YUICHIRO OKAWA / 大川 雄一郎
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Curve
[ Piste bike ] Steel多種多様な自転車の造形の中で大きくフォルムが変わらない部分の一つにヘッドチューブがあります。これまで合理性重視でデザインのバリエーションが少なかったヘッドチューブを、極限まで小さくデザインしました。その結果、今までの自転車にはない大きく美しい曲線を作り出すことができました。
ヘッドチューブは鉄棒を旋盤で削り出してもらい、制作しています。
それぞれ曲がった三つのパイプを、ズレがないよう定盤上で溶接しました。
四本のパイプを曲げ溶接することにより大まかなシルエットが完成しました。
サドルもパイプを曲げて制作しています。太いパイプは熱を加えて曲げる必要がありますが、このように細いパイプは丸いものに沿わせて力をかけることで曲がっていきます。意外と形がフィットして座りやすいですよ。
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