2026年7月13日 伊勢志摩牟婁地区探究交流会
7月13日(月)、伊勢高校SSH初の試みとして、三重県の伊勢志摩地域及び牟婁地域の高校生と探究活動の交流会を実施しました。伊勢工業高校、宇治山田商業高校、尾鷲高校、志摩高校、水産高校の皆さんには実際に本校にお越しいただき、熊野青藍高校木本校舎の皆さんにはオンラインで参加していただきました。本校アドバンス探究C選択生の司会のもと、第1部では各校の探究活動の概要とこれまでの探究成果を共有し、第2部ではテーマ設定のワークショップ・進捗報告会の2つの分科会に分かれて活発な議論が交わされました。同じ三重県南部の高校生同士ではありますが、各高校が得意としている分野を知って刺激を受けたり、地域による視点の違いに興味をもったり、地元ならではのトークが飛び出したり、高校生ならではの柔軟な発想から議論の広がりや深まりを感じる2時間となりました。伊勢高校としても、この度の参加校の皆さんの知見に学び、また交流ができる機会に向けて、探究活動を深めていきたいと思います。
お忙しい中参加していただいた高校生の皆さん、先生方、この場を借りて御礼申し上げます。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
2026年7月11日 第2回三重大学医学部講座
7月11日(土)、伊勢高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環として、三重大学医学部において今年度第2回目となる「医学部講座」を実施しました。
はじめに、大学の先生より動物の解剖から組織染色にいたるまでのプロセスについて講義を受けました。麻酔から還流固定までの流れや縫合についての解説、HE染色の方法などについて詳しくご説明いただきました。続いて、発達障害に関する講義も行われ、発達障害について学ぶとともに、それらの研究のために解剖実験が行われているという、医学研究の目的や意義についても深く理解することができました。
講義の後は、6人のグループに分かれて実習を行いました。先生方の丁寧なご指導のもと、ラットの解剖実習、HE染色の実習、染色した切片の観察、骨模型を用いた実習など多岐にわたるプログラムに取り組みました。生徒たちは緊張感をもって真剣に実習に臨んでいました。
また、医学科の学生4名の方々にもご参加いただきました。医学部の学生生活や高校時代における受験勉強の方法などについて、学生の皆様から直接お話を伺うことができ、生徒たちにとって非常に貴重な機会となりました。医学研究に触れ、医学生と交流できたことは、生徒たちが自身の将来や進路を考える上で、大変有意義な経験となりました。お忙しい中貴重な時間を割いて熱心にご指導いただきました三重大学医学部の皆様に心より感謝申し上げます。
2026年7月10日 芝浦工業大学附属柏中学高等学校・倉田山中学校との探究エシャンジュ
7月10日(金)、日々の探究活動の成果の交流・ブラッシュアップと異校種連携を目的として、千葉県の芝浦工業大学附属柏中学高等学校の科学部の生徒及び先生方、伊勢市立倉田山中学校の3年生3人と、本校のアドバンスB選択生徒4人がオンラインで交流会を行いました。オンラインで県外の高校と交流を行うという初の試みに対して、はじめは緊張した表情を見せていた伊勢高生ですが、自らが設定しているテーマについて簡単に紹介をした後、芝浦工業大学附属柏中学高等学校の生徒さんや先生方から、「高校の探究活動における実現可能性」や「研究を進める中で身につく力」という視点からアドバイスをいただき、大変有意義な時間になったようです。倉田山中学校の生徒のみなさんも、普段気になっていることや、高校進学後に探究活動で取り組んでみたい内容について、積極的に自分の言葉で伝え、県外の高校生からアドバイスをいただくことができていました。今回受けた刺激を、ぜひ夏休み以降の生活や、自らの探究活動に活かしていってほしいと思います。
最後になりますが、この探究エシャンジュにご参加いただいた皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
2026年7月10日 SSアドバンス探究A選択者対象「生物実験講座」
主に顕微鏡による細胞観察の技術向上と免疫に関する理解を深めることを目的として、7月10日(金)午後、皇學館大学教育学部の先生方ならびに学生の皆さんのご指導のもと、生物実験講座を開催しました。講義では、中松教授による探究活動の重要性についての講話、澤先生および学生による観察実験、さらに寄生バチに関する研究の紹介など、大変興味深い内容が展開されました。実験では、細胞の食作用の観察を目的に、アワヨトウの幼虫の体液を用い、異物に見立てた蛍光色素を細胞が取り込んでいる様子を観察しました。今年度はアドバンスを選択した生徒が例年より多く、今回の研修を通じて、参加した39人の生徒それぞれが、今後の探究活動に生かせるヒントを得ることができたようです。予定時間を超えてご協力いただいた皇學館大学の先生方と学生の皆さんに、深く感謝申し上げます。
2026年7月9日 SS探究Ⅱ、SSアドバンス探究B 課題研究第1回中間発表会
SS探究のメインプログラムである「課題研究」。1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定を行い、2年生のほぼ1年をかけて研究と成果のとりまとめを行っていきます。
2年生の1学期は、グループごとに「研究計画」を立てることが主な活動になります。7月9日(木)、その成果を共有する第1回中間発表会が実施され、各班が研究計画とこれまでの進捗状況を発表しました。
今回の発表会には、昨年度に課題研究に取り組んだ3年生も参加しました。2年生の発表内容に対し、実際に研究をやり遂げた経験者の視点から、鋭い質問や実践的なアドバイスが送られました。
また、SSアドバンス探究B選択生徒は、本校の卒業生とオンラインで交流を行いました。大学や大学院等で専門的に学ぶ先輩たちの視点から意見をもらうなど、非常に有意義な意見交流の場となりました。
2年生は、今回もらったアドバイスを参考にしながら、計画に基づいていよいよ本格的な研究に取り組みます。2学期末には第2回中間発表会を行う予定です。充実した課題研究になるよう、これからの活動も頑張ってください。
2026年7月8日 SSH英語口頭試問
3年生のSS探究Ⅲ・SSアドバンス探究Cの277名の生徒を対象に、SSH英語口頭試問を実施しました。近隣の高校から6名のALTを面接官としてお招きし、生徒一人ひとりがALTと1対1で英語による口頭試問に臨みました。試験では、自身の研究内容を英語で説明し、その後、研究に関する質問に英語で答えました。
初めて会うALTとの英語でのやり取りに緊張した様子も見られましたが、本番直前まで熱心に練習を重ね、その成果を十分に発揮していました。試験を終えた生徒からは、達成感や充実感が感じられる表情が多く見られました。
今回の経験を通して、自分の考えや研究内容を英語で伝える力の重要性を実感できたことと思います。今後も英語の運用能力をさらに磨き、国際舞台で活躍できる人材になることを目指して学びを深めていくことを期待しています。
2026年6月4日 SS探究Ⅰ卒業生講演会
令和8年6月4日(木)7限目の探究の時間に、本校卒業生(60期生)の宿女(やどめ)ひな様をお招きして、「葉緑体からAIの世界へ!"好き"から広がった理系の進路」という題目で1年生(266名)に講演をしていただきました。宿女様は、本校在学時にSSHでの探究活動で以前から興味を持っていた植物について研究し、その後の大学・大学院での葉緑体の研究に取り組みました。大学院修了後は、未経験のAI開発へと分野を越えて挑戦されています。講演では「"好き"を軸にした選択が道を切り開くこと」、「研究で培った論理的思考や仮説検証などのスキルは、分野が変わっても大きな強みになること」など、実体験に基づいたアドバイスをいただきました。
講演会後は、希望者対象の座談会を実施し、生徒からの質問に一つ一つ丁寧に答えていただきました。この貴重な経験を今後の探究活動や進路決定に活かしていってもらえたらと思います。