研究概要

 予測困難で激しい変化やコロナ禍の厳しい制限のもと、子ども達や教師が「主体的、対話的で深い学び」を通して未来に向かって共に歩んでいくためには、主体性や協働性の源泉となる心理的安全性をさらに高めていく必要があると考えています。

 そこで本校では、心理的安全性を基盤とした学びの創造にむけて、職員によるリフレクションタイム「対話の時間」を設定し、職員相互の実践知の交流を通して学校課題の解決に向けた組織の活性化と同僚性の向上を図る取り組みを進めてきました。

さらに、学校の組織体制を整えつつ「主体的・対話的で深い学び」の実現のために、これまでの「教える」という授業観・指導観から子供達の「学び」に焦点化した授業観・指導観に転換を図る必要があると考え、従来の一斉授業の授業観、児童観、教師観を手放し、子どもを中心とした学びのファシリテーターとして新たな観に基づいた授業づくりに挑戦ることとしました。その具体的なアプローチとして「単元内自由進度学習」に着目し授業改善に取り組んでいるところです。

※本校では心理的安全性の高まりを県施策【自己肯定感の高まり】【魅力ある学校づくり】等に係る各種調査項目を通して捉えていきたいと考えています。

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