3月25日(木)に発売された『剣道時代5月号』にてコロナ禍の中学・高校生たちへというページに新渡戸文化中学高等学校の剣道部の写真が掲載されました。
昨年の12月12日(土)に写真家の杉能さんが撮影に来て下さり、中学3年生と高校3年生を中心写真に残して下さいました。
コロナの影響で試合どころか日々の稽古からも遠ざかった一年ではありましたが、今までの努力が全て消えてしまったわけではありません。この写真はこれからの人生に力を与えてくれると思います。いつも剣道を楽しむ心を忘れずに、これからの人生を強く生き抜いて欲しいと思います。
2回目の緊急事態宣言とその延長を受けて、新渡戸文化剣道部は部活動を自粛しておりました。その間、各自が自分の課題を考えてトレーニングを続けておりました。
自分で課題を見つけ解決していく。先生主導ではなく選手主導のチーム力はこういう時にこそ発揮されると思います。部員には1月末と2月末に「1ヶ月の成果をまとめて教えて下さい。」とだけ伝えました。様々なアウトプットの方法の中から、自分の剣道ストーリーを考え、自分がまとめやすい形にして教えてくれました。剣道を楽しんでいる様子がよく伝わる作品があったので一部紹介致します。
この期間で部員同士の会話が増えた気がします。自分はどのように剣道を考えているのか?なぜこの構えなのか?どうやって一本とるのか?剣道を自分事化しているからこそ生まれる問いをお互いに解決しようとする雰囲気が濃くなった気がします。
みんながどんな選手になるのか楽しみです。
2021年1月7日に新型コロナウイルス感染症への対応として、1都3県に緊急事態宣言が発出されました。これを受けて本学園も1月31日まで部活が休止となりました。
少しずつ大会が再開され始め、選手も前向きになっておりましたがもう少し辛抱する必要があります。
新渡戸文化では「自律」をテーマに日頃から指導をしております。このようなときに何をやるべきか判断し、行動が取れる選手を目指しております。
休止期間中は一人ひとりとオンラインで面談を行い、2020年の反省から2021年の目標を確認し、それを踏まえた1月中の動きを問いかけます。
この期間で選手たちがどのような成長を見せてくれるか楽しみです。
2020年12月12日(土)に剣道部の記念撮影が行われました。
今回お世話になったのは写真家の杉能信介さんです。今年の高校三年生と中学三年生対象で、思い出に残る写真を撮っていただきました。
今年はコロナウイルスの影響で試合が中止となり、従来の引退試合を迎えることなく世代交代となってしまいました。しかし、今まで努力を積み重ねてきた事実は変わりません。そんなみんなの輝きを形に残すというプロジェクトです。
撮影には部員や先生はもちろん、保護者にもご参加いただきました。それぞれの思いを胸にとても素敵な写真が撮れました。
今年は剣道部として「自分にとって剣道とは何か?」を問われる一年になりました。普段一生懸命行っている稽古をもう一度見つめ直し、何のために剣道をしているのかに向き合いました。きっと今回の写真も答えの一つになるのではないでしょうか。
みんなが輝ける場としてこれからも頑張りたいです。
今回、新渡戸文化学園剣道部として「インハイTV」に参加させていただきました。
内村選手に質問できる機会を得て、「インターハイ、関東大会を目指して稽古していますが、万が一目標を達成できなかった場合、顧問の先生方にどんな恩返しができますか?」という質問をしました。内村選手は「実績で恩を返す。それは1番の恩返しである。しかし、それが全てではなく、教えていただいたことを忘れずに将来に活かすことはできる。それが先生方への恩返しのひとつではないか。」と答えてくださいました。
このコロナ禍で小さな大会でさえも無くなってしまう中、今まで通り稽古もできなくなり、実績も残せないのではないかという不安もあり、このような質問をさせていただきました。
しかし、剣道の教えはもっと奥が深く、今後の私自身の進路や人生そのものが充実していることが先生方への恩返しになるのだと知りました。これは先生方が剣道を通して私達に将来的なアドバイスをしてくださっているのだと感じました。
内村選手に「頑張れ」と言われて終わりだと思っていたので、まさか頂点に立ったことがある内村選手に「実績を残すのは難しい」と発言されたのは驚きました。
今後、剣道に関すること、進路についても悩むことがあると思いますが、内村選手のアドバイスを思い出し、自分で納得できる充実した学校生活、部活動生活を送りたいです。
インハイTVオンラインエール 剣道:https://sportsbull.jp/p/827699/
皆様こんにちは!初めまして、今年度からお世話になります、マネージャーのKです。
私が入部してから早1ヶ月、もうすぐで2ヶ月が経とうとしています。
新型コロナウイルスの影響で活動するタイミングが少し遅れてしまいましたが、夏稽古等で様々な経験ができました。今回は主に夏稽古の様子についてご報告させていただきます。
夏稽古では普段の稽古より多くの稽古時間がとれ、より自分たちの剣道を磨くことができていました。
また集中稽古では、中止されてしまった夏合宿の分まで真剣に取り組んでいました。部内試合ではいつもと違う緊張感のある中、自分の試合での実力を確認できたこと、自分の長所と短所を知れたりとけじめのある時間を過ごせたようです。
また生徒が考えた稽古内容で稽古を進める「生徒案」という週がありました。男子(中高)・高校女子・中学女子の3つのグループでそれぞれ、事前に何度も稽古案の内容を先生に確認していただき、先生からアドバイスがあればそれを活かすための修正をし、より良い自分たちだけのオリジナルの稽古内容を作り上げていました。
私にとっては初めての夏稽古で、学べたことがたくさんあり良い経験になったなと改めて感じました。
今までは剣道とは無縁の道を歩んで参りましたが、これからは剣道と向き合って、部員の皆さんに寄り添って、最高の3年間を過ごしていきたいと思います!
これからもよろしくお願い致します。
8月1日より新渡戸文化中学校・高等学校は夏休みに入りました。剣道部も一学期という区切りを終えて、世代交代をして新たなスタートを切ります。
剣道部を通して自分が成長するには、チームへの貢献が欠かせません。同級生だけでなく、先輩や後輩ともコミュニケーションをとって学び合いができる。そんな剣道部を目指してもらいたいです。
中学は6月24日より、高校は6月29日より部活動が再開致しました。
まずはマスクをつけて、発声はせず、ソーシャルディスタンスを守りながらの稽古です。
学校でもスクーリングが段階的に始まり、久々に部員で集まって稽古ができる喜びを感じながら剣道をしました。早く通常の稽古を行いたい気持ちを抑えながら、一人一人自分の稽古に集中して行っております。
新渡戸文化剣道部では自粛期間で稽古ができない中「自分にとっての剣道とは何か?」をテーマに週一回のミーティングを行っておりました。大勢ではなく部員を3チームに分けて、一人一人が当事者意識を持って取り組める環境を整えました。右はseesawというアプリを通して生徒同士で剣道を語っている様子です。
また、外出ができない中でもトレーニングができるように、基本の稽古方法をまとめました。剣道部専用の連絡ツール(classroom)を通して生徒へ配信し、どのようなトレーニングをするべきかの参考にさせました。