9月6日(土)15:55~17:55
ワークショップは、ファシリテーター(世話役)や参加者から問題提起や事例紹介を行い、その解決策や実践方法を対話を通じて探っていくことを目的としています。大学運営にとって基本となる課題をブレイクダウンし、より実践的な内容をもとに、参加者同士で大いに議論していただきたいと思います。
テーマについては、地区別・テーマ別研究会からの提供やJUAM会員から申込があったもの、また研究・研修委員会が設定したものから構成されています。テーマが共通しているものについては、問題意識を把握するため、枠組みを設けています。
2025年度のワークショップは、原則として対面形式で開催いたします。
「【4-1】初心者向けIR、学生アンケートについて意見交換しませんか」はオンラインのみでの実施となります。
申し込みについては先着順です。ただし、ワークショップが不開催、申込に誤りがあったなどの不測の事態に備えて、第2希望までご登録いただきます。
各グループで運営上の人数制限があることや、各グループのファシリテーターが参加者に対して事前課題や事前準備のお願いをしていることもありますので、申し込み後のグループ変更は受け付けておりません。参加に支障がある場合、ワークショップは欠席扱いとさせていただいております。なお、当日の申込受付は行いません。
参加人数が4名未満の場合には、不開催とします。
ワークショップ運営のため、各グループのファシリテーターの方に、ご参加される皆様のメールアドレス等連絡先をお伝えすることをご了承願います。
ご参加いただくワークショップのファシリテーターからの指示に従ってご集合、ご準備ください。
【1-1】財政収支改善の工夫(学校法人永続性とインフレリスクへの対応)【会場:BNC204】
【2-1】職員が参画する教学マネジメント―どのように推進するのか―【会場:BNC206】
【3-1】実地関係調査の対応の仕方【会場:BNC208】
【4-1】初心者向けIR、学生アンケートについて意見交換しませんか【会場:BNC203※オンライン】
【5-1】学生対応は、サービスかホスピタリティか?【会場:BNC212】
【6-1】留学相談についての実例を学ぼう! 私ならこうする!【会場:BNC213】
【7-1】学生の社会的・職業的自立に寄与する真のキャリア教育とは・・・
-学生からも高等教育機関からも社会からも必要とされるキャリア教育を求めてー【会場:BNC215】
【7-2】キャリトーーーク!! ~多様化する就活と学生の現状について、就職支援の現場からセキララに語り合う~【会場:BNC216】
【8-1】研究推進・産学官連携に必要な業務マネジメントにおける課題【会場:BNC217】
【9-1】『新学習指導要領(学力の3要素)と激変する入試問題から考察する若者の自己肯定感~我が国の教育の未来とは~』
①中教審答申「知の総和向上の未来像」が提唱する育成する人材像 ②経団連18歳意識調査から考察する学生の義務と権利、保護者と教職員の使命【会場:BNC301】
【10-1】キャンパスって、何?【会場:BNC302】
【11-1】大学職員のための防災教育・対策を考える【会場:BNC304】
【12-1】「やりたい」をカタチにして実現させる方法を考える~アイデア実現のスタートからゴールまでを「見える化」しよう~【会場:BNC305】
【13-1】業務知識獲得のための研修形式~「クイズ」を用いて2【会場:BNC306】
【13-2】楽しく学ぶ大学経営ワークショップ【会場:BNC205】
【13-3】「論理的文章を書くためのメソッドとは」をもとに、職員に必要な論理的コミュニケーション力の育成を考える【会場:BNC307】
【13-4】変わりゆく大学で問われる力とは~職員出身教員の専門性と汎用的能力を手がかりに~【会場:BNC308】
【13-5】マネージャー(管理職)「しくじり先生」体験~悩みと課題、不安の共有~【会場:BNC310】
【13-6】「心理的安全性を確保した職場をつくろう-ブレストカードを使って-」【会場:BNC311】
【13-7】おすすめの本を紹介し合あうWS【会場:BNC312】
ファシリテーター:【財務研究グループ】
会場:BNC204(対面のみ)
想定対象:中級
最大人数:20名
概要
昨年度に続き、財務研究グループでは学校法人の永続性について、中長期財政計画、基本金、収益事業、活動区分資金収支計算書の役割や翌年度繰越収支差額の意義、バランストスコアカード活用や土地建物など固定資産活用等の課題を設定し、これまで研究に取り組んできました。
しかし近年、想定を上回るインフレ進行、校舎建築費やエネルギー価格の高騰等、経済状況も以前と比較して大幅に変化しています。学校法人の永続性を考える際に長期的な財務状況を見通すうえでこれらは避けて通れません。このインフレリスクをどのように見積もって対応していくか、あらゆる学校法人が直面する財務上の課題だと考えています。
そこで本ワークショップではこの問題意識を前提に、参加者が所属する学校法人での事例共有、または自身で進めた研究内容等を共有しつつ、職場に持ち帰ることができるヒントを見つけるべく、意見交換等を行います。
ファシリテーター:山咲 博昭(広島市立大学)、井上 一成(神奈川県立保健福祉大学)、白藤 康成(京都産業大学)、堀 佑二(獨協大学)
会場:BNC206(対面のみ)
想定対象:中級
最大人数:20名
概要
学修者本位の教育の実現に向けて、学長のリーダーシップに基づく教学マネジメントを推進する必要性が一層増しています。「知の総和」答申では、大学全体に対する評価から、学部・研究科等の教育の質保証に一層焦点を当てた第三者評価制度の見直しが検討されるなど、これまで以上に教学マネジメントを推進する機会が増えることが予想されます。
本WSでは、専門職を含めた職員の立場からどのような施策や取組によって、教学マネジメントの推進に寄与していくかを考える機会とします。特に、学長をはじめとした大学執行部と実務等を担う職員とがそれぞれどのような役割を担い、推進していくかを参加者間での意見交換の場を設けて議論を深めていきます。
教育目的の達成やカリキュラムに関連する業務をされている方、大学教育の改善・改革サイクルの展開に関心のある方、教学マネジメントに関する情報と問題意識を共有したい方などのご参加をお待ちしております。
ファシリテーター:【近畿地区研究会】
会場:BNC208(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
大学には、他機関からの実地関係調査が入ります。それに適切に対応することも職員としての重要な業務の一つです。そのためには実際の実地関係調査の事例を知り、どのような事前準備をし、学内体制をどうするかをイメージしておく必要があります。
本ワークショップでは、具体的な実地関係調査の対応(事前準備から実地調査当日、事後対応)を発表したのちに、意見交換を行い理解を深めます。対応した人が学内でも少ないため苦手意識を持ちがちな傾向があることから、それを克服するような機会にしたいと考えます。
ファシリテーター:寺澤岳生(神田外語大学)
会場:オンラインのみで実施 ※会場でのオンライン参加は、BNC203
想定対象:入門
最大人数:20名
概要
本ワークショップでは、IR業務や学生アンケートを始めたばかりの初心者・初級レベルの方々を対象に、オンラインで集まり、お互いの「困りごと」や相談内容を運営側で事前にできるだけ集め、当日意見交換を行います。例えば、「回答率が低くて悩んでいる」「アンケート結果をどのように報告すればよいか分からない」など、実務で直面する課題を参加者同士で共有し、グループ討議を通じて解決の糸口を探ります。経験や大学規模が異なるメンバー同士だからこそ得られる多様な視点を活かし、初歩的な疑問や工夫を相互に学ぶことを目指します。
ファシリテーター:高地 雅之(神戸女学院大学)
会場:BNC212(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:15名
概要
昨今入学する学生の質の低下や通信制からの入学などの多様化、あるいはバリアフリーへの対応に伴い、学生をカウンターで対応する学生課などでは、業務が増加、煩雑化してきている。加えて、モンスターペアレンツへの対応もある。そういった環境の中で、今学生を窓口で対応する職員に求められる資質は、サービスなのか、ホスピタリティなのか。本ワークショップでは、大学における学生対応業務を一般社会におけるサービスやホスピタリティなどの観点から検討するとともに、チームに分かれて、現場の状況を共有しつつ、今後の学生対応のあるべき形について議論する場とする。各々が他大学の状況を知るとともに、新たな視点、気づきを得て、現場での業務に活かせることを目的とする。
ファシリテーター:大西 好宣(千葉大学)
会場:BNC213(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:30名
概要
留学相談を専門とする大学職員の方々に、過去に困難を伴った多くの実例をヒアリングし、それらをもとに4編の研修用ビデオを制作しました。長さはいずれも15分。一話完結型の興味深いドラマ仕立てになっています。当日はそのうち2〜3編のビデオを試聴し、もし自分がそのドラマの主人公だったらどうするか、について参加者同士で話し合います。一応、ディスカッションの後に完結編は提示しますが、唯一の正解といったものはありません。そんな方法もあるのか!・・という風に、参加者の皆さんの気づきの時間になれば幸いです。
ファシリテーター:【中国・四国地区研究会】
会場:BNC215(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
文部科学省ホームページでは、キャリア教育を「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義づけています。また、2011年1月に出されたいわゆる「在り方答申」では、高等教育段階に対して「後期中等教育終了までを基礎に、学校から社会・職業への移行を見据え、教育課程の内外での学習や活動を通じ、高等教育全般で充実する」ことを求めています。
キャリア教育が各大学の教育課程に設けられて久しい今、改めて問います。これら各大学で行われているキャリア教育は、高等教育全般での充実を図りながら、学生の社会的・職業的自立に寄与しているといえるでしょうか。仮に寄与しているのであれば、どのようなグッドプラクティスがあり、逆に寄与していないとするならば、真のキャリア教育とはどういうものなのか。参加者同士で意見交換したいと考えています。
ファシリテーター:川口 理紗(東邦音楽大学) 、江尻 裕一(中央大学)、森 康介(名城大学)
会場:BNC216(対面のみ)
想定対象:初級・中級
最大人数:20名
概要
就職活動は学生にとって人生の大きな節目であり、企業にとっては未来を託す人材との出会いの場である。しかし就労経験のない若者にとってファーストキャリアの選択にはいつの時代も不安と難しさが伴い、加えて近年の新卒採用、進路選択の現場は前例のない速度で大きく変化している。そのため、大学の就職支援関係者や組織に対して、一人ひとりの価値観に寄り添いサポートする姿勢が求められている。併せて、留学生や障がいを持つ学生を含め、多様な学生がオーナーシップをもって自らのキャリアを切り拓き、自立的・主体的・複眼的視点を持って行動していけるような人材育成が不可欠である。
そこで本ワークショップでは、昨今多様化する就職活動の動向や学生の現状について話題提供したのち、日頃、就職支援の中で感じていることや悩みを赤裸々に語りあい、学生対応をする際の選択肢やポジティブに向き合うための気づきを得る場とする。
ファシリテーター:【研究推進・支援研究会】
会場:BNC217(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:30名
概要
大学における研究推進・産学官連携を取り巻く環境は、日々変化しています。最近では、国際・経済情勢等々を背景とした経済安全保障という観点からの対処が求められるなど、その業務範囲は拡大しています。一方、各大学は規模、立地、学問分野等はそれぞれ異なり、同じ課題への対処についても、その方法は一様にはなりません。本ワークショップでは、様々な大学の会員が集い、参加者が希望する課題・話題について、相互の情報提供・意見交換を通じて、自己の所属する大学の業務推進に活かすヒントを得ることを期待するものです。
ファシリテーター:吉岡 毅(近畿大学)
会場:BNC301(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:50名
概要
2025年4月、新学習指導要領で学んだ高校生が初めて大学に入学した。探究活動での学びや学力の3要素である主体性・多様性・協同性を培った高校生活を送り、大学入試で測定された。国の教育改革と人材育成方針の理想像は、実際の若者の思考とマッチしているのか。本ワークショップでは、経団連18歳意識調査から学生の自己肯定感、義務と権利、保護者と教職員の使命について考察し、併せて最新の中教審答申「知の総和」が提唱する育成する人材像についても考える。その背景として次の点にも触れる。①なぜ大学入試は変わったのか②入試問題の変化③今の若者が生きる社会の現状④企業が求める能力⑤団塊の世代と団塊ジュニアの大波⑥変化の激しい時代を生き抜く思考⑦議論の目的と本質、目的と手段の掛け違い⑧パレートの法則⑨教育基本法が唱える「教育の目標」「家庭教育」「教員」⑩偉人から学ぶなど。日本の教育の未来について考えるきっかけとなれば幸いです。
ファシリテーター:【ファシリティマネジメント研究会】
会場:BNC302(対面のみ)
想定対象:どなたでも
最大人数:15名
概要
その存在を当然のことと捉えている、大学キャンパス。大学教職員にとっては、その意義や理由を立ち止まって考える機会や発想さえない、自然な存在かもしれません。
一方、通信制学校の注目度が高まる中、キャンパス不要論という声も出てきています。
皆様はどう思いますか? そもそも、キャンパスって何?
ご参加頂く皆様の観点から、様々なご意見をお持ち寄り頂き語り合おうという二時間です。勤続年数や所属部署など、一切不問。正解のないテーマですので、不正解も間違いもありません。
肩肘張らず、自由に楽しく話し合いましょう。
※本WSの対象は、大学教職員を想定しています。
ファシリテーター:【大学防災(減災)教育・対策研究グループ】
会場:BNC304(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:35名
概要
本研究グループは、学士教育課程に求められる“専門性を有する教養人の養成”と大学の社会的責任の両面から、防災の意識と知識を有する人材の育成(教職員・学生)を、地震列島日本の大学の使命の一つであると考えます。
本研究グループでは、防災の意識と知識を有する人材の育成を“防災力”向上と位置づけ、キャンパスの内外を問わず、人命尊重の原則に立脚し、広くは人々の生活不安や伝統文化の損失をいかに最小限にとどめるための一端を担えるかを命題として、防災教育・対策のアウトカムを目指します。
今回は南海トラフ巨大地震・首都直下地震や富士山の噴火・豪雨災害といった災害大国である我が国の状況を鑑み、”その時”大学として最善かつ最適化された対応・行動ができるために、大学職員を中心とした防災教育について、グループワーク(ゲーム形式含む)で“気づき”を高めたいと考えます。
ファシリテーター:【大学改革研究会×大学未来創造研究所】
会場:BNC305(対面のみ)
想定対象:初級
最大人数:30名
概要
業務や大学を良くするためのアイデアは色々と思い浮かぶけれど、なかなか実現できない! 誰しもがそんな経験をお持ちではないでしょうか。では、実現できないのはなぜでしょうか。どうしたら実現できるのでしょうか?
このWSでは、皆さんが日々の生活や業務のなかで「やってみたい」「こうしたい」と思うアイデアを実現する方法について、「見える化」を課題解決のキーワードとして考え、議論を深めます。ご自身が持つアイデアを実現する方法について相互にアドバイスや意見交換を行い、それぞれの職場での活動を応援し合う機会にしたいと思います。
ご自身のアイデアの進むべき方向性が分からない方、なかなか職場でアイデアを実現できずに悩んでいる方など、ぜひご参加ください。
※本WS参加対象は実務を担当する若手・中堅職員を想定しています。
ファシリテーター:【「働き方」研究会】
会場:BNC306(対面のみ)
想定対象:入門
最大人数:20名
概要
本WSでは、①高等教育関係の各種用語を、「聞いたことがない」から「聞いたことはある」、そして「説明できる」に楽しく変えていく、②用語について他者に「説明する」という一種のプレゼンスキルを向上させる、③チームビルディングの達成、などを目的として開発された「クイズ研修」をご経験いただきます。事前に参考資料をお送りしますので、若手からベテランまで楽しんでいただくことが可能です。また、本WSを通じて参加者間での交流が深まるため、JUAMで知り合いの輪を広げることもできます。なお、本WSは、当研究会の世話人が、2018年度の定期総会・研究集会にて実施したワークショップの続編となります(学会誌第24号掲載の「『クイズ』フォーマットを用いたSDプログラム ―業務知識の獲得を目的として」もご参照ください)。
ファシリテーター:【財務問題研究会】
会場:BNC205(対面のみ)
想定対象:入門
最大人数:30名
概要
本ワークショップでは、組織運営、財務戦略、教育改革などの基本概念や少子化やデジタル化などの大学経営が直面する課題について理解を深めます。また、グループワークを通じて、実際のケーススタディをもとに大学の課題解決策を考え、未来の大学像を描く機会を提供します。
グループワークを交えながら楽しく学び、大学運営の重要性や戦略について考えることを目指します。初心者でも安心して参加できる、楽しく学ぶためのプログラムです。
ファシリテーター:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
会場:BNC307(対面のみ)
想定対象:初級
最大数:40名
概要
生産性の向上や学内外の多様な人物との協働などを背景に、日々多くの大学職員の皆さまから論理的に伝える力の重要性が高まっているとお伺いしています。本ワークショップでは、(公財)日本漢字能力検定協会が提供する社会人向け研修「論理的文章を書くためのメソッドとは」の一部をご紹介しながら、参加者の皆さまと職員の論理的に伝える力をどのように育成していくか共に考えて参ります。
ファシリテーター:坂本 規孝(広島市立大学)、藤本 正己(山口大学)
会場:BNC308(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:15名
概要
専門性を持って教育・研究・社会貢献に従事する大学教員の中には、大学職員からキャリアチェンジした者(以下、「職員出身教員」)もいます。彼らの専門性は、大学職員だった時の様々な経験が影響していると考えられますが、その実態は明らかになっていません。本ワークショップでは、職員出身教員に対する調査結果も踏まえ、以下の3点について参加者と考察します。
第一に、職員出身教員の専門性について、その形成過程や、教員と職員の専門性の相違点や共通点を考察します。
第二に、職員出身教員の汎用的能力について、その形成過程や教員としての実践に着目して考察します。
第三に、そうした専門性や汎用的能力がなぜ今、大学現場で求められているのかを考察します。
職員出身教員の専門性と汎用的能力の考察を通じて、知の総和が問われる時代の大学や教職員を一緒に見つめ直したい方々の積極的なご参加を歓迎します。
ファシリテーター:【マネージャー(管理職)としての成長・実践研究会】
会場:BNC310(対面のみ)
想定対象:初級
最大人数:30名
概要
本企画の目的は、マネージャーもしくはマネージャーを目指す方の経験や想いを失敗体験(しくじり)として話すことで「失敗体験を踏まえ、マネージャーが抱える悩みや課題、不安を言語化・共有」「マネージャーを将来的に目指す層が昇格にあたり抱える不安を言語化・共有」する機会とし、参加者の気づきや学びを促し、コミュニティの形成に繋げることです。近年、マネージャーの役割は多様化・複雑化していますが、マネージャー同士の意見交換の場や研修機会は少なく、個人レベルで諸課題に対応し、心身をすり減らしている方も多いと考えます。
JUAMは大学職員関連で最大規模のプラットフォームです。会員にはマネージャー・ロワーマネージャーとして活躍する層が多く、実践知が豊富に眠っています。今回のテーマでは、この場を活用し、同僚には話しづらい「自分のしくじり(失敗体験)」をあえて言語化し、参加者同士の垣根を取り払った対話の機会とすべくワークショップを実践します。
ファシリテーター:【北関東・信越地区研究会】
会場:BNC311(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
北関東・信越地区研究会では、地方にある大学としてSDを意識した活動にも取り組んでいます。
予測困難な時代に、大学職員には提案型業務の力が必要として、本研究会では、これまで2回にわたり「ブレストカード」を用いたWSで、「アイディアをたくさん出す」試みを行ってきました。
ところで、「ブレストカード」は、メンバーの発言をすべて肯定・承認しながら進めるワークです。メンバーは、「間違っても大丈夫(間違いはない)」という環境で発言することができます。
チームの一員として業務にあたる大学職員には心理的安全性を確保した環境が大切です。「ブレストカード」を用いた3回目のWSでは、具体的なテーマ「心理的安全性を確保した職場を作るには」の対応策を考えます。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
ファシリテーター:【大学経営見える化研究会】
会場:BNC312(対面のみ)
想定対象:いずれも問わない
最大人数:12名
概要
大学経営見える化研究会では、これまで2回ほど「大学職員ビブリオバトル」として、参加者がお勧めの本を紹介し合うWSを実施してきました。今回からWS名を改題しておりますが、参加者が他の参加者にお勧めの本を紹介しあい、それをテーマに、そこからの気づきや関心を各々が語ります。紹介する本は、大学経営に関係するような古典から、人生訓、小説、AIなど、なんでもOKです。こんな素晴らしい本があって、ぜひ多くの人にも読んでもらいたい、面白そうな本を知りたい等、参加の動機もなんでもOKですし、若手もベテランも誰でもウェルカムです。本が好きなら、きっと面白い気づきがあるWSです。