現代の福祉は、一人ひとりの個性を正しくとらえ、その人らしい生き方のできる援助を考えています。この専修は、福祉についての総合的な知識やスキルを習得し、正しい人間理解と援助を身につけることをねらいとしています。「福祉マインド」を有する人間性の向上と科学的思考方法を身につけることに力点を置いた教育を目的としています。そして、福祉のさまざまな課題に取り組むことができる人材の育成を目指しています。
オリジナルに富むカリキュラム
本コースでは社会福祉専修の特色をもつ科目を開講しています。地域を基盤にした新しい観点から[人―環境]を考える「地域住環境論」「地域エンパワーメント方法論」などがあります。聴覚の障害をもつ人をより身近に考え関われる「聴覚障害者のコミュニケーション」もあります。また、現代社会には欠かせない[経営]の視点から福祉を考える「福祉事業経営論」「福祉施設経営論」などがあります。
理論と実践とをつなぐ実習教育と演習科目
社会福祉士資格取得を目指す専門職養成に向けた24日間以上の「ソーシャルワーク実習」と実習前後の学修をより効果的にするために「ソーシャルワーク実習指導(Ⅰ~Ⅲ)」を設け、よりきめ細かい実習プログラムで一人一人の実習生に応じた指導を行っています。また、「ソーシャルワーク演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」も開講し、理論と実践をつなぐ応用的な科目があります。
メジャー
「社会福祉とマネージメント」4単位、学群共通科目、ガイダンス科目から16単位(「社会福祉とマネージメント」を除く)、社会福祉専修科目より38単位、合計58単位以上修得してください。
マイナー
「社会福祉とマネージメント」4単位、社会福祉専修科目より20単位、合計24単位以上修得してください。