2026年1月14日 皇學館大学との連携に関する協定締結式
皇學館大学と本校との連携に関する協定締結式が1月14日(水)に皇學館大学の第9号館で執り行われました。8年ほど前から皇学館大学教育学部の中松教授と澤准教授にはSSアドバンス探究Aを選択した生徒対象の生物基礎実験講座を開催していただいたり、SSアドバンス探究Bなど高度な内容の探究活動に関する助言をいただいたりしてきました。さらに研究室の学生さんや他の研究室の先生方にも、SSアドバンス探究Bの生徒たちの中間発表会に参加していただき、助言をいただいておりました。このような関係は本校の生徒にとっても大変有益であることはもちろん、皇學館大学にも学生さんも含めて教育に関する研究のよい機会となっています。これらのことから、今後も関係性をより強固なものにしていくということで協定締結の運びとなりました。
2025年12月25日 冬休み親子科学教室
伊勢市内の小学校5年生から6年生とその保護者40組を対象に、冬休み親子科学教室を開催しました。今年度の各部門のテーマは、物理が「光で遊ぼう!偏光万華鏡づくり」、化学が「『にじ色の水をつくろう』~濃度の異なる食塩水の層をつくってみよう~」 生物が「ペーパークロマトグラフィーで花を咲かせよう」でした。
SSC(スーパーサイエンスクラブ)の物理、化学、生物部門では、2学期の初め頃からテーマの決定などの準備を行い、今年も各部門ともに個性あふれる講座を行いました。参加者のみなさんの反応も良好で、小学生のアンケートからは、「またこういうイベントなど機会があったら行きたいです。」、「中学・高校になってからも理科の勉強を頑張りたいです。」などの感想が寄せられ、このイベントを通じて科学を楽しんでもらえたのではないかと思います。企画から当日の講師まですべて行ってくれたSSC部員も、本日の講座を通じて、子どもたちに教えることの難しさを知るとともに、自分たちにも実験の指導ができるという自信をもつことができたようでした。また、昨年度好評だった科学教室終了後の校長による天文ドームの見学会も実施予定でしたが、天候不良のため中止となってしまい残念でした。
2025年12月21日 中谷財団成果発表会
東京工科大学(東京都蒲田)で行われた「公益財団法人中谷財団2025年度科学技術振興助成成果発表会」に参加しました。今年度は中谷財団より本校のSS探究アドバンスBが行っている民間薬「へいさく」の探究活動へ助成を受けており、その成果を20日に口頭発表、21日にポスター発表をしました。口頭発表終了後は、来賓の先生方に直接ご講評を聞きに行ったり、質問をしたりして自分たちの探究活動について貪欲に吸収しようとしていました。全国各地の小学生から高校生までのさまざまな発表を聞くことができ刺激あふれる2日間だったようです。
2025年12月13日 SSH台湾研修4日目(午後)
4日間の行程を終え、帰国の途に就いています。高雄国際空港にて4日間お世話になったガイドさんとお別れし、出国手続きを済ませました。それぞれに新たな経験をした生徒たちは、少し疲れを見せながらも充実した表情で帰りの飛行機の搭乗を待っています。今後の学校生活や人生に、この海外研修で学んだことを、活かしていってほしいと思います。
2025年12月12日 SSH台湾研修3日目(午後)
文山高級中學のみなさんと昼食を取り、午後は、國立中山大學の研究用船舶R/V New Ocean Researcher 3の見学と、旗津貝殻博物館の見学を行いました。生徒はバディとともに4つの班に分かれ、張副教授や研究員の方々の説明を聞きながら、研究用船舶の設備や調査内容を学びました。8月に三重県水産研究所の調査船「あさま」に乗船した際に教えていただいたことや、9月以降の事前研修で学んだことを思い出しながら、台湾語と英語で交互に繰り返される説明に熱心に耳を傾ける様子が見られました。英語のリスニング能力の向上を実感したり、日本人同士でも思わず英語で返事をしてしまったり、英語によるコミュニケーションにも少しずつ慣れてきたところですが、早いもので明日が最終日となりました。貝殻博物館の前でバディとの別れを惜しみ、バスで出発する際には、お互いの姿が見えなくなるまで手を振り続けました。
2025年12月12日 SSH台湾研修3日目(午前)
研修3日目の午前、國立中山大学での研修を終えたところです。今回の研修のテーマである海洋学に関連して、張副教授から化石と有孔虫に関する講義を受けたあと、顕微鏡を用いた有孔虫標本の観察、化石型の石鹸を作るアクティビティ、標本室の見学を行いました。化石に関する基礎知識の説明に始まり、たくさんの難解な専門用語に苦戦しながらも、バディと助け合いながら、少しずつ理解を深めている様子でした。
現在高雄市は24℃、快晴です。温暖な気候と車窓からの風景に南国の雰囲気を感じながら、これから文山高級中學のみなさんと、お昼ご飯のレストランに向かいます。
2025年12月11日 SSH台湾研修2日目(午後)
午後は文山高中近くの澄清湖にある、海洋奇珍園という昔の防空壕を改装した水族館を訪問しました。生徒たちは英語でのガイド説明を受けながら、日本ではなかなか目にすることのできない深海魚や化石を観察し、海洋生物の多様性について理解を深めました。英語での質問の仕方を試行錯誤し、伝え方を工夫しながらバディの生徒と積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が、非常に印象的でした。また、ウニやヒトデに触れる体験もあり、生徒たちは実際の感触を通して海洋生物の特徴を学ぶことができました。その後の休憩では、両校の生徒がリラックスした雰囲気の中で交流を深めました。午前中のセッションで築かれた信頼関係があったからこそ、午後の活動は一層充実したものとなりました。現地生徒の温かさも相まって、本校生徒も臆することなく積極的にコミュニケーションを図る姿勢が大変印象的で、明日の交流も非常に楽しみにしている様子でした。あっという間に時間が過ぎるほど充実しており、学びと交流の両面で実り多い一日となりました。
2025年12月11日 SSH台湾研修2日目(午前)
2日目の午前中は、姉妹校である文山高級中學を訪問し、現地生徒との交流を行いました。バディ同士のギフト交換に始まり、アカペラによるオープニングセレモニーで温かい歓迎を受けたあと、「Super Science Project」と題して、両校の生徒がSDGsに関する研究活動を英語で発表しました。本校の生徒たちは、10月に実施したフィールドワークや学校での実験、自主的に行ったインタビューなどの成果を、落ち着いてしっかりと発表してくれました。朝のバスでは緊張した様子も見られましたが、文山高中の生徒のフレンドリーな雰囲気に助けられ、堂々とプレゼンに臨むことができました。発表後は、各テーマごとに3分間のディスカッションをバディと行い、互いの研究への理解をより深める貴重な機会となりました。
2025年12月10日 SSH台湾研修1日目
SSH台湾海外研修の1日目が終了しました。本日の行程をすべて終え、高雄市内のホテルに到着しました。今日は朝早くから移動が中心の1日でしたが、異国の景色や食文化など、日本とは異なるものにたくさん気づきや発見があった様子でした。
明日からはいよいよ本格的な研修が始まります。移動の疲れがある中でも、明日の研究発表に向けてホテル内で練習を進めている様子も見られました。明日からも実りある研修になるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。
2025年12月6日 国際科学オリンピック強化講座(化学)
本校にて名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所特任准教授の佐藤綾人先生を講師にお迎えし、「国際科学オリンピック強化講座(化学)」を開催しました。
今年度のテーマは「TLC祭り」。クロマトグラフィーを用いて物質を同定する実験に生徒たちは熱心に取り組みました。実験後には、佐藤先生による講演があり、さらにアシスタントとして参加した大学生3名から、大学生活や研究内容について紹介していただきました。生徒たちは先輩のリアルな受験体験や学生生活の話を聞くことで、卒業後の進路へのイメージを膨らませることができました。今年度は本校生徒に加えて、桑名高校の生徒も参加し、総勢15名が実験に挑戦しました。参加者は知識と技能を大きく伸ばし、充実した1日となりました。
2025年11月8日 地質に関するフィールドワーク
SSアドバンスAの生徒対象に、神島(鳥羽市)のカルスト地形などを見学することで島の成り立ちについて考えることを目的としたフィールドワークを行いました。神島は周囲4kmほどの島ですが、断層帯によって大きく2種類の岩石で構成されているほかに、石灰岩などの付加帯も観察できるなど見どころも多くあります。参加者はトンカチを使って岩石の硬さを体感したり、石灰石に塩酸をかけて二酸化炭素が発生する様子の観察やチャートを使って火おこしを体験したり様々な活動を行いました。
県立高校の地学の先生にご指導いただきながら島内の地層を観察し、三重県の地質や鉱物の特徴について理解する貴重な機会となりました。
2025年10月25日 国際科学技術コンテスト強化講座(情報)
三重大学教授の萩原克幸先生を講師にお迎えして、国際科学技術コンテスト強化講座(情報)を行いました。内容は情報オリンピックへの参加で必要となるC言語の基礎学習と、演習を行いました。今年度は本校生徒のほかに、桑名高校、津高校の生徒も参加し熱心に学びました。質問もしやすい雰囲気で、いつも以上に質問をする生徒も多く、取り組みやすかったようです。
なお、今年度の情報オリンピックは11月13日まで受け付けしており、たくさんの生徒にチャレンジしてもらいたいと思います。
2025年10月9日 SSH探究Ⅰ・Ⅱ講演会
京都大学 化学研究所 教授の若宮淳志様をお招きして、「大学での研究最前線:化学で次世代太陽電池の実用化に挑む」という題目で1年生と2年生を対象に講演をしていただきました。講演の前半では研究者を目指すようになったきっかけや現在の研究内容にたどり着くまでの経緯などを熱く語っていただきました。講演の後半は現在研究しているペロブスカイト太陽電池についてのお話でした。研究の苦労した点や研究の社会的意義などを分かりやすく丁寧に話していただきました。科学の面白さを分かってもらいたい、志を高く持ち夢を追い続けて欲しいという気持ちが伝わってくる大変内容の濃い講演で、1時間半があっという間に過ぎてしまいました。また、講演後の質問にも丁寧に対応していただき、質問をした生徒も満足している様子でした。この貴重な経験を今後の探究活動や進路決定に活かしていってもらえたらと思います。
2025年9月20日 国際科学オリンピック強化講座(地学)
筑波大学元教授の久田健一郎先生を講師にお迎えして、国際科学オリンピック強化講座(地学)を行いました。内容は午前中に日本地学オリンピック・国際地学オリンピックの説明、三重県に関連した地質学に関する講義、午後には岩石標本や化石の観察・スケッチ等の実習と地学の最先端の研究についての講義でした。特に本年度はじめて取り上げていただいた三重県に関係した地質学に関する講義は身近な内容でもあり、大変興味深いものでした。生徒たちも初めて触れる岩石や化石の標本を夢中になってスケッチしたり、講師の先生に積極的に質問をしたりと、熱心に学ぶ姿が見られました。今後の探究活動や人生に、この講座で学んだことを活かしてほしいと思います。
2025年9月8日 卒業生講演会兼SSH講演会
シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)において、卒業生講演会兼SSH講演会を開催しました。今年度は本校23期卒業生の阿竹茂様に「世界の医療を考え、日本の救急災害医療を行う」という題目で、ご講演いただきました。阿竹様は筑波メディカルセンター病院救命救急センター長として救急医療や災害医療の分野で世界的に活躍されている先輩です。講演ではご自身の経験をもとに救急災害医療の進歩の歴史や現在の課題について、具体例を交えながら分かりやすくお話しいただきした。また、後半には世界の救急医療に関する今後の課題について説明していただき、医療界においてもITやAIの活用がより必要になってくることがわかりました。この講演会を通じて医療界に限らず、世界で様々な経験をし、その経験を活かすことが大切であるということを学ばせていただきました。生徒からの質問にも時間の限りお答えいただき、学びの多い講演会となりました。ありがとうございました。
2025年8月30日 国際科学オリンピック強化講座(生物)
県立志摩高等学校 藤原良幸教頭を講師としてお招きし、国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました。テーマは「分光光度計を用いたタンパク質分解酵素の測定」で、「生のマイタケで茶碗蒸しは作れない」という身近な現象を題材に、科学的に精度の高い定量データを取る方法について学ぶことを目的として開催されました。
内容は、分光光度計を用いて溶液中のタンパク質濃度を調べ、検量線を引く手法を学び、マイタケから抽出したタンパク質分解酵素液が分解したタンパク質量を測定するというものです。参加生徒たちは初めてマイクロピペットや分光光度計を使用したり、Chromebookを用いて実験結果を共有しグラフ、検量線を協力して作成するなどの実習を通して、生化学分野で行われている実験手法を身に付けることができました。
今年度は本校のほかに津高と合同で実施し、生徒同士の交流もはかることができました。
2025年8月21日 水産研究所フィールドワーク
希望者を対象に、8月21日(木)に志摩市浜島町の水産研究所を訪問し、海洋に関するフィールドワークを実施しました。午前中は、今年4月に竣工したばかりの調査船「あさま」に乗船し、海の透明度の測定やプランクトン採集などを行いました。CTDを用いた海水調査を見学したり、調査船内を見学したりと、フィールドワークならではの貴重な体験ができました。
午後は研究員の方による三重県の水産業に関する講義、採集した海洋プランクトンの観察、飼育場の見学などを行いました。講義を聞きながら熱心にメモをとったり、図鑑を片手に一生懸命プランクトンの同定を試みたりする生徒の姿がありました。質問コーナーでは、予定時間を大幅に超える多くの質問一つ一つに、丁寧に答えていただきました。
本フィールドワークは、12月に実施する海外研修のテーマに直結する内容でもありました。今回見聞きしたことを自らの学びとして蓄積し、今後の進路選択や探究活動に活かしてほしいと思います。
2025年8月6, 7日 SSH国内研修(関西方面)
関西方面の訪問先は、1日目の午前はSSH生徒研究発表会の見学に神戸国際展示場へ、午後からは同じくポートアイランド内の国際くらしの医療館・神戸を訪れ、医療機器や最新の医療事情に関する説明を受けながら、実際に医療器具を見たり触ったりさせていただきました。夜には京都大学へ進学した本校卒業生も合流し研修会を実施しました。卒業生と話す中で、受験勉強や学生生活などの経験をたくさん聞くことができ、有意義な研修会になったと思います。
2日目の午前は関西光量子研究所を訪れました。光についてのプラネタリウムや講義、実験工作の後、施設見学をさせていただきました。午後からは京都大学の構内を散策しました。希望者は本校卒業生の京都大学生に丁寧に説明を受けながら構内の案内をしてもらうこともできました。また、京都大学総合博物館を最後に見学し、文化史、自然史、技術史の広い分野にまたがる展示を見ることができました。
2日間を通して、最先端の研究をされている科学技術系の施設を中心に訪問させていただきました。これらの施設は展示内容や実験施設も最先端のものであるうえに、講義や説明していただいた内容も身近なものをテーマに取り上げてくれているため、生徒は講師の解説に熱心に聞き入り、研修を進めることができました。2日間の研修で得られたことを今後の探究活動や進路決定等に生かしてください。
2025年8月4, 5日 SSH国内研修(関東方面)
本校では最先端の研究を行っている施設等を訪ね、その研究内容について学ぶとともに、自然科学分野における視野を広げる機会とすることを目的として、毎年夏休みに国内の大学や研究所、博物館等を見学する「国内研修」を実施しています。
関東方面の研修は、8月4日(月)から5日(火)にかけて実施しました。まず東京大学に行き、東京大学総合研究博物館を見学し、キャンパス内を現役東大生(伊勢高校卒)に案内してもらいました。生徒たちは、大学の敷地の広さ、初めて感じる研究機関の雰囲気に刺激を受けたようです。次に東京科学大学湯島キャンパスを訪れ、大学の概要と研究内容に関する講義を受けました。1時間という短い時間でしたが、医学部の教授が研究者かつ医師として臨床と研究を往還させていること、口腔外科の手術の様子、入試のしくみ等のお話を聞き、充実した研修となりました。夜は関東在住の大学生・大学院生(伊勢高校卒)と本校生徒が座談会を行いました。生徒たちは休憩時間も惜しんで受験勉強や生活習慣のことを質問し、しおりのページいっぱいにメモをとっていました。
2日目は、朝から猛暑の中ゆりかもめに乗り、お台場の日本科学未来館に行きました。体験型の常設展で最先端の科学に触れるだけでなく、ドームシアターでISS(国際宇宙ステーション)のドキュメンタリーを観たり、特別展『深宇宙展』で日本や世界の宇宙開発について学んだりした生徒もいました。科学技術の進歩によって生活が豊かになる一方で、そこから生じる負の影響についても考えをめぐらせる機会となりました。
2日間の研修を通して、今の私たちの生活があるのは、先人たちの探究の成果であり、今この瞬間も人類の発展のために探究をしている人がいるということに、改めて気づくことができました。参加した生徒たちには、今回の貴重な経験を、自らの進路選択や今後のSSHの活動に最大限に活かして欲しいと思います。
2025年7月19日 SSH東海フェスタ2025
東海地区を中心としたSSH指定校が集い、課題研究の成果を発表し合う「SSH東海フェスタ2025」が、名城大学附属高等学校の主催で開催されました。本校からは3年生が参加し、口頭発表1件、ポスター発表1件を出展しました。
そのうち、口頭発表が見事「優秀賞」を受賞しました。この賞は参加24校中5校のみに贈られる栄誉ある賞です。また、発表後、質疑応答を通して多くの助言をいただいたり、他校の発表に刺激を受けたりと、大変有意義な1日となりました。
2025年7月18日 SSアドバンス探究A選択者対象「生物実験講座」
主に顕微鏡による細胞観察の技術向上と免疫に関する理解を深めることを目的として、7月18日(金)午後、皇學館大学教育学部の先生方ならびに学生の皆さんのご指導のもと、生物実験講座を開催しました。講義では、中松教授による探究活動の重要性についての講話、澤先生および学生による観察実験、さらに寄生バチに関する研究の紹介など、大変興味深い内容が展開されました。実験では、細胞の食作用の観察を目的に、アワヨトウの幼虫の体液を用い、異物に見立てた蛍光色素を細胞が取り込んでいる様子を観察しました。今回の研修を通じて、参加した9人の生徒それぞれが、今後の探究活動に生かせるヒントを得ることができたようです。ご協力いただいた皇學館大学の先生方と学生の皆さんに、深く感謝申し上げます。
2025年7月15, 16日 SSアドバンス探究A実験講座
本校では、毎年1学期の終わりに、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象として、ガイダンスと実験講座(物理、化学、生物)を実施しています。この講座を通じて、生徒はこれからの課題研究につながる探究の手法を自然科学の分野で体験します。今年度は、7月15日(火)と16日(水)の2日間にかけて実施しました。
また、2日間とも本校の卒業生にアシスタントとして参加していただき、課題解決のアドバイスや的確な講評をいただくなど、充実した講座になりました。
参加した1年生は、実験の楽しさに触れ、初めて話す仲間とも協働して課題に取り組んでいました。今後は自分の興味をさらに深め、課題研究等に思う存分に取り組んでほしいと思います。
2025年7月12日 第2回三重大医学部講座
伊勢高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環として、三重大学の医学部を訪問し、大学の先生による講義と実習を受けさせていただく「医学部講座」を実施しています。例年2回の講座を実施しており、今年度は7月12日(土)に第2回を行いました。
まず、動物の解剖から組織染色までの流れについて講義を受けました。麻酔から還流固定までの流れや縫合についての説明やHE染色の方法とその映像など実習の流れについて詳しく説明していただきました。次に発達障害についての講義も受け、発達障害について学ぶとともに、それらの研究のために解剖実験をしているというお話も聞くことができました。また、5人のグループに分かれて、ラットの解剖の実習、HE染色の講義と実習、染色した切片の観察と講義、骨模型などを用いた実習も指導していただきました。生徒たちも緊張した様子で実習に取り組んでいました。
また、医学科の学生5名にも入っていただいて、医学部の学生生活や受験勉強のことなどについて、大学生とたくさん話すことができ、将来のことを考える上でも、大変勉強になったことと思います。
2025年7月10日 SS探究Ⅱ、SSアドバンス探究B 課題研究第1回中間発表会
SS探究のメインプログラムである課題研究は、1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定をすることから始め、2年生のほぼ1年をかけて研究と成果のとりまとめを行います。2年生の1学期は、グループごとに研究計画を立てることが主な活動になります。7月10日(木)に第1回中間発表会を実施し、各班は研究計画とこれまでの進み具合を発表しました。発表会には、昨年度課題研究に取り組んだ3年生も参加し、経験者の視点から2年生の発表内容に対して質問やアドバイスを行ってもらいました。また、SSアドバンス探究B選択生徒は、本校を卒業生とオンラインで接続し、大学生や大学院生の視点からの意見をもらい、意見交流をすることができました。今後、2年生は計画にもとづいていよいよ本格的に研究に取り組みます。2学期末には第2回中間発表会を行う予定です。充実した課題研究になるよう頑張ってください。
2025年7月8日 SSH英語口頭試問
3年生SS探究Ⅲ・SSアドバンス探究C生徒対象に、SSH英語口頭試問を行いました。三重県内から6名のALTを本校に面接官としてお呼びし、生徒がALTと1対1で英語でやり取りをしました。自分たちの研究の概要説明およびそれに関する質疑応答が主な内容です。
初対面のALTと英語で話すのは少し緊張したようですが、直前まで一生懸命練習し、面接を終えて会場から出てきた生徒の皆さんは良い顔をしていました。この経験を糧に、今後も英語の運用能力を高めるとともに、国際舞台で活躍できる人材になることを目指して学び続けてほしいと思います。(写真は追試の様子です。)
2025年6月14日 第1回三重大学医学部講座
伊勢高校ではスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環として、三重大学の医学部を訪問し、大学の先生による講義と実習を受けさせていただく「医学部講座」を実施しています。例年2回の講座を実施しており、今年度は6月14日(土)に第1回を行いました。
午前中は医学・看護学教育センターの太城康良先生による心臓や血圧に関する解剖生理学の講義、午後は医学科の学生さん5名(本校卒業生)にも入っていただいて、血圧測定の実習と学生との懇談会を行いました。
15名の参加生徒は、講義と実習に熱心に取り組むとともに、医学部の学生生活や受験勉強のことなどについて、大学生とたくさん話すことができ、とても勉強になったことと思います。お医者さんへの道は大変なことも多いですが、夢の実現に向けて頑張ってください。
2025年6月12日 SS探究Ⅰ卒業生講演会
6月12日(木)8限目の探究の時間に、本校卒業生(34期生)の上田真理様をお招きして,「未来をデザインしよう」という題目で1年生(280名)に講演をしていただきました。企業に勤めながら筑波大学大学院でも学ばれているご経験から「データに基づく課題解決」、「AIの活用」そして「技術の社会実装事例」についてお話をしていただきました。「データに基づく課題解決」ではアンコンシャスバイアスから抜けるためのデータに基づいた考察をすることの重要さ、「AIの活用」では実演を交えながら生成AIの活用場面などを紹介していただき、「技術の社会実装事例」では実際に社会で行うことが困難な実験をソーシャルデジタルツイン上で再現・実行する事例について説明していただきました。講演会後は,希望者対象の座談会を実施し,生徒からの質問に一つ一つ丁寧に答えていただきました。この貴重な経験を今後の探究活動や進路決定に活かしていってもらえたらと思います。