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サークル活動として「IAMASガムラン楽団」を主催し、実践的にインドネシアのジャワ・ガムランの理解を深めた。毎週、古典曲の演奏を練習し、学内のみならず学外で公演を行った。(20182019年度)

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記録映像ダイジェスト『IAMASガムラン楽団 』2019
2分30秒
“Gugur Gunung”演奏:IAMAS ガムラン楽団ウェルカムx ガムランコンサート (IAMAS OPEN HOUES 2019)
ガムラン・ノンストップ演奏:マルガサリ + IAMAS ガムラン楽団 Gamelan Non-stop | Yoro Art Picnic
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イアマス校歌
(本編15分のうちの部分)
作曲:三輪眞弘演奏:マルガサリ
タイムベースドメディア・ガムランコンサート日時:2020年2月24日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル1F ふれあい広場主催:IAMAS2020 タイムベースドメディア・プロジェクト
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ガムラン・ノンストップGamelan Non-stop | Yoro Art Picnic
演奏:マルガサリ IAMAS ガムラン楽団
日時:2019年11月3日(2日目)場所:養老公園 芝生広場
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ガムラン・ノンストップGamelan Non-stop | Yoro Art Picnic
演奏:マルガサリ IAMAS ガムラン楽団
日時:2019年11月2日(1日目)場所:養老公園 芝生広場
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"Sar/on rails" by Ryo MORITA
Player: Kenta SUZUKIAsumi HOSHIRisako MORITA
タイムベースドメディア・ガムランコンサート日時:2019年2月24日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス主催:IAMAS2019 タイムベースドメディア・プロジェクト
Sar/on railsはインドネシアの民族音楽「ガムラン」の根底に存在する精神「ラサ」に着想を得た音楽作品である。本作品ではジャワガムランのサロン音板・自作の消音用音板・自作のトーラス型楽器台を用いる。 楽器台は最小限の動作から「ラサ」を得るための構造として考えられたものである。奏者たちは指定された動作を繰り返すだけだが、交換手が適宜音板を交換することによって音楽は進行し、妙味が生まれる。また作品の進行は指示書によって規定されており、2 名の奏者が指定された動作で演奏しながら台の周りを移動すると同時に、1人の交換手が音板を適宜交換することによって音楽の進行や妙味が生み出される。(森田 了)
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“Manyar Sewu” IAMAS GAMELAN ENSEMBLE
Lancaran Manyar Sewu Laras Pelog Pathet Barang(ランチャラン・マニャルセウ、ララス・ペロッグ、パテット・バラン)演奏:IAMAS ガムラン楽団
タイムベースドメディア・プロジェクトウェルカムガムランコンサート (IAMAS OPEN HOUSE 2019)
日時:2019年7月27日
場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス
主催:タイムベースドメディア・プロジェクト
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“Gugur Gunung” IAMAS GAMELAN ENSEMBLE
Lancaran Gugur Gunung Laras Pelog Pathet Barang(ランチャラン・ググルグヌン、ララス・ペロッグ、パテット・バラン)演奏:IAMAS ガムラン楽団
タイムベースドメディア・プロジェクトウェルカムガムランコンサート (IAMAS OPEN HOUES 2019) 
日時:2019年7月27日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス
主催:タイムベースドメディア・プロジェクト
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“Manyar Sewu” IAMAS GAMELAN ENSEMBLE (ICSAF 2018)
Lancaran Manyar Sewu Laras Slendro Pathet Manyara(ランチャラン・マニャルセウ、ララス・スレンドロ、パテット・マニュロ)演奏:IAMAS ガムラン楽団
インターカレッジ・ソニックアーツ・フェスティバル2018 ICSAF2018 | 第38回JSSA先端芸術音楽創作学会研究会2019年3月9日(土)ソフトピアジャパンセンタービル 4F ホールA開会式でのガムラン演奏
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MARGASARI in IAMAS 2019
演奏:マルガサリ
タイムベースドメディア・ガムランコンサート日時:2019年2月24日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス主催:IAMAS2019 タイムベースドメディア・プロジェクト
1.「ラドラン・ウィルジュン」2.「グンディン・シリン」3.「パンクル」
1. Ladrang Wilujeng laras slendro pathet manyuro(ラドラン・ウィルジュン、ララス・スレンドロ、パテット・マニュロ) この曲のタイトルは「ウィルジュン」です。前にある「ラドラン」は楽曲の形式を表します。次の「ララス・スレンドロ」は音階名で「パテット・マニュロ」はマニュロ調ということです。すなわち、この曲はスレンドロ音階のマニュロ調で演奏されるラドラン形式の「ウィルジュン」という曲を意味します。ジャワのガムラン公演では、しばしば冒頭に演奏されます。すなわち、来場者に祝意を示すとともに、本日のコンサートがうまくいくようにと祈願する音楽です。ゆったりとしたテンポで穏やかな雰囲気を持ちます。
2. Gendhing Siring kethuk 4 kerep minggah 8 laras pelog pathet barang(グンディン・シリン、クトゥ4クルッ・ミンガー8、ララス・ペロッグ、パテット・バラン) 「クトゥ4クルッ・ミンガー8」というのは、この楽曲は前半と後半に分かれていて、前半ではクトゥという楽器が4x4回、後半では8x4回打ち鳴らされるという意味で、聴衆にとってというよりは、演奏者の心覚えのための表示です。音階はペロッグに変わり、ガラリと雰囲気も変わります。ジャワ音楽や舞踊では二元的対照が、表現の骨格をなします。速いvs 遅い、荒っぽいvs 繊細、前方移動vs 後方移動などといった対照的な性格を楽曲やコレオグラフィーの中に持ち込むことによってドラマティックな変化を作り出します。この楽曲では、静と動といった対照性が際立っています。その際立ちを感じていただければと思います。
3. Ladrang Pangkur laras pelog pathet barang(ラドラン・パンクル、ララス・ペロッグ、パテット・バラン) ペロッグ音階には3つの調が存在します。バラン、ヌム、リモです。ジャワの宇宙論(コスモロジー)に従えば、バランは最も活動的で明るい音調になります。コンサートでは、リモから始め、ヌムへと移行し、最後にバランで終わるという時間配置が最も理にかなったものといわれます。こういう捉え方はインド音楽のラーガにも見られ、雅楽にもありますから、アジア全域に広がった捉え方といえるでしょう。ちなみに、雅楽で最も躍動的なのは双調といえます。双調は春や朝に関わる希望に満ちた調子なのです。パンクルはしばしば舞踊を伴って演奏されます。そのため、極めて変化に富んだ構造を持っています。いろいろなテンポを往還するところに特徴があります。

マルガサリ ジャワ・ガムランを軸とする合奏団として1998 年に創設。インドネシア芸術大学(ジョグジャカルタ)、たんぽぽの家(奈良市)、ココルーム(大阪市)などをパートナーに「共同/恊働(コラボレーション)」を続けてきました。新しいガムラン作品にも意欲的に取り組み、これまでに野村誠、三輪眞弘、マクドナルド・ヴィンセント(米)、デヴィッド・コットロイ(オーストラリア)、ヨハネス・スボウォ(インドネシア)、マイケル・アスモロ(同)らの新作の演奏を行っています。音楽顧問はシスワディ(インドネシア芸大)。
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"Manyar Sewu" IAMAS GAMELAN ENSEMBLE
Lancaran Manyar Sewu Laras Slendro Pathet Manyara(ランチャラン・マニャルセウ、ララス・スレンドロ、パテット・マニュロ)
演奏:IAMAS ガムラン楽団
タイムベースドメディア・ガムランコンサート日時:2019年2月24日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス主催:IAMAS2019 タイムベースドメディア・プロジェクト
 この曲は「マニャルセウ」、千羽の鳥というタイトルの古典曲です。曲の骨格となる旋律バルンガンが「ランチャラン」という、単純な形式であることから、この曲はよくガムラン初心者の最初の1 曲に選ばれますが、今回は曲の途中でバルンガンの変形やサロンとボナンによる装飾を入れることにより、楽器の音色が合わさってまるで千羽以上の鳥が飛んでいるかのような迫力ある演奏となりました。