野田女子高校の文化祭で行われた戴灯の儀の様子です
野田女子高校の文化祭で行われた戴灯の儀の様子です
看護科では、初めての病院実習に臨む直前に、生徒一人一人にナースキャップを与え、看護師を目指すものとしての職業に対する意識を高め、またその責任の重さを自覚させるための儀式である「戴帽式」が行われていました。現在は、ナースのシンボルであったナースキャップは、ナースキャップの形を整えるために使われている糊が、院内感染の原因になりかねないということで、臨床現場では既にナースキャップをつけなくなっています。
キャップなしでセレモニーをするため、呼び名を「戴灯式」「戴灯の儀」(フローレンス・ナイチンゲールがクリミア戦争で夜間もランプの明かりを頼りに患者から患者へと見守り続けたことからきている)へと変更し、看護の思いを引き継ぐ「継灯」を行っています。
ナイチンゲール