めるまが最新号 №32
仲秋の名月
(2025年10月6日 大分市)
仲秋の名月
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めるまが「HPVワクチンのほんとうのこと」№32 (2025/10/10)
1865名に発信
発行:HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会 めるまが編集局
私たちは「ほんとうのこと実行委員会」です。
ポスターや動画、お話会を通じてほんとうのことを伝える活動を行っています。
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①8人の朗読者の方が8人の被害と想いを朗読しました。今回は前半の4人の朗読(YouTube)とAIによる要約、朗読者のお一人・梶山智子さんの感想をご紹介します。(後半の4人と参加者の感想は次回ご紹介)
▼福岡原告 原告番号1番 梅本美有さん
『ふつうに暮らせるようになりたい 治療法を確立させる為にたたかいます』
▼九州原告 原告番号10番さん
『副反応をないものにする 昨今の空気に 恐怖を覚えます』
▼東京原告 望月瑠菜さん
『治療法を見つけて欲しい 自立して生きたい』
▼九州原告8番さんのお母さん
『バドミントンの選手として キラキラしていた 中1の娘が』
支える会・大分は7000冊の完売を達成した本「HPVワクチンのほんとうのこと」の出版の経緯と販売状況を報告した。販売は主に、原告団、弁護団、被害者連絡会、薬害肝炎原告団、支援団体などの支援活動で広まっており、残念ながら電子書籍版は売れ行きが低いことが明らかになった。書籍の販売収入から支援活動への資金が支出されており、将来的な活動を支援するための基金を目指している。
HPVワクチン副反応被害証言
この朗読会では、HPVワクチンの副反応被害について複数の被害者の内容が朗読された。被害者たちは接種後発生した様々な症状、医療機関での適切な対応の欠如、そして治療法の確立の必要性について語った。被害者たちは現在裁判に参加しており、国に対してより良い対応と被害者の生活支援を求めている。
子宮頸がんワクチン副反応事例
子宮頸がんワクチン接種から約9年経過した現在でも体調不良が続いていることを説明した。娘の症状は、接種後数日から始まり、歩行困難、筋力低下、過敏症状、そして最近は握力喪失、息苦しさ、食事ができない状態まで発展した。現在はベッドの上で生活を送りながら、免疫吸着着療法を受けるため鹿児島大学病院への入院を待っている状態である。
HPVワクチン被害者
HPVワクチンの副反応による健康被害を経験した被害者として、自身の体験を共有し、被害者への理解と支援体制の構築を求めた。被害者たちは、国や製薬会社から症状がワクチンの副反応であることを認められず、社会からも適切に支援されていない状況を説明した。薬害のない社会の構築を目指し、被害者が自らの健康と生活の回復を願うだけでなく、社会全体の意識変革が必要であることが強調された。
座談会と決意
子宮頸がんワクチンの副反応による被害者に関する座談会が開催された。落合晴香さんと近藤夏記さんが被害者の状況について語り、健康状態の変化、子育ての困難、そして今後の裁判への期待を共有した。被害者の家族も参加し、親の立場からの思いが語られた。徳田弁護士と山崎さんは、被害者との共感と今後の闘いへの決意を表明した。
0月4日、支える会大分主催の朗読会がありました。この書籍だけでなく、裁判傍聴や学習会を通してHPVワクチンの被害の実態はわかっていたつもりでしたが、この日ほど、彼女らの声をもっともっと社会に届けなければ!と強く思った日はありませんでした。それくらい心が動かされた素晴らしい会でした。
彼女らの被害の中に医療機関での心無い対応があります。朗読を重ねるごとに、医師から発せられた言葉の数々が心に刺さってきました。同じ医師として心がえぐられるような辛さ、情けなさが肚の底からわいてくるのを感じながら、成人被害者の一人である近藤夏樹さんの朗読に向かいました。
夏記さんは私と同じ医療者で、男の子2人のお母さんです。年も近い。。。同じ時期に同じくらいの男の子を2人育てているからこそ、彼女の心の葛藤や孤独、さらにワクチン副反応による身体の辛さを抱えた育児の壮絶さが手に取るようにわかるのです。一度しかないかけがえのない親子の時間。そんな中『諦めざるを得ない』と、たくさんの事を手放してきたことを聞いてきました。どれだけ辛いことか、、、思わず涙が込み上げてきて止めることが出来ませんでした。彼女が命がけで育てた子どもたちはとても優しいナイスガイに育っています。これから先も大切なお友達として、彼女の一番の理解者でありたいと思っています。
朗読会後、夏記さんからこんなメッセージをもらいました。
『今回の朗読が、わたしの宝物になりました。なかなか伝わらないけど、文を書いて発言してよかったって、初めて思った(涙)。成人被害者は、裁判にも参加できないし、なかなか繋がれなくて孤独だったけど(自分と子育てで手一杯で)、私にとってもよい節目になりました。』
朗読会をこれからも続けたい!そんな気持ちが湧き上がる時間でした。薬害が繰り返されない社会を次世代に繋ぐため、【HPVワクチンのほんとうのこと】をたくさんの方に知っていただきたいです。ぜひ仲間になってください。宜しくお願いいたします。
▼書籍ご購入フォーム(1冊1000円)
10月20日(月)はHPVワクチン薬害九州訴訟での最後の公開法廷です。長く続いた裁判は、いよいよ最後の原告本人尋問をむかえます。
2016年7月に東京・名古屋・大阪・福岡の4つの地裁に一斉に提訴し、2016年9月には大雨のなか初めての口頭弁論が福岡地裁で行われました。朝から止むことのない激しい雨の中、たくさんの支援者に囲まれて門前集会を行いました。
▼弁護団のHPに紹介されています
https://www.hpv-yakugai.net/2016/09/29/kijitu/
▼大阪弁護団の作った原告応援ソング「パレード」のスライドショーにもその様子が流れてきます
https://youtu.be/NoxdvHWBI3g?si=2om1rg9vUy0neX_s
(判決まではさらに一年以上を待ちますが)9年という年月は原告や家族にとり、とても長い時間です。ですが、私はいつも思うのです。裁判を起こさなかったとしたら、現在はどんな風に過ごしていたのだろうかと。
その答えは分かりません。ただ分かることは、あのとき裁判をしない道を選択していたとしても「9年後の現在は必ずやってくる」ということです。行動を起こしても起こさなくても、時間は変わらずに過ぎていきます。
だとしたら、多くの被害者たちが健康を取り戻せる可能性のある未来に賭けてみようと決心したことを。長い月日は私たち母娘にとって何の問題でもありません。むしろ、この時間を経たからこそ科学的知見が積み重ねられ、HPVワクチンと接種後の症状との因果関係が解明されてきたのだと考えているからです。
裁判所の中での闘いは終わりに近づきますが、私たちの闘いは終わりません。9月7日の福岡で行われた原告支援集会での小林弁護士の言葉「主戦場は法廷の外にあり!」その言葉を実践するべく、闘いの場を変え全力を尽くしてその日を迎えたいと思います。
最後の本人尋問に臨む原告たちに精一杯のエールを送ってください!!
HPVワクチン薬害訴訟 九州原告団代表 梅本 邦子
▼裁判傍聴に参加して下さい
10/20(月)福岡、11/17(月)東京、11/25(火)名古屋、12/11(木)大阪)
10/11(土)14:00~HPVワクチン薬害訴訟原告支援集会@東京
+東京支援ネットワーク第9回総会
北千住駅前シアター1010 11階ギャラリーBにて
10/19(日)12:00~ランチ会
支えあうママの会@福岡 主催
翌20日の本人尋問に向けての応援オフ会です
10/20(月)13:15~17:00 HPVワクチン薬害訴訟 福岡期日
抽選券配布12:00~12:30
17:00~報告集会
*10/26(日)13:30~子宮頸がん予防ワクチン被害者 さなちゃんたちの未来を創りたいIN所沢
(主催:予防接種を支える会、新所沢まちづくりセンターにて)
* 11/1(土)13:00~HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)本当のことを学ぶ勉強会
取手市かたらいの郷(主催:神栖市の明るい未来を考える会)
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HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会 代表 梅本美有
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