28-31年~令和5年 俳句の生まれる風景

https://sites.google.com/site/okudougohaikukai/24nian-xin-ren-ju
https://sites.google.com/site/okudougohaikukai/20huifureai-wu-dao
https://sites.google.com/site/okudougohaikukai/25nian-pai-juno-shengmareru-feng-jing

令和月の俳句の生まれる風景 


 今年の夏は例年にも増して猛暑日が続いている。

何とかならないとは思いつつ過ごす日々。

思い切って、久しぶりの花火を浴衣を着て大いに楽しもうではないか!

さあ出かける準備をしよう-----


 今月の一句

浴衣着て溢れ出したる若さかな」  HP管理人 宍野宏治

令和五年七月の俳句の生まれる風景 


 最近は頓に年寄りじみたような言動が

目につくようになってきた気がする。

何時までも気分だけでも若さは失いたくないものである。


 今月の一句

「睡蓮や世の多少なる浮き沈み」  HP管理人 宍野宏治

令和五年七月の俳句の生まれる風景 


 最近は頓に年寄りじみたような言動が

目につくようになってきた気がする。

何時までも気分だけでも若さは失いたくないものである。


 今月の一句

「睡蓮や世の多少なる浮き沈み」  HP管理人 宍野宏治

令和五年月の俳句の生まれる風景 


 今年の夏は熱中症頻発の猛暑日が多い年とのこと。

体調管理はしっかりとしておきたいものである。

浴衣を着て久々の花火をゆっくりと楽しもうではないか!


 今月の一句

浴衣着て溢れ出したる若さかな」  HP管理人 宍野宏治

令和五年六月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年六月 吉日


 コロナもいよいよ収束の気配。

季節がら旅ごころも擽られる昨今である。

思い切ってクルージングと洒落こみたいもの。


 今月の一句

「縁ありてよりの二人や青葉潮」  HP管理人 宍野宏治

令和五年五月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年五月 吉日


 人は日々、何かに励んで生きてゐる。その努力は何時の日か報われるものと信じたい。


 今月の一句

「麦熟るる無駄な努力はなかりけり」  HP管理人 宍野宏治

令和五年月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年四月 吉日


 奇しくも今月も満開の桜となった。何といっても春は桜を抜きでは

語れない。久しぶりの太陽のもとで大いに花を愛でたいものである。


 今月の一句

「満開の花や純真無垢のまま」  HP管理人 宍野宏治

令和五年三月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年三月 吉日


 人を信じることが残念ながら

難しい世の中となりつつある。真贋をしっかりと見極め

人を信じて生きてゆきたいものである。


 今月の一句

「真贋を見極め春の立ちにけり」  HP管理人 宍野宏治

令和五年二月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年二月 吉日


 人の世は自然体で生きるのが望ましい。

日頃はやや片意地を張りがちになるが、

今年こそは自然体をしっかりと身に着けたいものである。


 今月の一句

「自然体なるが身上梅の花」  HP管理人 宍野宏治

令和五年一月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二三年一月 吉日


 人は妥協しながらこの世を渡り行く。しかし、男には譲れない

大切ないくつかのものがある。根本は人の道に外れないことに

帰結する。


 今月の一句

「水仙花わが人生に妥協なき」  HP管理人 宍野宏治

令和四年十二月の俳句の生まれる風景 

 

二〇二二年十二月 吉日


 人は何時も何かを決断しながら生きてゐる。

どんな時にも冷静沈着な決断をしたいものである。

そのためには常に物事には真摯に対峙していく必要がある。

これは男に限らずすべての人に通じるものであろう。


 今月の一句

「寒き日の男の器量問はれけり」  HP管理人 宍野宏治

令和四年十一月の俳句の生まれる風景 

 朝晩は冷え込み冬を感じさせる今日この頃。

世間は騒がしく、とりわけ国会ではいろんな問題点が浮き彫りに

なって来た。

 人間である以上、信頼し合って生きてゆきたいものである。

二〇二二年十一月 吉日



 今月の一句

「帰り花ひとを信じて生きてゆく」  HP管理人 宍野宏治

令和四年十月の俳句の生まれる風景 

 猛暑と新型コロナもやっと収まりつつあり、

早くも秋の気配。生物は敏感に季節を読み取っている。

次の一手の準備に取り掛かるのには、もってこいの季節。

引っ込んでいる場合ではない、

大いに新しき挑戦をしたいものだ。

二〇二二年一十月吉日



 今月の一句

「やや寒や深く沈みし池の鯉」  HP管理人 宍野宏治

令和四年九月の俳句の生まれる風景 

 台風接近の影響か、比較的涼しい日が続くようになってきた。

そろそろ秋本番となりそうだ。

今週は遠出を楽しみたいものだ。

裏表なく育った燕たちもそろそろ帰る頃。

元気な旅立ちを祈るばかりである。


 今月の一句

「裏表なく生まれきし露の玉」  HP管理人 宍野宏治

令和四年八月の俳句の生まれる風景 

 コロナは第七波に突入した模様。油断ならざる日々は続いている。

今年は気兼ねなく花火に興じたいもの。


 今月の一句

「投網打つやうに開きし揚花火」  HP管理人 宍野宏治

令和四年七月の俳句の生まれる風景 

 今年は梅雨らしきものが見られず、いきなりの

猛暑の日々となりつつある。甚大な水不足に襲われる危険性もある。

お手柔らかに願いたいものだ。


 今月の一句

「蟬鳴いてみんな陽気になりにけり」  HP管理人 宍野宏治

令和四年六月の俳句の生まれる風景 

 コロナは収束の気配をやや見せかけてきている。

しかし、戦火はまだまだ予断を許さない。

許されるならば、ここらあたりで気持ち

よく旅行でも楽しみたい気分。


 今月の一句

「紫陽花や国際線に藍深め」  HP管理人 宍野宏治

令和四年五月の俳句の生まれる風景 

 漸くに花冷えを終えて、夏来るを実感できるようになってきた。

 しかし、春の嵐は日本列島をも襲い悲しい報告がなされている。また、コロナは収束を見せず第7波の様相で、ウクライナ情勢も不穏な状態が続いている。


 心地よい南風に身を任せて大いに人の世を楽しみたいものである。


 今月の一句

「南風吹き視界の広くなりにけり」  HP管理人 宍野宏治

令和四年四月の俳句の生まれる風景 

 今年の春は冬と同様に例年になく、寒さが何時までも

続いている。体調管理は細心の注意が必要である。

 また、コロナは収束をまだまだ見られず、ウクライナ情勢も

なおも戦禍は拡大し、余談を許さない現状が続いている。


 自然の風景に身をゆったりとゆだねる日々の到来を迎えて、

気兼ねなき友と一献傾けたいものである。

 今月の一句

「春の夜や一升瓶と奴が来て」  HP管理人 宍野宏治

令和四年三月の俳句の生まれる風景 

 今年の冬は例年になく、厳しい寒さとなった。

骨身に沁みる日々、ひたすら耐え抜く日々。

また、コロナ禍は収束を見せず、ウクライナ情勢も

余談を許さない現状。

 自然の風景に身をゆったりとゆだねる日々の到来を

期待したいものである。


 今月の一句

「大空を風渡りゆく花菜畑」  HP管理人 宍野宏治

令和四年二月の俳句の生まれる風景 

 一旦は収束するかに見えた新型コロナ。変異したオミクロン株の繁殖力は凄まじいものかある。しかし、じっくりと本性を見つめて、しっかりと対処していきたいものである。


しかし、仲良く暮らしてゆく事には可能性が秘められてい今年こそは穏やかに暮らしてゆきたいものである。

今月の一句

「新しき日常春の立ちにけり」  HP管理人 宍野宏治

令和四年一月の俳句の生まれる風景 

 大自然の営みには到底、人間力の及ぶところではない。

しかし、仲良く暮らしてゆく事には可能性が秘められている。

今年こそは穏やかに暮らしてゆきたいものである。



今月の一句

「雪折の雪に咎めのなかりけり」  HP管理人 宍野宏治

令和三年十二月の俳句の生まれる風景 

 自然の摂理。収まるべきところに収まれば自然と物事は進んで行く。

コロナの収束が成るかが問われる正念場の師走となった。


今月の一句

「鴨の来て水やはらかくなりにけり」  HP管理人 宍野宏治

令和三年十一月の俳句の生まれる風景 

 コロナのパンデミックも漸く、収束の気配を見せてきた。

このまま穏やかに収まってほしいものだ。

落葉も味方になってくれているような------


今月の一句

「地震の國なだむるやうな落葉かな」  HP管理人 宍野宏治



令和三年十月の俳句の生まれる風景

 コロナ禍は早くも二年近くとなって来た。

しびれを切らしても仕方がない我慢の状況が続く。

気持ちだけでも旅ごころを味わいたい心境。

今月の一句

「ジェット機は一路東京天高し」 HP管理人 宍野宏治

令和三年九月の俳句の生まれる風景

 コロナ禍のオリンピックはパラリンピックの真っ最中。

残暑はこれからが本番。

ゆっくと寛ぎたいものである。

今月の一句

「秋の海夕日こぼれてしまひけり」 HP管理人 宍野宏治



令和三年月の俳句の生まれる風景

 いよいよなっ本番。コロナ禍のオリンピックもたけなわといったところ。

炎暑はこれからが本番。

健康にはさらに配慮が必要となってくる。

今月の一句

日盛や笑ふほかなき土踏まず」 HP管理人 宍野宏治



令和三年月の俳句の生まれる風景

 今年は五輪開催の年。また、コロナ禍でもあり、温暖化の影響も大きく、北米では50℃く気温上昇。人災も多数発生。

いよいよ予測不能の世界へと突入。人類の知恵を出し合って何とか、この難局を切り抜けていきたいものである。


今月の一句

妥協する気配を見せぬ劫暑かな」 HP管理人 宍野宏治 

令和三年六月の俳句の生まれる風景

 人は加齢とともに頑なになり、融通が利かない物わかりの悪くなる傾向がある。

本来の道はホタルブクロのように閑に異彩を放つ存在を目指すべきなのであろう。

今月の一句

「性格は温厚ほたる袋咲く」 HP管理人 宍野宏治 

令和三年五月 俳句の生まれる風景  

 依然としてコロナの収束は見られない。

神風よ吹いてくれ!

と誰しも叫びたい心境。

今月の一句:

「南風吹き視界の広くなりにけり」 HP管理人

令和三年四月 俳句の生まれる風景  

この世には許せることと許せないことが、

残念ながら多く存在する。

糺すべきは糺すべきである。

赦した後は大らかに生きたいものである。

今月の一句:

「花咲きてすべて許してしまひけり」 HP管理人

令和三年三月 俳句の生まれる風景  

人間は自由を好む。

さらに選んだ道が好きな道であれば申し分ない。

その好きな道で身軽になるまで歩いて行きたい。

コロナ禍なれど、この道でよかったと思いたい日々である。

今月の一句:

「身の軽くなるまで青き踏みにけり」 HP管理人

令和三年二月 俳句の生まれる風景  

梅の花も微笑み、それに負けずと大地に草の芽は逞しく

育ちつつある。

この勢いで新型コロナを駆逐していきたいものである。

今月の一句:

「下萌ゆるどんどんひやららどんひやらら」 管理人

令和三年一月 俳句の生まれる風景  

新型コロナウイルスは衰えを見せず、

変異して、人類に重くのしかかったままである。

早くこの悪夢から覚めたいものである。

また、こんな時こそ、人と人の繋がりの文芸の俳句を

大事に守っていきたいものである。

今月の一句:

「行く末を吉へ転がす寒卵」 管理人

令和二年十二月 俳句の生まれる風景  

年齢をやや気にする年代となった。

しかし、70代が黄金期との説もあり、一喜一憂の日々。

極上の青空を賜り、そろそろ足るを知る年代と自覚することも必要か---

今月の一句:

「足るを知る齢なるかな漱石忌」 管理人

令和二年十一月 俳句の生まれる風景  

コロナの終息はいまだに出口が見当たらない。

しかし、何事も前向きに現状に適切に対処していく

事が肝要である。

各人が今、将にできることを考えて

一歩前に勇気を持って進みたいものである。

今月の一句:

「桐一葉この世のことは全て些事」 管理人

令和二年十月 俳句の生まれる風景  

人間は加齢とともに思考回路が変異することが、しばしば見られる。

しかし、平常心と一生を貫いてきた信念、一本気なるものは、

変わってはならないものである。

今月の一句:

「水澄むやぶれることなき一本気」 管理人

令和二年九月 俳句の生まれる風景  

新型ウイルスで世のシステムは徐々に変貌を遂げて行く。

月は頑張れと優しく地球に微笑みかけている。

この月の肝要さと余裕を忘れず、新たなる世のシステムの構築に尽力したいものである。

今月の一句:

「ほどほどに酔ひの廻りし良夜かな」 管理人

令和二年八月 俳句の生まれる風景  

今年も夏本番の様相。コロナ禍で異常な展開が予想され、

新しい世の中への変貌の夏となる可能性がある。

そんな中でも、心からの微笑みは大切にして行きたいものである。

今月の一句:

「さざなみは微笑む仕草泉湧く」 管理人

令和二年七月 俳句の生まれる風景  

人が成長していくためには、蛮勇を持って越えて行かなければ

ならないと時である。その日の到来に備えて、精進したいものである。

今月の一句:

「超え難きものを超えたり雲の峰」 管理人

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令和二年六月 俳句の生まれる風景  

日本最古の庶民のための公立学校の旧閑谷学校の国宝の講堂。

ここでは孔子の教えを学ぶ論語体験ができるとのこと。

学び取る姿勢は常に心がけたいものである。

「講堂の論語朗誦涼しかり」 管理人

令和二年五月 俳句の生まれる風景  

麦秋の候。青春の一コマ。何時までも青雲の志は持ち続けたいものである。

何が何でもコロナ禍に屈することがあってはならない。

「麦笛を吹けば青雲来たりけり」 管理人

令和二年四月 俳句の生まれる風景  

新型コロナウイルスがパンデミックとなり、昨今は花見をすることも

ままならず。マスクなども入手困難となってしまった。

普通の日常の生活が如何に貴重なものであるかを

思い知らされている。気分はローラースケーターといったところ。

「春光へすいとローラースケーター」 管理人

令和二年三月 俳句の生まれる風景  

故郷を離れて、早くも四〇数年が経過。

好きなことをしての半生である。

いまやこの街も好きな街となりつつある。

「踏青や理屈にあらず好きな道」 管理人

令和二年二月 俳句の生まれる風景  

今年は暖冬。

梅の魁は例年以上のものがある。

しっかりと前を見据えて過ごしたいものである。

「鍛へたる太もも春の立ちにけり」 管理人

令和二年一月 俳句の生まれる風景  

令和は二年へと一歩、歩を進めた。

遅れることなく着実に前進したいものである。

人間性は豊かにと日々願うこの頃である。

「やはらかき人となりゆく恵方かな」 管理人

令和元年十二俳句の生まれる風景  

いよいよ本格的な冬の到来。

子規記念博物館の横のヒマラヤ杉の大木が伐採された。---今は一部で今後は全伐採の予定とか---

そのすき間からは、このことを惜しむかのように空の悲しむ音を聞いたような気がした。

「冬紅葉からんからんと空が鳴る」 管理人

令和元年11俳句の生まれる風景  

  空はいつも無防備。人間もしばしば無防備となりがちである。

無の境地に至り、全てを甘んじて受け入れることも時には寛容ではあろう。

今月の一句

無防備に雲一つなき秋の空」 宏治

令和元年9俳句の生まれる風景  

  人は齢を重ねると丸くなっていく。

お人好しと揶揄されることもあり。

しかし、言うべき時はしっかりと持論を吐露すべきであろう。

「月天心口出しせねばならぬこと」

令和元年8俳句の生まれる風景  

 今日も無心に生きている。

生き抜く力が漸く整ってきたようだ。

「生くるより生き抜く力ビール干す」

鳴門の渦潮

令和元年7俳句の生まれる風景  

気楽に生きることができれば、誰しも文句のないところであろう。

しかし、人は得てしてすべてを呑み込んでしまう。

何事もなかりように---

「戯れ言の言へぬ性分沙羅の花」

令和元年6俳句の生まれる風景  

  岡山の閑谷学校を訪問時の一風景。

背景は孔子廟、公園内には講堂。

燕がいかにも自由を満喫している様子に、ふと心を奪われた。

令和元年5月 俳句の生まれる風景  

  春寒しの感もやや薄れ、夏来るとの気配。

元号は平成から令和と変わる節目の10連休の真っただ中、そろそろ遠出をしたいところ。

「老鶯や真ん中歩く沈下橋」

高知の四万十川の沈下橋の一句。

平成31年4月 俳句の生まれる風景  

砥部動物園での一句。

限られた空間にも具材あり。

現場千回の意気込みで作句を目指したい。

「風光るペンギン水の中を飛び」 宏治

平成31年3月 俳句の生まれる風景  

梅が良いか、桜が良いか---

議論のあるところ。

今回は梅の見頃とのことで梅林探訪と洒落た。

「梅東風や木組みの粗き展望台」 宏治

平成31年2月 俳句の生まれる風景  

寒も明け、立春となり城山の春を思わせるほぼ快晴と言える天気。

梅は魁を期して目覚めつつある。

「魁の一花たらんと梅ふふむ」

平成31年1月 俳句の生まれる風景  

今年こそはの思いはどなたもあるもの。

声に出してこそ実現へと近づいて行く。

大いに声を大にして前進あるのみ!

「引き寄せし強運の籤大旦」

平成30年12月 俳句の生まれる風景  

真っ先に鳰を歓迎せしものは池の鯉。

可能なれば待たれる人になりたいものである。

「鳰の来て水やはらかくなりにけり」

平成30年11月 俳句の生まれる風景  

櫟誌300号記念誌の一句で掲載したものと同じ。

家庭があってこその自我の存在と再認識。

「秋蝶について戻りし我が家かな」

平成30年10月 俳句の生まれる風景  

平常心を保つことは至難の業。

これは年齢とは無縁と思われる。諦観も必要だが、執拗も生きて行く上では

大事な要素。しばらくは縁が切れそうもない。

「秋桜へそを曲げずに揺れてをり」

平成30年9月俳句の生まれる風景  

  

吟行句での一句。葛の花が咲くようなやや寂れたところでも

村人により観音は大事に護られていることに感慨を催した。

「然るべき位置に観音葛の花」

平成30年8月俳句の生まれる風景   

  夏本番。冷たいものが欲しくなる季節。かき氷は格別。

かき氷も初めはとんがっていて近寄りがたいが次第に丸みを帯びて

処しやすくなる。人もしかり。しかし、どこか心の片隅でこのとんがり精神は

保っていたいものである。

平成30年7月俳句の生まれる風景   

久々に東京へと足を延ばした。大都会は急速な発展をとげ、オリンピックの準備などで

更に活気づいている。こんな時にこそ、しっかりと考えて節度と勇気ある行動を取りたいものである。

奇しくも今年の大河ドラマは「西郷どん」。像のイメージと以前に作った拙句が合体した一瞬であった。

挫けそうになるものには打ち勝って行かねばと改めて痛感した。

今回の句は「意思強きものの伸び行く夏木立」

平成30年6月俳句の生まれる風景   

ふれあいの旅で四万十川の船遊びを楽しんだ。

朝方は曇り空で雨も降り出し船遊びは断念の感あり。

しかし、数分後、何処ともなく雲が切れ青空が覗きだし

風も穏やかになった感があった。

今回賜った句は

南風吹く人生に借りなかりけり」 宏治

作句の参考になれば幸いである。

平成30年5月俳句の生まれる風景   

人には自然治癒力があると謂われる。

それを信じて三年の月日が流れた。

未だ完璧とは言えず。

もう一頑張りせよとの御籤であった。

今回賜った句は暁光

養生の刻との神籤青葉風」 宏治

平成30年4月俳句の生まれる風景   

努力はなかなか稔りがたいものである。

しかし、人は弛まず努力と精進を重ねて生きていく。

何時の日にかは暁光とともに報われる時がくると信じて生きていく。

誰にでも、きっとこの努力は魂の雄叫びとともに必ず報われる時がやってくる。

今回賜った句は暁光

「陽を浴びて真白き花となりにけり」 宏治

作句の参考になれば幸いである。

平成30年3月俳句の生まれる風景   

人には節目、けじめするべき時が必然的に生じる。

僭越ながら管理人も古稀を迎えた。

大病の後だけに慎重に事に当たっていきたいものである。

初心忘るべからず。

今回賜った句は

「悠然と迎へし古稀の初桜」

作句の参考になれば幸いである。

平成30年2月俳句の生まれる風景   

人には向上心という厄介だが有り難いものがある。

また、これは時として人を歓喜させる結果を導く。

結果の良しあしを問わず果敢にいろんなことに挑戦する

ファーストペンギンの心意気はいつまでも持ち続けたいものである。

今回賜った句は

「魁の一花たらんと梅ふふむ」

作句の参考になれば幸いである。

平成30年1月俳句の生まれる風景   

人間は不死身でありたいと誰しもの思い。

秦の始皇帝しかり。いわんや吾もまた。

しかし努力も必要と痛感。強き意思が求められる。

自然の力を信じたい。

「人間に自然治癒力山眠る」

作句の参考になれば幸いである

平成29年12月俳句の生まれる風景   

また寒いが楽しい雪の季節の到来。

いいことが起こる予感。

体調万全期したいものである。

何事もやさしく許すことが大事と思う昨今である。

「雪折の雪に咎めのなかりけり」

作句の参考になれば幸いである

平成29年11月俳句の生まれる風景   

台風一過。そろそろ旅支度のころ。

気のはやる昨今ではある。

今回賜った句は

「新海苔やぱりつと蒼き空一枚」

作句の参考になれば幸いである

平成29年10月俳句の生まれる風景   

人の煩悩は捨て去りがたいものである。

しかし、時にはすべてを捨て去り、

秋桜へそを曲げずに揺れてをりの心境になるのも必要である。

今回賜った句は

「私利私欲捨てて高きに登りけり」

作句の参考になれば幸いである

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平成29年9月俳句の生まれる風景   

人は共に生きる動物。お互いに尊重し合って生きたいものである

今回賜った句は

「好き嫌ひ有無を言はせぬ灸花」

作句の参考になれば幸いである

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平成29年8月俳句の生まれる風景   

平成29年8月 俳句の生まれる風景

  今年の夏は猛暑との予想。水不足も心配される。

踊りで心機一転。

新しい風を起こさんとの意気込みと予感。

今回賜った句は

「水打って風新しくなりにけり」

作句の参考になれば幸いである

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平成29年7月俳句の生まれる風景   

平成29年7月 俳句の生まれる風景

  いよいよ夏本番。

今年は厳しい猛暑との予想。

元気いっぱいに、新しい風が吹き、生まれ変われる夏としたいものである。

今回賜った句は

「日盛りや風さがしゐる馬の耳」

作句の参考になれば幸いである。

平成29年6月俳句の生まれる風景   

平成29年6月 俳句の生まれる風景

  ふれあいの旅で見かけた風景。

毎年、同じところで見ていた気がする。

3年ぶりの光景を眼にした。

何だか感無量であった。

今回賜った句は

「子燕を加へて家族写真かな」

作句の参考になれば幸いである。

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平成29年5月俳句の生まれる風景   

平成29年5月 俳句の生まれる風景

  晴れ亘った空はいつ見ても気持ちの良いものである。

また、新樹の輝きがその喜びを更なるものにしてくれる。

今回賜った句は

「まつすぐに育ちし気性新樹光」 管理人

作句の参考になれば幸いである。

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平成29年4月俳句の生まれる風景   

平成29年4月 俳句の生まれる風景

  今年の桜は寒の戻りの影響で松山の開花宣言が遅れた。

白木蓮は盛りをやや過ぎたが、まだ咲き誇っている。

桜の開花まで何とか持ちこたえたことに拍手を送りたい。

今回賜った句は

「白木蓮やからくり時計動きだす」

作句の参考になれば幸いである。

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平成29年3月俳句の生まれる風景   

平成29年3月 俳句の生まれる風景

  骨の治癒力はあまりにも遅々としている。

特に背骨の治癒力は歯がゆいものと思われる。

今回賜った句は

「明日のあること疑がはず鳥帰る」

作句の参考になれば幸いである。

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平成29年2月俳句の生まれる風景   

平成29年2月 俳句の生まれる風景

  学習によって視野がどんどん広くなっていく。

何事も信念を持って当たるべしとの境地。

今回賜った句は

「真贋を見極め春の立ちにけり」

作句の参考になれば幸いである。

平成29年1月俳句の生まれる風景   

平成29年1月 俳句の生まれる風景

  若手と呼ばれて久しいが早くも古稀を迎えた。

心機一転新しく心身ともに充実させねばとの決意表明の句。

今回賜った句は

「初御空古稀柔らかき力こぶ」

作句の参考になれば幸いである。

28年俳句の生まれる風景   

28年12月 俳句の生まれる風景

  いつごろからか皇帝ダリアを見かける機会が多くなってきた。

近隣に於いてもその勢いはすさまじい。

一服の妙薬とも言えそうである。

今回賜った句は

「戻り来し意識皇帝ダリアかな」

作句の参考になれば幸いである。

28年俳句の生まれる風景   

28年11月 俳句の生まれる風景

  今回は近隣を散策しての一句。

何かしらの決意表明かも知れぬ。

今回賜った句は

「結論急がず高きにのぼりけり」

作句の参考になれば幸いである。

******26年11月 俳句の生まれる風景(再掲載)******

  松山を離れて,高千穂を散策したときの一風景。

まないの滝が神秘的であった。

今まで降り続いていた雨が突如として上がったことも興味深く感じた。

今回賜った句は

「高千穂の降臨伝説村時雨」

作句の参考になれば幸いである。

平成28年10月の俳句の生まれる風景

秋本番といったところ。

秋の七草は「おすきなふくは」とおぼえるといいらしい。

七草には入らないが、秋にコスモスははずせない。

今月の一句は「秋桜へそを曲げずに揺れてをり」

28年俳句の生まれる風景   

平成28年9月の俳句の生まれる風景

花火の季節も終りに近づき、海へ散策の足を延ばした。

今月の一句は「秋の海夕日こぼれてしまひけり」

平成28年9月の俳句の生まれる風景

花火の季節も終りに近づき、海へ散策の足を延ばした。

今月の一句は「秋の海夕日こぼれてしまひけり」

28年俳句の生まれる風景   

平成28年8月の俳句の生まれる風景

久しぶりに我が狭庭に蝉が孵化した。

良き前兆と捉える。

今月の一句は「いままさに空蝉として生まれけり」

平成28年7月の俳句の生まれる風景

雨の中、健気に短い命を咲いている。

今月の一句は「おもてうら無きが身上沙羅の花」

平成28年6月の俳句の生まれる風景

如何なるときも礼節は大事にしたいもの。

また、美しく感じるものである。

ときに若者の元気な挨拶はすがすがしいもの。

今回賜った句は

「花樗礼儀正しき若夫婦」

平成28年5月の俳句の生まれる風景

久し振りの遠出となった。

ドライブは楽しいものであった。

今回賜った句は

「悠久の大山積の樟若葉」

平成28年4月の俳句の生まれる風景

今年も桜を愛でることができた安堵感。

賜りしプレミアムライフ。

しっかりと生きて行きたいと言い聞かせている。

作句の参考になれば幸いである。

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平成28年3月の俳句の生まれる風景

久々の更新となった。

管理人は長らくのご無沙汰で写真にもやや不満があるが

気持ちは晴れ晴れといったところ。

作句の参考になれば幸いである。