"Sar/on rails" by Ryo MORITA
Player: Kenta SUZUKIAsumi HOSHIRisako MORITA
タイムベースドメディア・ガムランコンサート日時:2019年2月24日場所:ソフトピア ジャパンセンタービル4F エントランス主催:IAMAS2019 タイムベースドメディア・プロジェクト
Sar/on railsはインドネシアの民族音楽「ガムラン」の根底に存在する精神「ラサ」に着想を得た音楽作品である。本作品ではジャワガムランのサロン音板・自作の消音用音板・自作のトーラス型楽器台を用いる。 楽器台は最小限の動作から「ラサ」を得るための構造として考えられたものである。奏者たちは指定された動作を繰り返すだけだが、交換手が適宜音板を交換することによって音楽は進行し、妙味が生まれる。また作品の進行は指示書によって規定されており、2 名の奏者が指定された動作で演奏しながら台の周りを移動すると同時に、1人の交換手が音板を適宜交換することによって音楽の進行や妙味が生み出される。(森田 了)