The Quadratic Curves Addition Method
Apolloniusの問題は,二次曲線付加法(The Quadratic Curves Addition Method)で説明できる。
円Oの半径をRとする.
【定理2】円Oの内部の定点Fを通る円のうち,Oに内接する円の中心は,2点O,Fを焦点とする楕円上にある。ただし,2焦点からの距離の和はRである。
【証明】図のように,接点をQとすると,
OP + FP = OP + PQ = OQ = R
よって,求める円の中心Pは,O, Fを焦点とする楕円上にある。
ただし,2焦点からの距離の和は円Oの半径Rである。
逆に,楕円上に任意の点Pをとり,OPの延長と円Oとの交点をQとすれば,条件から,
OP + FP = R
OP + PQ = R
よって, FP = PQ
すなわち, PF = PQ
Pを中心とする半径PFの円は円OとQと接する。(Q.E.D)
円Oの内部の定点Fを半径0を円と考える。
ここで,円Fが半径 (工事中)