2024年俳句の生まれる風景

2024年5月

 四角四面では肩が凝ってしばしば耐えられなくなることもある。

しかし、寛容の精神を覚えて、発揮すれば少しは楽になるかも知れない。

思考は先行するものの実践となるとなかなか困難なことである。

ただ、少しは前に進んで見ようとは思う昨今である。


「聞き流すことも覚えし鯉幟」

ホームページ管理人 宍野宏治 

2024年4月

 この世には決して穢してはならないものが存在する。

白きものは何時までも潔き清きものであって欲しいもの。

この大切なものは人によって、多少はことなるが、

それぞれ、とこしえに大切にしてゆくべきであろう。


「白に白重ねて影のなき桜」


ホームページ管理人 宍野宏治 

2024年3月

 加齢とともにあらゆる機能がやや衰退気味になる。

自然の成り行きに任せるのは何とも歯がゆい。

 春の海を眺めながめ、散策しながら幾ばくかでも

抗って行かねばならぬと思う昨今である。

「黙々と筋肉貯金下萌ゆる」ホームページ管理人 宍野宏治 

2024年2月

 この世の中の信頼は得難いものである。しかし、信頼に真摯に応えてゆくことは人としては当然の行為であり、近年に於いてはますますその必要性が求められている。自然も人類を見守っているであろうから、誠意をもって応えて行きたいものである。

「信頼は赦し合ふこと梅の花」ホームページ管理人 宍野宏治 

2024年1月

 世界情勢はAIの各段の進化を遂げて、ロボットがこの世を

支配する日は遠くないとの観測も出できた。

また、パンデミックや戦乱のない世の実現が真摯に望まれてる。

今月の一句のように憂いのない世を謳歌したいものである。 

「初暦憂ひ一つもなかりけり」ホームページ管理人 宍野宏治