FUMIYA SATO / 佐藤 史弥
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ミニッツレトログラード・ジャンピングアワーウォッチ
[ Watch ] Brass, Carbon steel, Aluminumこの時計では、分針が扇状に動くレトログラード、時間を窓の数字で表すジャンピングアワー、この２つの時刻表示機構を搭載することを目的として製作しました。ベースはETA6498という、手巻き式で最も一般的といわれるもので、その上部に搭載するモジュールといわれる付加機構部を製作しました。
PCで三次元的な設計を行います。この設計が全ての基盤となるため、動作を考え入念に確認をします。
PCで作成したモデルをもとに、CNCフライス盤という自動切削機で削り出したパーツになります。
非常に小さく精密な歯車と軸です。正常に動作するための重要なパーツです。軸は時計旋盤という小な旋盤を使い手作業で製作しました。
組み上げながら動作の確認を行います。実際に出来上がったパーツには公差と言われる誤差が生じるため、調整は手作業で行います。
エングレービングで装飾を施した文字板とブルースチールの針をつけて時計となります。
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