投稿日: 2010/11/27 2:53:47
懇親会で勇壮な「小倉太鼓」を叩く高3の女の子!
11月25日,26日と九州の小倉で西日本施設協議会がありました.
僕は東日本の会長となる関係で,ご招待を受けました.出発の前日,北朝鮮と韓国の砲撃事件があり,「流れ弾が飛んできたらどうしよう」と不安でしたが,大丈夫でした(笑)
自立支援法改正案(いわゆる「つなぎ法案」)の国会審議が始まり,いよいよ重心施設も岐路に立たされることになりました.この法案が通ると,在宅支援が充実したり発達障害が明確に支援対象になるなど良いことも多いのですが,重心施設にとっては,下記のような問題点があります.
平成24年4月までに療養介護などの新体系へ移行しなければならない.当院での試算では大幅に収入減となる.
18歳未満の児童は,「医療型障害児施設」として別事業となり,「児者一貫」の療育が守られない懸念がある
療養介護へ移行するためには,膨大な事務作業を伴う(障害程度区分判定,再契約作業など)
苦労して移行しても,翌25年に成立する予定の総合福祉法(仮称)にまたまた移行しなければならない
「守る会」は,児者一貫に充分配慮することを条件に,新法案を指示する立場をとっています.施設協会では意見が分かれており,今回の西日本でももめている状況です.