めるまが№15
テーブルの花、どこに焦点を合わせるかが難しい。結局カメラ任せの一枚・・・。
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めるまが「HPVワクチンのほんとうのこと」№15 1685名に発信
発行:HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会 めるまが編集局
過去履歴は→ https://sites.google.com/honntounokoto.com/merumaga
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私たちは「ほんとうのこと実行委員会」です。ポスターや動画、お話会を通じてほんとうのことを伝える活動を行っています。
「1人の患者で、運動系、感覚系だけでなく、自律神経・内分泌系、認知・情動系などの多様な症状をあわせもった患者は、よく診られるのでしょうか。」 2025年1月20日、福岡地方裁判所で、園生雅弘医師の反対尋問が行われました。被告側専門家は全国で12名予定され、原告ら被害者側の代理人による反対尋問は、この日が初めて。
園生雅弘医師は、帝京大学教授の脳神経内科医。年間約100例の機能性神経障害(FND)患者の診療にあたるFNDの専門家です。彼は、本裁判に関し、要旨、次のような意見を述べていました。
「HPVワクチン接種後の神経症状は未知の疾患だという医師がいる。しかし、同じ症状は、フロイトの時代から知られてきた。それがFND。神経内科を訪れる患者の2割程度でみられ、誤診率はわずか0.4%。多くはストレスが原因。これを自己免疫性脳症だといっているのは、髙嶋医師だけである。」
反対尋問のポイントは3つ。
1つ目は、FNDとストレスとの関係は不明、ということです。FNDの診断基準(DSM)からは、ストレスとの関連性は削除。園生医師も、ストレスを症状に転換することは実証されていないと証言。FNDと思われてきた疾患の中には、実は重症筋無力症や多発性硬化症、自己免疫性脳症だと分かってきた歴史があります。FNDの誤診率0.4%との報告は近時の研究を反映しない2005年までの研究。仮にFNDの診断基準に該当しても、副反応を否定したことにはならず、ましてやストレスが原因とは言えません。
2つ目は、原告側の専門家証人として証言した、鹿児島大学の髙嶋博医師に対する核心的な批判ができなかったことです。髙嶋医師は、MRI拡散テンソル画像解析で、HPVワクチン接種後患者の皮質網様体脊髄路の機能低下を報告。これに対し、園生医師は、用語の使い方がおかしい等の批判を述べるも、肝心の画像所見に対しては「研究途上のものに過ぎない。」と述べるにとどまり、正面から意見を述べることができませんでした。
3つ目は、副反応被害者に診られる多様な症状をFNDでは説明できないことです。様々な症状があると言いながらも、園生医師が診ている症例の9割程度は筋力低下。運動系と感覚系が中心だと証言。
尋問の最後に、裁判官から冒頭の質問をされた園生医師。「私のところにはそういった患者は来ていません。」
副反応をFNDでは説明できないと確信する尋問期日となりました。
1月27日には、同じく福岡地方裁判所で、大阪大学特任教授の畑澤順医師の主尋問が行われ、主として脳血流SPECTについて意見が述べられました。
2月以降も、全国で被告専門家の証人尋問が続きます。HPVワクチン副反応の因果関係を立証すべく、全国弁護団でたたかっていきますので、引き続きご支援よろしくお願いいたします。
2024/3/29 3000冊 発売開始
2024/8/31 4000冊 増刷
2025/3/31 増刷検討中
https://drive.google.com/file/d/1_ZLHCNshTxPkiZGk50mDMObglKwUomo-/view
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次号2/10はHPVワクチン副反応被害の発信情報を予定しております。
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通称「ほんとうのこと実行委員会」
https://kiyonohako.jimdofree.com/
https://www.youtube.com/@hpvposterfull