櫟ふれあいの旅

(再建中2021.11.21)

第26回 櫟ふれあいの旅

2019年5月28日~29日 平成30年ふれあいの旅 

岡山 吉備津神社 高梁

第25回 櫟ふれあいの旅

2018年5月28日~29日 平成30年ふれあいの旅 

高知 四万十川


四万十川の船遊び風景---


(所要時間5分35秒)(クリック)


ふれあいの旅‎‎‎(四万十川遊覧)‎‎‎


第25回 櫟ふれあいの旅     



25回 櫟ふれあいの旅・四万十・芝不器男記念館   


日時 平成30526日(土)27日(日)


場所 四万十・沈下橋・四万十天文台・遊覧船



 本日は曇りがちで時折、雨が降るふれあいの旅のスタートとなった。


参加者は稀に見る低人数の30名とやや寂しい会となった。


 目的地はひたすら満天星の四万十川、松野町の芝不器男記念館。


主宰からは「感動のできて、加齢を吹き飛ばすぐらいの楽しい発見できる旅にしてほしい」との挨拶があった。



 今回の旅のメインはやはり四万十川の船遊び。参加者は3グループに分かれ船遊びを楽しんだ。


天候は2グループの乗船時には雲が遠退いて晴れ間が見えだし、暑くもなく好適な船遊びとなった。


1時間ほど船頭さんの絶妙の説明で四万十川の船遊びを楽しんだ。


懇親会までは数時間があり、各自近辺の吟行を楽しんだ。


周りには四万十天文台、日時計、遠くには小中校に並びアメダスの基準地などがあった。




 懇親会は18時から開始。俳句をつくる時間はたっぷりすぎるほどあった。


懇親会では鮎の塩焼き、ナマズの刺身などを楽しんだ。


その後はグループごとに近辺の散策を楽しんだ。


管理人のグループは天文台で星と親しんだ。天文台の小さいのには全員が驚きの感を示した。


月明りのため、返って星は少し見にくく、確認できたのは、


金星、月の表面、木星、アークトウルス、おとめ座などであった。


厳しめの案内人のおかげで久しぶりに天体をたのしむ童心に戻る心地であった。


中でも天心にみるアークトウルスはダイヤの輝きの如くの煌めきがあった。


室内は望遠鏡の湿度管理のために冷房完備で寒さを感じるほどであった。




2日目の午前中は、記念写真、各自7句提出による句会の披講の後、昼食は早めの食事となった。


句会では四万十がらみの句が多くみられ、各自は自然を大いに楽しんだ光景が目に浮かんだ。



 帰路では松野町の芝不器男記念館でしばし時を過ごした。


記念館内には「あなたなる夜雨の葛のあなたかな」などの芝不器男の自筆の短冊が


展示されていた。近年、話題の河後森城後の曲輪などを見学する時間はなく、


松前駅の足湯を楽しむ者もいた。その後、会は惜しまれながらの解散となった。






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第16回 ふれあいの旅 (第16回 櫟ふれあいの旅は2009年5月29日~30日 クリック)



第24回 櫟ふれあいの旅 丸亀城と城下   

 

日時 平成29527日(土)28日(日)2018年

 

場所 丸亀城と城下

 

 本日は好天続きのほぼ快晴と天候には恵まれたふれあいの旅となった。

 

広島、関西からの参加もあったが、


松山からの参加者が少ないためか41名とやや控えめな会となった。

 

 

 目的地はひたすら丸亀城の一点絞りとなり、句材が少ない分、


一挙に句友の日頃の俳句の力量が試される場とあいなった。

 

 

 

 丸亀場内では人力車の吉本の地元芸人がひときわ大きな声をあげ、


地元のアピールに躍起であった。

 

会員も数名のものがこのにぎやかな人力車を楽しんだようであった。

 

 

 登城の手前では丸亀名物の団扇の体験コーナーがあり、


竹籤と紐と格闘する観光客でにぎわっていた。

 

 

 城と城下と吟行地が少ないため、いつもより時間がゆっくりと過ぎていく感じはあった。

 

天守閣に登る人は何故か、あふれんばかりで狭い梯子段がひしと悲鳴をあげ、

 

階段の内貼りが透けてみえていたことから、やや身の危険を感じつつの登城となった。

 

 

  天守閣は現存する12天守の一つとされているが、松山城よりも狭く感じたのは気のせいであろうか。

 

しかし、青葉風が気持ちよく通り抜けていった。それを座り込んで堪能している観光客をも散見することができて

 

ここでも時間は止まっているような感であった。

 

 

  懇親会は7時から開始。俳句をつくる時間はたっぷりすぎるほどあり、

 

俳句文学だけにふける贅沢な昼下がりとなった。


宿舎は瀬戸大橋を一望できる景観のいいところであった。

 

また、前方向には丸亀ボートレース会場があった。


残念ながらレースはなく場外発券のみで人はまばらであった。

 

懇親会の直前の夕日は達磨夕日とはならなかったが、大いに感激できるものであり、

 

会員一同で自然のもてなしに感謝の拍手を送った。

 

 

 

 2日目午前中は、各自7句提出による句会。披講の後、少し時間があったので参加者は41名と

 

少ないことから自己紹介の時間となった。真面目に俳句論にふける人や近況や体調報告などがあり、

 

それぞれ会員の親睦をはかる絶好の時間となった。昼食は同会場での豪華な弁当であった。

 

朝食はバイキング方式でやや食べ過ぎたのを後悔しかながらの会食となった。

 

 昼食後は恒例の主宰選の披講となった。その後、会は惜しまれながらの解散となり、

 

次回の再会を約してそれぞれの家路の帰途に着いた。

 

 

 

 

「特選句への一歩とチェックポイント」

 

1.言い切りの形がよい。季重なりは注意。季語はやはり一つが好ましい。

 

2.動詞は説明になりやすく避けたい。つながるような一句が望まれる。

 

3.料理は季節感のあるものを詠みたい。無理は避けたい。

 

4.現実とのギャップには注意。よく真実および本質を見極めること。

 

5.宿題---「丸亀城の見返り坂」の「見返り」真意。等々

↓↓↓↓

回答例

 

「***宿題の回答の一説***」

 

大手門から山の上の三の丸に向かう山道は見返り坂と呼ばれる。

 

傾斜が急で、登りのしんどさに時々立ち止まって振り返りたくなることから、

 

いつしかそう呼ばれるようになったらしい。」

 

 

 

 

「特選句の季語」

 

 深***********************夏木立 *******美紀子

 

 青嵐***********************とし *******洋子

 

 涼し*************************手 *******美智子

 

 意***********************夏木立 *******宏治

 

 後*************************団扇 *******久美子

 

 それ*********************団扇* *******千恵子

 

 息***********************青葉闇 *******比呂子

 

(文責・写真  管理人 )

 


 

「ふれあいの旅の写真集」

 

1.SAの燕の巣                       


2.途中の丸亀駅とユリノキ---花はまだ

3.丸亀城---扇型の石垣が有名

 

 

 


4.丸亀城の大手門の説明

 

 


5.丸亀城の大手門桝形の説明---桝形で石落としなどで敵陣ら反撃

 

 


6.丸亀城の濠の白鳥                    


7.丸亀城の升形の鏡石---男と女の2個あり

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第16回 ふれあいの旅 (第16回 櫟ふれあいの旅は2009年5月29日~30日 クリック)

第23回 櫟ふれあいの旅 2016年


日時 平成28年5月28日(土)29日(日)

場所 岡山県高梁市吹屋ふるさと村


走り梅雨を思わせるあいにくの天気にもかかわらず、愛媛から26人、広島から5人、関西から7人、

計38人の溌剌とした櫟の仲間たちが備中高梁に顔を揃えた。

吹屋は江戸から明治にかけて鉱山とベンガラ生産の町として栄えた標高550メートルほどの山里。

青葉の山あいを埋める赤銅色の石州瓦とベンガラ色の見事な町並みは、俳句する者のためにそっくり遺されたのでは、と思いたくなるほど。



1日目午後の吟行は、産業遺産になっている笹畝坑道とベンガラ館、

そして山城のごとき大庄屋西江邸をバスで巡り、その後吹屋の町並みを散策、吟行。夜の懇親会では和気藹々、美食に舌鼓。夕食後も雨上がりの夜を惜しんで、再度町並みに出かける人、星空を愛でる人、そして“袋まわし”の句会に興ずる人、と好き好きに堪能。


2日目午前中は、各自7句提出による句会。昼食は会場を移し、食後のコーヒーに癒されつつ、短時間ながら全員の自己紹介。そして引き続き2時まで、杉山望編集長と江崎紀和子主宰による選と講評。

吹屋という素晴らしい素材から素晴らしい佳句がたくさん生まれた。充実した二日間に、銘々が満足感を口にしつつ、再開を約しJR高梁駅で別れを惜しんだ。



当日の特選句


江崎紀和子特選

間歩涼しいたるところに水がわき     井門 忠士

小判草ゆらし弁柄大福帳         久門ヨシエ

山法師のはなびら厚しひんやりと     杉本 洋子

またたびを咲かせしんしん山の音     杉山  望

をととひの空忘れたる新樹かな      武田  正

赤松のことに明るき走り梅雨       藤田美和子

日盛や路傍に錆ぶる駒つなぎ       渡辺美紀子


杉山 望特選

青蘆に神を信ずる青さあり        江崎紀和子


井門 忠士特選

万緑をつぎたしてゆくバスの窓      月原 栄子


池川 紀子特選

夏つばめすいと石州瓦かな        井門 忠士


和泉 厚子特選

鉱山の栄華を鎮め草茂る         池川 紀子


杉本 洋子特選

廃坑に白詰草の噴きあがり        村上小夜子


武田 正特選

植田はや風呼ぶ丈となりにけり      井門 忠士 


西村 淑特選

鉱山の栄華を鎮め草茂る         池川 紀子


山中 清子特選

かはほりや坑はななめに闇ふかめ     江崎紀和子


第23回 櫟ふれあいの旅


日時 平成28年5月28日(土)29日(日)

場所 岡山県高梁市吹屋ふるさと村

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第16回 ふれあいの旅 (第16回 櫟ふれあいの旅は2009年5月29日~30日 クリック)

第16回のふれあいの旅は山口県の下関方面と九州での宮若俳句大会を掲載---句碑あり