優秀賞・優良賞
1月22日(日)に中野サンプラザにて、第45回東京地区剣道少年団研修会の作文発表会が行われました。
この会は道場連盟が主催されている、剣道を通して学んだことを作文にして、剣道の意義を考えるとても重要な研修会です。新渡戸文化中学校剣道部のメンバーも作文を書き、応募しました。そして、東京都予選会で5名が選ばれました。
選ばれた5名は年末から自分の文章を読み直し、自分の剣道に対する想いや考えを整理しながら、発表の準備を進めてきました。原稿を覚えるだけでなく、声の大きさ、表情、間の取り方など一つひとつ考えながら練習を重ねました。
研修会では優良賞・優秀賞・最優秀賞が決まります。新渡戸文化からは優良賞と優秀賞の合計2名が選ばれました!惜しくも最優秀賞には届きませでしたが、5名それぞれが素晴らしい発表をしてくれたと思います。
日々稽古を重ねていると、強さを求める気持ちが強くなり、大人も子どもも剣道をやる本来の目的を見失ってしまうことがあります。このような研修会があることで、剣道という武道の存在意義を考えることができます。選ばれた作文はどれも素晴らしい内容で、参加していた大人へ剣道や人生を問いかけ、考えさせていました。
新渡戸文化では「なぜ剣道をやるのか?」という問いを大切にして、自分の剣道の確立を目指しています。稽古で技術・気持ちを鍛えて、自分のスタイルを確立し試合で試す。その繰り返しで心も体も成長します。「結果を求める」という考えの土台に何があるのか?そこを忘れずにもっと精進していきましょう!
9月25日(日)に東京武道館にて道場対抗剣道大会が行われました。新渡戸文化からは高校女子が参加しましたが、中学生は所属道場から数名参加しておりました。残念ながら新渡戸文化としては結果を残すことはできませんでしたが、参加した中学生選手のチームが女子団体戦で優勝することができました!
新渡戸文化では実戦の場を多く用意することを大切にしています。今回のようなレベルの高い大会で決勝戦まで経験できたことはその選手にとってとても重要な経験になったと思います。実戦の場を多く経験してもっと上を目指しましょう!
生徒から生徒へ
9月23日(金祝)に中野区剣道連盟の昇段審査会があり、中1・中2から計4名が初段に合格しました。今回の昇段審査は高校2年生の部長が中心となって初心者に立ち合いや形の稽古を行い、先生達はほぼノータッチで全員合格することができました。
先生に頼るのではなく、自分たちの力で進めたことは本当に素晴らしいです。このような部の雰囲気を大切にして、剣道に前向きに関わっていけるチームを目指しましょう!
生徒主体の剣道体験
6月25日(土)に新渡戸文化中学校でオープンスクールがあり、剣道体験教室が開かれました。体験教室では中3の生徒が考えたメニューを参加してくれた小学生に伝えました。足捌きや素振り、そして最後には新聞斬りを行いました。経験者も未経験者も楽しい体験会となりました。先生の指導も大事ですが、先輩と後輩の関係が伝えることはもっと大事なのかもしれません。体験会に参加してくれたみんながいい笑顔になっていました。
一般女子一部 優勝
5月21日(日)に行われた府中市剣道個人優勝大会に高校1年女子剣道部員が出場し、なんと優勝しました!
中3の引退後から自ら構えを上段に変更する決断をし、自分のものにするために稽古に励んできた選手です。この大会も日々の部活動の+αとして参加しました。
部内ではなく、外部との稽古や試合では得るものは多いと思います。今回の大会は一般の部ということもあり、同世代ではない選手とも試合があったようです。その上で優勝できたことで、さらに自信とやる気が湧いてきたのではないでしょうか。改めて優勝おめでとうございます!