本専修では、社会福祉学と心理学の二つのアプローチを学び、心の健康の回復、増進を支援する仕事に結びつけることができます。健康には、身体面、精神面、社会的側面があり、互いに関連し合っているため、医療、心理、福祉など多くの専門職のチームワークによる総合的な支援が必要です。特に心の健康の分野は、まだ社会的に理解や支援がゆきわたらず、今後の専門職に期待される役割は大きいといえます。
初年次には、心の健康に関するガイダンス科目「精神保健学A」「精神保健学B」をはじめ、心理学の基礎知識や、福祉の相談援助の基本的理念を学び、2年次以降の学習の土台を築きます。その後、社会福祉学と心理学のどちらに重点を置いて学ぶか、どのような進路をめざすのかを考え、方向性を見定めて2年次秋学期に専攻コースを選択し、登録します。