今年は推奨ですが、使用について、指導者の皆さんで十分に議論をする必要があります。
●2008年の野球規則の改正のポイント。<2008/3/2>
2008年の野球規則改正内容が日本野球規則委員会から発表され、2月3日に飯能市で開催された、埼玉県公認審判員講習会で展開されました。毎年この時期に前年の米国ルール改正を受けて上記機関でアマ・プロ双方の解釈・運用を確認し発表されます。
※プロとアマチュアのルールは違う部分がたくさんあります。プロ野球にはプロ野球の、私達スポ少にはスポ少の規則が細かく定められていることを改めてお伝えしておきます。
今年は「走者が野手のタッグを避ける際の3フィートの解釈」について変更がありました。コレは大きな変更です!【規則7.08(a)(1)】
●昨年と今年の違い
昨年まで→“ベースラインから”3フィート以上走者がタッグを避けたらアウト。
(従来:ベース~ベースを結んだ線を基準に左右3フィート)
今年から→“走者がいる位置から”3フィート以上走者がタッグを避けたらアウトとなります。
(新ルール:走者~ベースを結んだ線を基準に左右3フィート)
この判定に関しては、あくまでも審判員の判定に基づくものです。
ルールを鵜呑みにして、自らのプレイが有利に働くように「裏知恵」を働かせたプレイ、ベンチからのコーチングは、非常に見苦しいものです。<審判の目からは、一目瞭然です。>
私は、指導者の皆様が、選手に対して今まで通り、走塁・スライディングの基本動作が確実にできるように、ご指導をいただければ、この規則が必ず全力でプレイする選手の味方となってくれると確信しています。